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いくつもいくつも恋をして、その度に傷ついて。それでも恋する事をやめない主人公に、すごく勇気づけられる。人を好きになるという事はすごく単純で簡単なのかも、と肩の力を抜かせてくれるような話。
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何度失敗を繰り返しても恋をしてしまうのはなぜなんだろう。
たった一つの恋で、全く違う人生を送ることになってしまうなんてなぜなんだろう。
私と同世代(20代後半)の女性ならば誰しもが思い当たるであろう、痛い思い出を呼び覚ますような一冊。
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恋愛依存というか,流されてる女の子の話.
共感できない.
最初っから最後まで同じテンションで話が進む.
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正直あまりこの主人公は好きになれなかった。
何人もの男とそれもいきあたりばったりの関係を持ち転々と暮らしていくけど、結局はわがままなんじゃないかと思う。
シノザキとの二股がばれポチに謝ったけど「一からはじめよう」と言った時点で、泉はやはり自分が中心だったんだなあと思った。
自分から離れて行く男達の後に泉には何が残ったんだろう。
ある種不器用な恋愛だけれど、自分が求めている誰かと出会う為に常に探し続けている。
それは強いようでいて実はもろいもの。
自分をぼろぼろにしているような気がして違う観点から見たら切ないものがあった。
泉がいつも音楽と共に生活してるのが良かった。2005.06.15読了
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角田さん作品をたくさん読んでみたいと思ったきっかけになった本。主人公と私は似ても似つかないけれど、たくさんミュージシャンや曲の名前がでてきたり、話がロードムービーっぽいけど、騒がしくなくて良かった。
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主人公は、人生の焦点を恋愛において生きているような女性。でも、自分に真っ直ぐに向き合っていて、人生に対しての焦燥感などに立ち向かうかのように、自分の柵を飛び越えるためかのように、生きてる。私自身は自分の枠を飛び越えすぎて被る被害が怖くて、こんな風には生きられない…。ちょっとこの主人公が羨ましい。
この本の主人公のように、恋愛一辺倒に生きてる女性ってけっこういるのかなぁ。
8.14
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これに負けちゃ駄目だ。駄目だ。あまりにも同年代すぎる。身につまされすぎる。そしてこれが直木賞作家かぁ…。
ちょっと恥ずかしい気持ちになりながらまずは読んだ。主人公泉は「かつて私がこうだったかもしれない」スタイルそのものだったから。
いきなりスミスのHOW SOON IS NOW?が章タイトルになってるし主人公はテープを編集してるし(エコバニもだ)、あぁ、私が都会に生まれたらこんなふうになっていたかもしれない。いやむしろ、こうなって「いたかった」という願望。
音楽雑誌のライターとして活躍してみたり、突如アイルランドに行ってみたり、ドラッグをキメて性交してみたり…。主人公は恋ばっかりするけどなんだかんだ言って男が途切れない程度には外見も可愛いのだろうな、とか想像してみる。
私の小説の読み方は「いかに共感できるか」。この小説はそういう意味では自分と重なる部分が多く(同年代だから当然なんですが)、つい先日も小学校のころからの友達数人で会って人生について語り合ったばかり、「ホントにいろいろ、あったね」と言いながら茅ヶ崎で花火を見たのだ。
アマゾンのレビューとか読んでたら見当違いの感想が多くていやになった。もしかして私は他の誰よりもこの小説がわかるんじゃないか、と思わせるほどに的外れだった(平凡な毎日を送っていそうな人にも、30代にもなればそれなりにびっくりする人生があるのだよ、青臭いアマゾンレビュワーの諸君…)。
読み手としての立場からだと、粗が目立つ作品だと思う。いちいち癇に障るというか腹が立つ表現もたくさんあった。紋切り型というのじゃないけれど、「この表現が新しいとでも?どうだ、すげーだろ、とでも思ってるわけ?」と作者に問い詰めたいような…。こんなんだったら私でも書ける、とか思っても、実際には書けないんだろうということは承知の上で言うけどさ。
いずれにしても角田光代はもう読まないリスト入り。
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角田さん大好きな作家なのに、これはイマイチでした。人間ってそんなに成長しないものなんだろうけど、それにしてもグダグダな感じで特に変化がなくちょっと最後まで読むのが辛かった。。05.12所要5日
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多くのミュージシャンの曲がでてくるのがおもしろいと思った。主人公の行動に対して「おいおい・・」って思うことが多かったが、どこか羨ましくもありました。
そうだよね、うまくいく事ばかりではないんだ
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各章ごとに主人公が高校生の時から30歳を過ぎるまでの恋愛の話。前の経験は何だったの?と少しあきれるくらい、危なっかしい話ばかり。あまりつながりがないし、一つ一つの恋の年月が私には短くて、そのこともちょっと合わないと思ってしまう一因かもしれない。随所に出てくる歌手や曲名が分かればもっと面白いのかもしれないけど、私は詳しくないので残念。
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言葉はなんて便利で嘘っぱちでやさしいんだろう。
角田さんは好きな作家の1人だけどこのお話は主人公がとっぴ過ぎて付いていけない…
でも、1つ1つの言葉は綺麗で美しい。
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年代別の構成が凄く好きです。そしてあまりにも笑える主人公の恋愛遍歴が!!眠いの堪えて一日で読みましたよ。
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恋をすると、バカになるのかもしれない。最後は虚しくなるだけかもしれない。
けど、人は人を求めるもので、それはとても美しいことなんだ、と思った。
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この人の本で面白かったのは、空中庭園以来。これぐらいの軽さがいいのでは。あと1冊ぐらい読んでみよう。
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この主人公はあまりにも無茶なことをしすぎるけれど、あまりにもひどすぎるけど、
人間恋愛したらみんなこんなもん。
恋におぼれて何がいけない??
みんなしらん間に溺れちゃってるんですよ。