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この人は笑いの反射神経がいい。さらに笑いについてむちゃくちゃ細かく分析している(そういう本も出ている)。
そういう理論をつくるやつの言う事はたいていくそつまらないのだけれど、彼のは大阪という水のせいかなんなのか、おもろい。
本書は「へらずの口の叩き方」「二歳でもへらず口はたたける」をテーマに、実践レッスン+後半芸人との対談デスマッチがあったりらも盛りだくさんの一冊。
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序盤でへらず口における寝技、投げ技、関節技などを解説して、その後へらず口界における猛者たちとの対談ならぬ対戦をするという構成なのだが、序盤の解説が意外とよく書けている。
ほんの40ページくらいの小品なのだが、レトリックの解説として機能しているだけではなく、文章としてもおもしろいという、なかなかの出来。
それ故、後半に期待してしまうと残念なことに。後半は、まあ、普通の対談。ファン向け。どうでもいい話だけど、高橋源一郎に触れていることにちょっと驚く。二人とも灘高ってのは知ってたけど2年しか離れてなくて、しかも、顔を覚えてるとは思わなかった。
しかし、「面白かったね。さようならギャングたち」って言葉がなんだかとても意外だった。
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ま、これは読まなくても良い本だったかな。らもの考え方が良くわかって良いけどね。キッチュといとうせいこう。なかなかの交友範囲を持ってたんだなぁ。
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中島らもの幻の対談集です。特に前田日明氏との対談がよかったです。前田氏は格闘家でありますが、読書家のようでもあり、知識が多岐に亘っている印象です。ジャイアント馬場の16文キックの話しは笑いました(P76)。