紙の本
切り口は面白い
2019/07/18 22:46
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミトコンドリアが実質的主人公とは!
切り口は大変面白いがいかんせん文章が硬くてぎこちないので読みにくくてしんどい。
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いつかは読んでみたいと思っていた。ふと本屋に立ち寄ると文庫になっていたので買ってしまった。人類が進化したのはミトコンドリアのおかげ。ミコトンドリアとの共生によって大きなエネルギーを産生することができ運動する能力を発展させ考える力を獲得することができた。ミトコンドリアはほとんど母方のDNAだけ増えていくという。その誰もが持っているミトコンドリアの反乱。難しいところも多いけど結構噛み砕いて説明されていて引き込まれていきました。
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おどろおどろさが、かなりいい感じ。
文明が発展したからこそミトコンドリアの存在がわかり、母系遺伝することが解明されている。実はこのミトコンドリアに意識があって、反乱を起こしたら…
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10年前くらいに読んだ作品。死んだ妻に会いたいばっかりにミトコンドリアを培養するのだが、だんだんと脅威を表しはじめ暴走する。
映画化もされましたね。ゲームにもなったし。
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理科か生物の授業で
ミトコンドリアの名を
聞いたことがあるなら。
ちなみに自分はパラサイト・シングルです。
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大学の薬学部に勤務する生化学者永島利明は、
ミトコンドリアの研究で実績をあげていた。
ある日、妻の聖美が交通事故をおこし脳死してしまう。
聖美はドナー登録していたため、
腎不全患者の中から適合者が検索され、
安斉麻理子という14歳の少女が選び出される。
利明は聖美の突然の死を受け入れることができず、
腎の摘出の時に聖美の肝細胞を採取し、
培養することを思いつく。
しかし、“Eve 1”と名づけられたその細胞は、
しだいに特異な性質を露わにしていった…。
イヴの視点からの描写や聖美の見た夢は
最初は意味が分からないけど後になって読み返すと理解出来ます。
「ミトコンドリア遺伝子は女性を通じてのみ遺伝する」
という生化学や遺伝工学の専門的分野の話が出てくるので、興味ある人にはいいかもしれません。
逆に興味ない人には置いてけぼりな感じさえしました。
中学くらいのとき、図書室で借りて読んだんですが
終盤気持ち悪かった覚えがあります。
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ミトコンドリアすごいな…! ミトコンドリアの説明が多いですがうまいぐあいに本筋に絡んでいて面白いです。
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10-14 Oct 2008 図書館
ちょっとどぎつかった。この人の生物系はもうちょっと現実に近い方がたのしい。
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面白かった。
これぞSFと言う感じでほんとっぽくておもしろい。
ほんとっぽさが怖さを増すんだよなー。
良作
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ホラーとかミステリーっぽいけど私は恋愛小説だと思ってる。
怖くてどきどきするけれど引き込まれる。
映画を先に見たおかげかイメージはすんなりできたと思う。
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2010/5/30
カテゴリはSFとしました。
専門的な解説が多いですが理解しようとしないことです。
理解しなくとも楽しめる内容であると思います。
ゲームや映画の映像や知識を中途半端に持っていると、化け物が出てきてそいつと戦うストーリーと思われがちですが、実際には戦闘シーンはなく、その誕生の過程、そこにいたるまでにジワリジワリと忍びよる恐怖を描いた物語。そんな意味ではホラーでもある。
ミトコンドリアの反乱というテーマで描かれた本作。
人間はこの数千年間、地球上でその権力をふるってきましたが、その状況は案外微妙なバランスのもとに成り立っている。ちょっとそのバランスが崩れたり、あるいは何かの拍子で他種の暴走が起こった瞬間、人類は瞬く間に消滅してしまうことだってあり得る。
本作品はそんな警告を発しているようにも思えます。
2010/5/14
ホラーらしい。SFだと思うんだけど!?
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引き込まれた。
思考回路のほうが追いつかないくらいに、
文字を目で追うのが止まらなかった。
読んだというより、見た感じ。
ストーリーは貴志祐介のISORAとだぶったけど。
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専門用語が多かったけど、それゆえにリアリティーがあり大変楽しめた。ホラーが強調された部分は怖かった。
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1012 テーマ自体が好きで存分に楽しめました!これぞ小説!もっと早く読めば良かった。日本ホラー大賞受賞。
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薬学部ホラー小説。
たまにはこういうのも面白かった。本筋のみならず、臓器移植を受けた患者の心理を繊細に描写しているあたりも好感が持てました。
でもミトコンドリアって、執念深いにもほどがありまっせ!!