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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

紙の本

いろんな人たちがいる

2004/06/21 07:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:13オミ - この投稿者のレビュー一覧を見る


 第3章「エロメディアな人々」は著者が物書きのためか業界の歴史に終始した感があり、面白くなかった。専門分野を扱うとこんな取材になっちゃうんだろーなー。やっぱ、素人の視点で今を描いてもらわないと。

 第1章「マニアな人々」第2章「風俗な人々」では、その分野の人がどうしてそこに埋没しているのかという心情をつまびらかにしている。刺青や女装の意味を著者は取材を通してその空気を読み取っている。女装では体験取材をして女の子の気持ちがわかったらしい。

 第4章「裏ビジネスな人々」では、盗聴・雇用調査・死体洗いなどがほんとにあるのかどうかを突っ込んで調べている。超高自給アルバイトの死体洗いの取材は難航を極め、結局そんなアルバイトはないらしい。伝説だったみたい。

 ブラックジャーナリズムって総会屋のことじゃないのかなあ。国会議員がみんな読んでる国会タイムズっていう政治業界紙があるのは初めて知った。

 危ない橋を渡るという取材は本書から読み取れなかった。ひとごとだからだけど、もっとやばかったあという体験取材を織り込んでほしい。そうすればかなり引き込まれたのに。それにしてもいろいろ勉強にはなりました。

 

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紙の本

「パンチラ、ノ−パン、ブルセラ、フケ専などの、筋金入りの「マニアな人々」をめぐる傑作エッセイ」

2001/11/14 22:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤崎康 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 中身もとんでもなく面白い本だが、しかしまず、「アダルト系」というタイトルの巧さに唸らされてしまう。米同時多発テロを特集した「アエラ」誌の、「そんなことではオサマラディン」とか、「一体どこにアルカイダ?」とかの駄洒落キャッチなど、とうていカナワない巧さだ。まあ、一昔まえなら「マニア系風俗研究」といったジャンルに分類される話題を、「アダルト系」とくくることで、さらりと脱臭し、しかしそうした方面のもつ「ヤバさ」「不健康さ」「不潔さ」はきちんと匂わせるセンスは、心憎いばかりだ。
 そして、それに見合って、ネタにたいする著者・永江朗のスタンスが、本書を過剰にマニアックでもなく、また過剰にアカデミックでもない、知的かつ痴的興奮の渦巻く一冊にしたてあげている。

 それにしても、のっけから「パンチラに賭けた青春!」の小見出しのもと、あのカメラ小僧たちの、なんとも涙ぐましいばかりのマニアぶりが紹介され、私たちを圧倒する……。投稿写真史に名を残している大阪の某氏が、毎月大量に白夜書房に送ってきた写真は、アイドルのパンチラではなく、まったく普通のOLなどのパンティだった。それはパンチラどころかパンモロ(!)なのだが、真下から正確に股間を写している彼の写真は、すべて同じ構図の、ほとんどミニマル・ア−ト的な作品であったという……。

 永江氏はそこで、切片淫乱症などというタームは使わず、「被写体の肉体や人格ではなく、とにかくパンティだけに執着していくこの熱意はなんだろう」「(彼の)写真にはパンティの向こうの女性器に欲情するという生々しさがない。あくまで即物的にパンティだけを目指している」と記しつつ、本サイトのナビゲーターでもある評論家の上野昂志の、くだんの欲望の空虚な対象をめぐる名言、「パンモロは天皇だ」を引いている。私なら、「パンティ原理主義」と呼びたいところだが……。もちろん「パンチラ」だけでなく、「S系の人々」「M系の人々」「女装の人々」「フケ専」「デブ専」等々、永江氏の「マニアな人々」への飽くなき好奇心と愛情は、尽きることなく、どの章も読みだしたらやめられないヤバさだ。 (bk1ブックナビゲーター:藤崎康/現代文化論・映画評論 2001.11.15)

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