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この方の本を初めて読みました。
読みやすくてスラスラ~と読めて
あっという間に読み終わりました。
逃げ切れるのか!
この2人はどうなるのか!
気になって気になって止まりませんでした。
最後の結末は、悲しかったなぁ。。。
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台風で荒れ狂う那覇を舞台に、かつて愛し合った男と女が劇的な再会を果たす。男には執拗な追っ手が・・・。
ハードボイルドタッチ、せつない愛もあり。
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たとえはるか彼方のベルリンへ飛んで行こうと、警察内部へ深く入り込もうと、今でも『真夜中の遠い彼方』(1984年。後に『新宿のありふれた夜』と改題)、『夜を急ぐ者よ』(1986年)、『夜にその名を呼べば』(1992年)の、いわゆる「夜三部作」をこよなく愛してやまない私ですが、この本、昨年12月にポプラ社の文庫が出たばかりなのに、さすが直木三十五賞の受賞に伴って旧作を求める新しい読者のためにということでわずか7か月後の集英社文庫の登場ですが、同文庫としては1990年の初版の単なる再版だと思ったら違いました、これは船戸与一の圧倒的な熱狂的解説が加わった改訂新版なのです。
恥ずかしながらあわて者の私は、初め主人公の原口泰三を、原口統三と読み間違えたりして、ええっと、ほら、間違えた方の彼って、例の『二十歳のエチュード』を残して19歳で逗子海岸で入水自殺した詩人ですけれど、それはともかく舞台となった那覇の夜とか暑さってどんなだか無性に知りたくて、突然ひとり飛行機に乗った高校生の頃から佐々木譲には痺れまくっていたわけです。
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良質ハードボイルド作品でした。
「ハードボイルド」って言われている作品って、読んでると思わずこっ恥ずかしい気持ちになるものが多い中、著者はどの作品でも丁寧に人物を描くので、リアリティがちゃんと、そこにあり、とても楽しめる作品でした。
ただ、主人公の後ろ向きな心の闇みたいなのは、最後まで尾を引いたな。
このあとは、いよいよ警察シリーズ3部作にとりかかる。
楽しみ。
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イマイチ。
あくどい世界で生きてる人の話で、そういう人種と関わりたくと思っているからか、全然感情移入できず、自業自得じゃない?としか思いませんでした。
続きが気になる!みたいな気持ちにもなりませんでした。
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なんだかみんな人生に疲れていて、でも時々暗く光る焔を感じさせ、それでも最期はやっぱりうまくいかないところが、いい。良質のハードボイルド。
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久しぶりの佐々木譲。
うん、面白く読めはした。「犬どもの栄光」「仮借なき明日」へと続く、初期のハードボイルド作品。
佐々木さんの文体、やっぱり好きだな。男くさくて、でも色気があって・・・。本書もそう。語られないままに終わった“取り引き”の真相もとても気になるが、そういう細部を置いておいても、物語は十分に成立するのだから、すごい。
そして、ラストの場面の緊迫感は…圧巻。
だけど……やっぱり、アンハッピーエンドは好きじゃないみたい。
ということで、★3つ、7ポイント。
2013.06.08.了。
※佐々木さん、逃亡劇がお好きなようで・・・(笑)。
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ほんの僅かな逃亡期間を舞台にしたハードボイルド作品。佐々木氏は心理描写は一級品ながらアクションシーンはそこまででもなく、やや緊迫感やスピード感に欠けている。
残しページ数で結末が読めてしまうところがちょっと...
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偶然の出会いから生まれた恋、そして数年後の偶然の再開。ここまではなんだかとてもロマンチックなラブストーリーの予感もあるが、そう簡単にさせないのが佐々木さん(笑)
そこにハードボイルドストーリーが重なれば、ラブストーリーも雲ゆきが怪しくなってくる。決して叶わぬ恋に終るだろうなと。そしてまた不運な結末になるのだろうなとあらゆる想像が掻き立てられる。結末は読んでからのお楽しみで。
クライマックスでは謎を残すシーンもあり、更に読者の想像力は膨らむ。
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んー、途中軽快に読み進めたんだけどなー。なんだかなー。
大人、アダルト感もっと欲しいぜー。エロい意味で!