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紙の本
ついに終わりましたね
2004/06/28 15:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タララン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はもともとこのシリーズは徳間ノベルズの頃から
買っていたのですが買わなくなっている間に品切れになってしまい
残念に思っていました。しかし中公文庫から出ていることを
知ってまた買い始めました。長かったですね。
硬骨漢の魏徴やふだんはさえない感じの中年の道化者なのに
実体はいたずら好きの天界の美少年の童子の東方朔や
二郎の妹の三娘や叔父の玉皇大帝などひとくせもふたくせもある登場人物ばかりでした。
話もまさに人界や冥界や天界入り乱れての
テンポのよい中国歴史活劇で楽しかったです。
しかし今回の敵はまさに二郎にとって最強最大でしたね。
なにしろ敵は神の方の二郎なんだから。
しかも今回は天下の大唐帝国の皇帝を
平気で「世民」と呼び捨てにし、殺しても死なないようなあの二郎が
ついに冥府にまで行ってしまいます。
もちろん二郎がやられっぱなしの
はずがないのです。二郎がずっと抱えつづけた神と人の狭間で
生きる事の悩みに二郎がついに決着をつけるのです。
納得できる最後でよかったです。
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