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イン・ザ・プールのが良かったけど,面白さは相変わらず.伊良部のキャラには,読み手としても励まされる.
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神経科で繰り広げられる、患者さんとイカレタ医者のお話。
笑けた。
心が病んだら、こんな医者に診てもらいたいもんや。
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「イン・ザ・プール」と一緒に読む。
伊良部総合病院の神経科医。
見た目は真っ白、ぽっちゃり系で運動神経ゼロ。
すぐ泣く、おねだりする、言うことなすこと全て子供。
こんな人、そばにいたら絶対やだけど、精神的に病んでる人にとっては癒しになってるらしい。
泳がずにはいられない編集マン。自分がいつもストーカーされてると思い込んでいるモデル。
常にメールで友達とつながってないと不安な高校生。先端恐怖症のやくざ。
どれもこれもおかしいけど、傑作は「空中ブランコ」
空中ブランコにはまった伊良部先生は、ひょう柄衣装で本番に臨み、
ブランコからブランコへターンして飛び移るとき、体は回らず首だけをくるっと回して飛び移ろうとする。
その姿を想像するだけで楽しい♪
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第131回直木賞受賞作。
常識外れの精神科医師・伊良部一郎シリーズ第2弾。
表題作「空中ブランコ」を含む短編集。
カウンセリングを受けたいと言う患者に,
「話して治るなら医者はいらないじゃん」と応対し,
代償行為が必要ですと言いながら,
患者と看板に落書きするなど…
常識外れで幼稚,自由奔放な医師。
しかし,患者達はそんな医師との関わりの中で,
何かに気付き,気持ちが楽になっていく。
カウンセリングとは本来そういうものなのかもしれない。
読みやすく,笑えて,心温まるような作品。
個人的には,「義父のヅラ」,「ホットコーナー」が良かった。
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伊良部先生シリーズ第二段。やっと文庫化してくれてうれしいです(*^_^*)
ってか奥田さんって直木賞とってたんだね〜知らなかった笑
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伊良部医師の超人騒がせ&ある意味癒し系パワーに巻き込まれたビョウキの人々が、癒されながら小さな幸せを見つける過程を描く佳作(ウソです) 絶賛笑えます(これはウソじゃない) 直木賞作品の「空中ブランコ」最高。がははと笑えてクスンと来る(そんな自分がアホらしい/笑) ビョウキの人よりはるかにオカシイ伊良部センセイがヒートアップして、まさに絶好調。作者の筆致も名調子。ラストのマユミの意外な一面も感動的(笑)
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なんか軽いのが読みたいな、と思って本屋で手に取りました。イン・ザ・プールの続編と知り、買いました。
疲れてても、すらすら読めました。しかも、面白いし。なんか、アホなことやりたくなります。
しかし、イン・ザ・プールの映画を先に見てしまったので、伊良部がら松尾スズキしか連想できないのが少し悲しい。
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鬱は心の風邪と申しますが、「誰でもありうる」という意味を込めたかったらしいんですけど「薬飲めばOK」とか「病院行けばOK」とかお手軽イメージを植え付けた総合的にはあんまり良くない結果を生んだコピーじゃないかと思います。という訳で他人のふり見て我が身を治す精神科医の話。心の病気だからこそ、心が一番効果的な薬だと思う。
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言い忘れていたことがある。正しくは「困ったときは宮部みゆきか奥田英朗を読め」だった。特賞あり、はずれくじなし。それが奥田英朗だ。そしてこの作品が特賞だ。
困ったときに奥田氏の作品を読みたいのは本音だが、当方、奥田氏の作品は文庫でしか読まないと決めていて、文庫化している作品はすべて読んでいるので、文庫化→即買い…しかない。トンデモ精神科医・伊良部先生の第2弾。膨らみすぎた期待にたがわぬ面白さ。何度「フッッ」と笑ってしまったことだろう。伊良部先生を頼る患者たちの悩みはすごく身近で、そのうちお世話になりそうな気さえしてくる。もう多くは語りませぬ。読んでない人!損してますよ!早く、早く読んでください! 直木賞受賞作だが、この作品に関しては選考委員もタイミングは絶妙だったのではないか。(た)
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精神科医・伊良部の話の第2弾。
伊良部が前回よりもいい人に描かれてるかも。
伊良部の意外な特技が書かれてる。
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おもしろかった!こんな医者ありえないだろ、でもかかってみたいなって思ってしまう…患者と一緒に自分も清々しい気持ちになります☆
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ひと言でいうと、いくら探しても、欠点の見つからないユーモア小説。
いやぁ〜 『イン・ザ・プール』 より面白かった!
それもこれも全て伊良部先生のおかげだわ。
前作で初登場し、奥田ファンの度肝を抜いた伊良部先生。
ますますパワーアップして登場です。 文庫落ち、待ち詫びました〜〜〜♡
もちろん“Fカップ看護婦”のマユミちゃんも健在。何気に好きなんだ!
今回はマユミちゃんの、意外な一面を見ることができた。 好きだなぁ。
もちろん、一気読み必須です。 途中で止められる訳が無いわ。
一つだけ、注意事項があります。
決して人前や人目のつく場所では読まないで下さい。
あなた自身が、他人から伊良部先生を見る目で、見られてしまいますから。 ∴∵ゞ(゚ε゚ )ブッ
本書の患者の悩みは前作に比べ「普通」で入りやすい気がする。
っていうか…
前作の患者が、奇人・変人ばかりだったから(><;
読後、伊良部先生の方がまだ、まともだなぁ。と、思ってしまったもの。
今回の患者は5人。 以下の5人に、伊良部式・治療を施しました。
「空中ブランコ」 飛べなくなった古株の空中ブランコ乗りを、治療。
「ハリネズミ」 先端恐怖症のヤクザを、治療。
「義父のヅラ」 文字通り!養父のカツラを剥ぎたい衝動に翻弄される精神科医を、治療。
「ホットコーナー」 突然一塁へ送球ができなくなった、プロ野球のベテラン三塁手を、治療。
「女流作家」 小説が書けなくなった、女流作家を、治療。
こう並べてみると・・・ 結構、シリアスな悩みばかりだなぁ。
でもこの5人、みんなイイ奴ばっかりなんだ。
考えてみれば、嫌な奴が一人もいないのも、魅力的だなぁ。 ふふふ。
治療法方は、ただただはちゃめちゃww
初っ端から、巨漢の伊良部先生が空中ブランコに挑戦するんですから(笑)
読んでいる内に、私が伊良部先生に治療されている気分になるから、凄いや。
たっぷり、ストレス解消できますよ!
名言がたくさん出てきますが、お気に入りを。
「伊良部といい看護婦といい、この診察室は観覧車だ。乗ったら一周する間、
そのペースに合わせるしかない。」
そして、皆、魔法に掛かったかのように、完治するのだ。 (^0^ヘュ−オッホホ♪
「だめだめ。病院では総理大臣もホームレスも、患者で統一されるんだから」
物怖じなんて一切しない! 流石だわ、伊良部先生♡ アハハ
未読の方は、是非手にして欲しい。
シリーズ作品ですが、本書から読まれても、何等問題はありません。
こちらから読んだ方が、もしかしたら面白いかも・・・。
『町長選挙』・・・ 早く文庫落ちにならないかしらん。
※第131回直木賞受賞作。
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イン・ザ・プール続編、変人精神科医伊良部センセイのある意味「凄さ」が光ります 笑 短編の主人公である患者と一緒になぜか伊良部に癒されてしまった。
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変人奇人デブっちょ精神科医伊良部が主人公の第2弾。今回は大学の同級生も出てくるので、伊良部の大学時代どんなふうだったのかも少し出てくる。相変わらず伊良部も患者も面白い。
飛べなくなった空中ブランコ乗りや、先端恐怖症になったヤクザ、義父のズラと取りたい脅迫観念に駆られる大学時代の同級生等が出てきます。
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伊良部総合病院精神科伊良部一郎、すごいの一言。何やこいつはと思わせながら、最後はほろり。さすがは直木賞受賞作品。続編を期待します。