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愚行録 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー303件

みんなの評価3.8

評価内訳

296 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

タイトル通り

2015/12/16 18:42

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヨブくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

まさに、愚かな行動の記録です。
様々な人物が登場します。
そしてその人物達全てが愚かです。
人によっては読んでてイライラしたりムカムカしたり、
精神的に良くないかもしれません。
私は貫井さんの本が大好きで、明るい話より暗い話が好きなので、
とても楽しんで読めました、個人的評価は大満足です。

ただ推理小説等を良く読む方は、
途中でなんとなく話の全容や仕掛けが分かってしまうと思います。
物語終盤で様々な事が発覚しますが、
「ああ、多分こうくるだろうな」と思った通りの展開でした。
なので終盤の衝撃という意味では物足りませんでした。

ただ読んでいて、とても私は考えさせられました。
人は本当に愚かだなと改めて思ったり、
この本に出てくる人物よりも愚かな人なんて、
現実にはもっと沢山いるんだろうなと思ったり。
そう考えると、この世の中は本当に恐ろしいと思いました。
人間とは本当に愚かでどうしようもない、、
そういう気持ちになりました。

後味の悪い話かもしれませんが、
明るい話よりも暗い憂鬱な話が好きな人にはオススメ出来ると思います。

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紙の本

人間のゲスな部分

2021/01/06 03:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あかぴ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終わってこの本のタイトル「愚行録」の意味に納得しました。
ある4人家族の惨殺事件について、殺された夫婦の知人、友人たちのインタビュー形式で進められるストーリー、そして謎の兄妹の対話形式で進められるストーリー。
この2つのストーリーがいずれひとつの座標で交わっていきます。
これは読んでて混乱してしまいました。途中で何度も前の頁を遡って確認する作業が必須かと。でもそうする意味がきっと読んだ人にはわかると思います。
やっぱり貫井さんの作品はスゴイです。人間の奥底に潜む誰しもが持っている闇の一面をゾッとするような怖さで描き出しています。でも何でだろう。どんどん次の頁が気になるんですよね。

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電子書籍

鬱小説...

2024/02/19 01:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る

複数の証言で小説が構成されていて、最初は人間関係がなかなか掴めない。
この証言の目的が何なのか全く分からないまま、先の見えない泥沼のなかに引き込まれていくように物語が進んでいく。

貫井徳郎氏の小説は「鬱小説」とも呼ばれている、との事で、なるほどねぇ、と感心した。
誰しもが持つ、目を向けたくない現実や、やりきれない思いと、対峙せざるを得なくなるから。
物語全体が、灰色に覆われていて、一生そこから抜け出せないような感じもしたりする。

貫井氏の著書を読んだのは、これが初めてだったのだが、
他の小説にもこの独特のグレーな雰囲気が共通しているなら、
確かにクセになりそうだなと思った。

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紙の本

嫌悪と共感と

2020/01/27 00:30

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:beni - この投稿者のレビュー一覧を見る

一家四人惨殺事件の被害者の周囲にいた人物についての話、つまり死んだ人の話を聞く形で物語は構成されている。

読み進むうち、こういう感性、受け取り方を、喋っている人はするものなのかと分かるけど、それから見える被害者の実際は、結局は分からない。
しかし嫌な気分にさせられる。
自分も確かに持っている、人間の醜く汚い部分を、見せ付けられた感じがするから。
嫌な気分は深まっていくが、それでもページをめくる手が止まらない。面白いのだ。

片方だけの会話で進む物語の合間に、被害者と全く関係ない話をする女の子の意味が最初は分からなかったが、読み進むうちに、この子はいま幾つでどこにいて、そして会話の中に出てくる登場人物の中の誰なのか?に恐ろしいものを感じるようになる。
それは当たってた。
構成力とは、こういうものでしょうね。

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紙の本

人が生きている営み自体、愚行なのかもしれない

2018/05/20 09:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

貫井徳郎『愚行録』を読みました。
「愚行」という言葉を選んだのは、ものごとを、善か悪かで考えるのではなく、賢か愚かでとらえる、という意味のタイトルなのかなと思いました。
一家惨殺事件。
その謎に迫っていく中で語られる被害者の生前の姿を愚行ともいえるし、なにより殺人そのものが愚行であるともいえる。
でもしかし、そういう風にいえば、人が生きている営み自体、愚行なのかもしれない。
この作品、映画化されて、予告編を見る限り、なかなか力作みたいなのですが、主要キャストを演じた若手俳優が不始末をしでかして、映画自体公開できなくなりました。
それこそが、まさに愚行でしたね。

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紙の本

ぞわっとした

2017/11/15 12:29

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bibu - この投稿者のレビュー一覧を見る

展開を想像しながら読んでいましたが、まさかまさかの結末に期待通りの驚きと恐怖を味わいました。こういう事って意外と身近に溢れてるのかなと色々かんがえさせられます。

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紙の本

途中、心が痛くなりました

2017/08/09 14:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おこめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、この作品は口語体の一人称で構成されているので、セリフばかりだとダメな人は心してください。
たくさんの人たちが出てきますが、徐々にそれぞれの人間関係と性格がわかっていくごとに結果が透けてみえてきて、そして、悲しくなってきます。
一般の人の無意識を狡猾に描くのが本当に上手ですね。貫井さんにとっても実験的な作品だったのではないでしょうか。

 また、別談ですがカバーが二枚になる(映画化などのイベントが付く時)のは読者としてはお得感があって好きです。

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紙の本

傑作でした

2017/04/21 17:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハヤト - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終わって愚行録というタイトルに納得しました。人間のエゴによって起こされる浅はかな行為( 愚行)が周りの人の心に傷跡やもつれた感情を残していくのを、登場人物の語り口調のみで表現していて、感情の生々しさが強烈でした。

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2008/03/01 00:25

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2009/04/11 12:24

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2009/04/13 00:52

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2009/04/14 23:10

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2009/05/03 22:17

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2009/05/24 22:13

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2009/05/24 22:25

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