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た〜こ、た〜こたこ、たこ爆弾
2008/09/12 23:41
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る
形状記憶合金、遺伝子工学、バイオコンピュータといったテクノロジーが進歩することで得られた成果は、あらゆるテクノロジーの進歩が生むものと変わらず、防御不可能な兵器となる。この場合はタコ爆弾だ。イイダコ爆弾。淡水でも活動でき、わずかな隙間にも潜り込んで爆発する、恐るべきテロ兵器となる。全身が炸薬でできているのだから、これがマダコ爆弾となったら、恐ろしい威力を発揮することになる。国家転覆、さらには世界秩序の崩壊は時間の問題となろう。すなわち、ほんの数十年ほど先を行く幾つかの技術の開発によって、世界をひっくり返すことができるというわけだ。
日本はタコでパニックに陥る。でまあ、例の汗臭い伊能・中郷コンビが担ぎだされるわけですよ。「鷲」シリーズの第5作。伊造親分は、カジキ漁に出ていて、謎の大蛸に遭遇する。悪魔の研究所「デビル工房」の企みと見る。海上を探索していると、一人船を出して日本酒を飲む老人に会う。そういう人物こそ心の正しい証拠だ、とくる。バイオテクノロジーの権威であり、彼もまたデビル工房を探していた。そして敵は究極の攻撃兵器の完成のために、完全なバイオコンピュータの完成を急いでいた。
正しく世界征服をするなら、破壊するだけでない戦略も必要だろう。それを成し得るだけのテロリストがいるだろうか。なんかこれ以上は、脱力するので言いたくない感じ。世界各国は生物兵器の洗礼を浴び、伊能・中郷だけが最後の切り札となる。でもって、今回は特にエロエロ、グログロ。シリーズ中で、この話だけなかったことにできないかな。しかし、蛸爆弾、蛸原潜、蛸頭脳の魅力にもさからい難い。青い海から、やって来た。
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