紙の本
やっぱり芥川作品は最高だ!
2020/04/22 17:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきき - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川龍之介代表作のひとつ、「蜘蛛の糸」を含む八作品が収録。
短編でさくさく読み進められる一方、ストーリー運びやテーマ設定にはうぐぐとうなってしまいます。
紙の本
人の心に潜む闇
2020/06/03 12:52
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投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
蜘蛛の糸を久々に読みました。
悪人を通して、人の心に潜むやさしさと自分だけ助かればよいという傲慢さが手に取るように伝わってきました。SNSによる情報のやりとりが主流となるからこそ、自分だけではなく、他の人への気遣いが必要なことを、この物語が語り掛けてくれるような気がします。
昔の作品だけど、人として学ぶべきことを伝えてくれるそんなお話です。
紙の本
やはり地獄変が別格
2016/11/27 10:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題作をはじめとする八作が収録された短編集です。
芥川作品に詳しいわけではありませんが、地獄変の屏風絵を描き上げた絵師の狂気を感じる「地獄変」が一番良かったです。たまたま「月と六ペンス」の後に読んだため、西洋と日本で芸術家の狂気の書き方が比較できて面白かったです。
また、最近復刊した本書は蜘蛛の巣をモチーフにした表紙デザインに変更されており、手元に置いておきたくなる仕様になっています(電子書籍版参照)。
紙の本
教科書以来
2022/12/25 04:18
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投稿者:かん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔国語の教科書で読んで以来、読みたくなって購入しました。
人はやっぱり自分を1番に考えてしまうのかなあとしみじみ思いました。面白かったです。
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改めて読むと、「地獄変」はやっぱりすごいなー、と。昔教科書とかで読んで「ふーん」と思った人にもぜひもう一度読んでほしい感じ。これは、芥川の小説でも、好きなお話がかなり多く入ってる本。
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「袈裟と盛遠」「奉教人の死」「枯野抄」「邪宗門」「毛利先生」「犬と笛」などの短編が表題作の他に掲載されている。芥川が創作意欲が盛んな頃に書かれた作品なだけに、童話から明治物、江戸期物、王朝物などの様々なジャンルを様々な手法で描いている。芥川というと「羅生門」のイメージが強いが作品によって様々な文体を使い分けているので、どの作品にも新たな発見を読み手に与えてくれる。
古典的名作だが今読んでも楽しめる。
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地獄変と蜘蛛の糸以外は、比較的マイナーな作品の多い短編集。
中でも好きなのは、袈裟と盛遠。これは大学時代から好きで、何度か読み返してるんですが、「藪の中」の男女の心理をクローズアップさせた版、って感じです。女性が美しくないと愛せない、愛されないという勘違いから起こる悲劇。
あと、邪宗門が未完なのがものすごーく残念です。「待て次号!」って感じのところで終わってるので余計ツラいですね。「地獄変」の続編的なこの作品、あの悪魔のような堀川の大殿様と比べて爽やかインテリの若殿様がかなり好感持てます。若殿と僧侶のバトル、読みたかった…!
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地獄変が読みたくて。
いやー人間って凄い生き物だと思った。
他の短編も読み応えがあって面白かった。
蜘蛛の糸は昔教科書でやった時と違う印象やった。
芥川龍之介は奥が深いと思った。
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芭蕉の話が読みたくて買った。
世界観がエロすぎてやられた。
最高でした。こんな艶っぽい文章書けるようになりたいよー
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地獄変にでてくる良秀の芸術に対する執念はすさまじいものがありますね.
あと短篇の毛利先生も好きです.小さいころに感じた思いと大人になって感じる思いって違うよねぇ,ってことを書いていてまたそれが自分自身にリンクしてるようで面白いなぁと.
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読んでおくべきであろう
日本文学を読んでみた、その3
多分一番有名な「蜘蛛の糸」が
一番面白かった
あと個人的には「奉教人の死」も好きです
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『袈裟と盛遠』
『蜘蛛の糸』
『地獄変』
『奉教人の死』
『枯野抄』
『邪宗門』
『毛利先生』
『犬と笛』
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恐ろしくて狂気を感じる「地獄変」
愚かさを感じる「蜘蛛の糸」
どちらも私はとても好きな作品です。
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やっぱり芥川龍之介はすごいですね。
個人的には『犬と笛』が面白かったかな。
『邪宗門』も続きが気になるなぁ
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「蜘蛛の糸・地獄変」芥川龍之介
教養小説。黄枯茶。
人の機微がいちばん分かるのって、文学だよなあ。
奇しくも明日(7/24)は、河童忌。芥川龍之介の没日だそう。
袈裟と盛遠/蜘蛛の糸/地獄変/奉教人の死/枯野抄/邪宗門/毛利先生/犬と笛
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