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寛政・お庭番秘聞 みんなのレビュー

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紙の本

影は走る。

2002/07/06 23:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は以前に「相模国に斬る」「薩摩国に倒す」という2冊シリーズで出版され、その後に「影は走る」と題して1冊にまとめられたものを、文庫化に際して改題した作品である。
 主人公はお庭番の寅こと伊吹竜之介。収められた作品は、それぞれ独立した短編として読むことが出来るが、伊吹が実の兄を見つけて斬るという目的を達成するまでを描いた連作長編にもなっている。
 お庭番とは、江戸幕府のスパイのようなもので、目的地に秘密裏に侵入して内情を探り、幕府に報告することが務めである。それによって幕府は藩を取り潰したりする。しかし、藩の方も取り潰されては困るから、お庭番の存在を察知すれば密かに始末してしまう。お庭番は過酷な任務であった。
 そうしてこの作品全体も、虚無と陰鬱な雰囲気が漂っているのが心地良い。話も勿論面白いが、主人公がとりわけ格好よいのだ。著者が一番円熟していた頃の傑作だろう。

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