紙の本
じっくりゆるく描かれる世界とキャラクター
2008/11/04 21:36
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
ライトだけどリアリティがあって、ディープだけど読みやすいSF
じっくりした展開で急激な盛り上がりはありませんが、世界観をゆっくり味わえてよかった
とぼけた雰囲気と力のある設定がうまく合わさり、硬い世界でゆるいキャラがその制限内で楽しく生きてる感じです
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彗星狩りなら星5つ、
ARIELなら散々付き合ったキャラに星4つ。
ということでこれはとりあえず星3つ。
星のダンスを見においでとは関係ないっぽいですね。
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宇宙海賊な女子高生のスペオペ。完全新作は久しぶり。笹本らしい細部のこだわりに押されて前半はじっくり始まり、中盤からスピーディな展開へ。血腥さは皆無、ほのぼのでしたたかなキャラクター描写は変わらず魅力的。引きもあれこれ、次作が楽しみだが、いつになるやら。
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安心して読めるSF萌えコメ
いい意味で裏切られないし、いい意味で軽い
コンビニで買ったデザートみたいな本
ストーリーの紹介とか正直いらないよね
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アニメ五話までの導入を見てからから本を購入しての感想。
論理性を積み重ねて吹っ飛んだ着地点にたどり着く。SFにはそういう形がたくさんあるけど、やっぱりそういう「可能性」に引きつけられるなにかがあるんだと思う。
ここでは宇宙船、合法の海賊、少女、船長の組み合わせがどういう形で混ざり合うのかを楽しむというか、そこにできている説得性がどこまで次のページをめくるという行動を保たせてくれるかどうかが一番のポイントになる。自分の場合はアニメから入ったのでその部分に関してはあまり想像して読み解くということをしてこなかったけれど、一章の導入はしっかりと理由がある用にうまく組み立てられているんだなと、再確認した。
2章
ラストに「すっごいきれい」っていうフレーズが出てくるのがなんだか不思議な感じがしなくもない。単純な光のきれいさに見とれているようで、これから先の自分の行いにも魅力を感じている気持ちや、今までの怯えから変化していってる様子が見て取れるのが何とも悩ましい。抗争に巻き込まれるのは喫茶店でも見て取れたようにすぐ目の前にあるのにそこを楽しめる素質があるということなんだろうか。
キャラクターとしてはまだ転校生の「チアキ・クリハラ」が存在としてはよくわからないがアドバイザーとして重要な立ち位置にいるのと、どこまで「チアキ・クリハラ」について行くのか?が疑問。
3章
中継ステーションで設備の補給をしている茉莉香たちが正体不明の船から電子攻撃を受けている事態を察知して船の自動防御システムを作動してこれを撃退する。
4章
偽装船「ライトニング11」と電子戦を行い、これを撃退する。
・感想
アニメになかったところとして白鳥号の特徴の描写や動機づけの部分は結構精密にかかれているので一回目の戦闘の際にとった戦術の論理性とかにも割としっかりした理由があるのが解った。
あとがきまで読むとこのタイトルと物語の関係性についての記述が少しある。意図せずか、必然かこのギミックが自分のツボとかその後の複数メディア展開にはまったのかもしれない。
少々ズレるけど、OP・EDもいい感じに電波ソングとして機能する為、ここ数年にある「萌え」関連のアニメ潮流にはかなりあっているか。
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アニメ化されたので読んでみた。
タイトルがなんともアレな感じですが、中身は結構地味なSFです。
第1巻は主人公の茉莉香が海賊になるまでのお話。
萌え系ラノベに飽きた人にはオススメです。
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第1巻を読破。
アニメを見て気になったので密林さんでぽちってきました。
第1巻がアニメ第6話までのお話でした。
突然「海賊船船長になってよ」と言われた茉莉香。
私掠船免状を持った海賊って…。
茉莉香はすぐには答えを出さず、フツーどおりの生活を送って。
そこに操舵手のケインが先生にやってきて、船医のミーサ先生は保健医として女子高に潜入してきて。
アニメを見ていたので、だいたいの流れはわかっているのですが、ここでひとつわかったことが。
梨理香さんが作っていたポトフって「おでん」だったんだ…。
ポトフにしちゃなんか具材が変だなって思っていたんですよ。
おでん…おでんだったんだ…。
笑
ケイン先生視点のシーンもかなりあって個人的にうれしかったり。
そういえば、私スペースオペラって銘打っている小説を読むの初めてかも。
おもしろかったです。
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あまりに威力のあるタイトルだったので、つい買ってしまったのですが、意外や意外、あたりでした。
ライトノベルの部類に入るので、多少見くびって読み始めたのですが、スピード感のあるストーリーと、マニアックな設定等いろいろなところで心をくすぐられたので、一気に読み切ってしまいました。
内容はありがちなんですが、舞台設定と登場人物がうまくからんで、面白かったです。
続巻もあるようなので、おいおい読んでいこうと思います。
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アニメのモーパイが良かったので原作も購入。
読み終わって思ったのは、アニメから原作に入って良かったなと言うこと。
宇宙船やら計器の類やら挿絵があるわけではないので、アニメで見てからでないとイメージ出来なかったと思う。
キャラやストーリーは好きなので次巻はアニメの進捗と相談しつつ読むかな。
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正直SFなんてあまり読んだことがなく、宇宙船の描写をイメージするのが難しかったです。……ですが!思っていたよりずっと読みやすい文体、魅力的なキャラクターのおかげで楽しく読むことができましたヾ(=^▽^=)ノ
続きも買ってしまいそうです……!
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宇宙ヨット部の部活やレトロ喫茶店でのバイトに忙しい女子高生が
突然死んだ父親の部下だと名乗る二人の男女から
宇宙海賊船・弁天丸の船長就任の要請を受ける.
というわけで,女子高生が宇宙海賊になる話ですね.
「モーレツ❤宇宙海賊」の原作小説でありますよ.
面白かったよ.
スペースオペラな感じですね.
続きも読もう.
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アニメを観てから遡って原作を読んでます。
なので、どうしても比較してしまう。
小説は設定が細かくて、さらに議論や思考の過程を
しっかり描いているなと思った。
あと、チアキにドジっ子属性がついてた。
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タイトルや挿絵でラノベを想像するが、中身はれっきとしたスペース・オペラを地にしています。
文章軽いからと言ってノリだけでは終わりません。
笹本先生宇宙大好きだよねと思う講釈多く、そこが好きなので楽しめました。
女子高生が宇宙海賊の船長になるまでの話、キャラを揃えてこれから本番というところでしょうか。
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再読。
これってこんなに面白かったっけ?
まぁ、笹本さんの最高峰はエリアルと妖精作戦の二本で揺るぎはしないけど。
アニメにもなった『女子高生で宇宙海賊』で『ミニスカパイレーツ』(アニメは『モーレツパイレーツ』)というある意味あざとい設定に眼が行きがちだけど、そのあざとい設定以外は笹本さんの宇宙好きでマニアックな世界が広がる。
宇宙航法、宇宙戦艦戦、電子戦、ソーラーセイラーなどのFSファンなら興味深い内容がずらり。
女子高生の宇宙初心者を海賊船の船長に成長させようってんだから、そらまぁ必然的に内容も丁寧に解説がなされてる。
基本的にご都合主義はシチュエーションと登場人物の才能くらいか。
よくできたオーソドックスなよいスペオペだと思います。
惜しむらくは、キャラが設定に負けてんだよなぁ。
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タイトルからは想像できないほどの本格SF。 SFの知識の浅い私には少々読むのに苦労したが、戦闘のテンポはいいので楽しめました。 アニメでは描かれなかった細かい部分もしっかり描写されているのでそういった面でも読む価値はあります。 アニメになってないストーリーも気になるところ。