紙の本
神殺しのチャンピオン
2008/11/16 20:51
5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
神を殺して、その権能を得た王者『カンピオーネ』(英訳するとチャンピオン)になった主人公【草薙護堂】が、その持てる力を発揮して災いを治めていく話なのだが、本人にその自覚が皆無なためにドタバタする展開である。始まりは唐突。いきなり【エリカ】なる美少女から呼び出されるのだが、この時点で彼女の説明がほとんどされていない。つまり読み手からすると「この娘、誰?」という感じである。読み進めていくうちに明らかにはなるが、斬新と言えば斬新な冒頭である。もともと相当の大作だったのをページ数の関係でかなり端折られたのではなかろうか。バトルはなかなか迫力あるものでカンピオーネの実力のほどがダイナミックに描かれる。外国の伝記伝承と日本の神事を絡める設定はなかなか秀逸。西洋と東洋とでは神のイメージにかなりの違いを感じるが、そもそも神に対する考え方の根っこは同じだから納得である。後半では媛巫女という存在の先輩美少女【祐理】が現れる。今後の展開が予想できるのだが、現時点で祐里は護堂を災厄の元凶と捉えていながら終盤のバトルでカンピオーネの想像を絶する力を見せつけられたために考えを新たにしていくところで本巻は終わる。次巻ではエリカが転校してくるため学園パートで騒動が起こりそうで、これもまた楽しみである。
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投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長く続いているからこそ、面白いとは思う。だけど、どうも馴染まない。
電子書籍
お試し
2012/12/20 13:19
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペッペ隊長 - この投稿者のレビュー一覧を見る
暇つぶしにはなるか
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自分はこの絵と帯をみてピーンときて買ってしまいました。
結果買って正解だったと思います。
この小説の主人公は元々魔術とかも知らない一般人だったのですが、神様を殺してその権能を奪い魔王(カンピオーネ)と呼ばれる存在になり、いろんな魔術師と関わったり神様と戦ったりする物語です。
神様の権能が使えるので無双状態かと思えばそうでもなく、使うにはそれぞれ厄介な条件があるので無双状態とはいえず、条件を満たした限られた化身で戦うので面白いです。
そいてヒロインのエリカと祐理がいいキャラです。
これからの活躍にも期待したい。
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あとがきにあるとおり、最強主人公がレベル上げすっ飛ばしていきなりラスボスと闘う物語ですね。なかなか爽快でした。便利だな、カンピオーネ。神話関連も個人的に好きだし続きも読んでいこう。
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神話バトル小説。古今東西の神々が人知れずうつろう世界で、神殺しとなった少年の、ドタバタモテモテな日常を書いた作品。スーパーダッシュ文庫では、トップクラスに面白い。神話が題材だけに、戦いの損害がウルトラマン並みに大きいのが玉に傷。かなり突き詰めたところまで神話について書かれている完成度はすごいが、そのせいで文章が若干難関になっているためマイナス☆1
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神殺しの権能を手に入れた、真面目な高校生の異能バトル。
まずは、彼がどのような能力を持っているかをじっくりと書くところ。
持っている能力をどう活かすかというのは、これからなのだろう。
異能を持つがゆえに崇められる立場だが、善良で、底に漬け込むことのできない性格は、ハーレムものの主人公にとって悪くない選択に思える。
ただ鈍感だと、愚鈍に見えて、話の面白さも削ってしまったり、よくするので。
以降も結構楽しみですよ。
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神を殺すことでその権能を奪う「神殺し=カンピオーネ」となった少年・草薙護堂と彼をとりまく少女たちのお話。いわゆるハーレムもの。
登場する神様への薀蓄はかなり深いので、興味がある方は面白いと思う。
10巻まで読了。
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超必殺技しか持たない主人公が
修行とかそういうのをすっ飛ばして
いきなりラスボスに挑むような話.
えーと,何人かヒロインらしき女性キャラが居るんだけど
彼女らの傾向って一緒ですよね?
口調だけ変えて後は同じアレですよね?
いや,気のせいなら良いんだけど全員なんだか
自己完結しているのに会話しているような,
会話ではなく独り言のような通達のような….
まぁいいや.
「神殺し」をやっちゃった少年が魔王だとか覇王だとか担ぎ上げられて
ほかの神との戦闘も押し付けられるような感じで.
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神話関係の解説がやや読み難い感じがするものの、
主人公が神を殺して手に入れた神の力を使って他の神を倒すというシンプルなもの。
お話自体はいいと思うけど、個人的にどうしてもイラストが受け入れられない...。
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【読了】丈月城「カンピオーネ!神はまつろわず」 9月2冊目
2012年夏アニメとして放送されている「カンピオーネ!」の原作小説。集英社スーパーダッシュ文庫である。このレーベル、ラノベ界ではそこまでのシェアはないのだが、地味にアニメ化作品は多いというレーベルである(Wikipedia参照されたし)。
原作小説とアニメでは、時系列の変更が行われており、アニメの1話は原作3巻の内容となる。原作1巻はアニメでいうところのアテナ編である。昨今の作品の特長として、小説は時系列がランダムになっているのだけれども、アニメ化の際は、時系列順に並び替えるという作品が多いように思う。まぁアニメの尺に収めるには、時系列順の方が分かりやすくなるからだろう。
文体としては、ラノベのわりには地の文が多め、会話成分はやや少なめといったところ。もともと神話をテーマにしているからか、やや固めの表現がめにつくというか、正直、読み方が分からない言葉が多い。中高生は読めるのだろうかっていう言葉のオンパレードである。
ただ、分からない言葉をサクッと無視して読み進めても大筋の把握には問題ない。難しい言葉はお化粧というか、雰囲気の演出みたいなものなので、本質的には無視しても影響はないだろう。
さて、きっと作者は神話に相当詳しいのだと思うのだが、この作品に書かれている神話のウンチクは知識として覚えてしまって良い内容なのか、作品内の創作が入っているのか、どうも判断できるほど神話に詳しくないので、その辺りをどなたかにご教授頂きたく候。どうなんだろう?
イラストはかわいいんだけど、味があるというか、ズコーっとなるというか、不思議なテイストな感じがするのだけれども(個人の感想です)、とりあえず顔は可愛く描けているけど、体の末端と武器の描写がちょっと苦手なのかなーとか素人ですけど、感じたりしました(個人の感想です)。
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ギリシャ神話に興味を持つこの頃。
そこで今期見ているアニメが神話に基づくものだったため、早速購入。神話のもととなる話(今回はアテナやウルスラグナ)が至る所にちりばめられていて面白い。
アテナに焦点を当てても、神格がいくつもあり、それぞれに伝わりがある。
ラノベだから2・3時間で読めるのも気分転換になっていい。
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面白かったー。ハーレムラノベは数あれど、これだけ女性陣が強いお話もなかなかないので楽しく読めた。いやー、エリカの派手な強さと裕理の静かな強さの対決が見れて今後のバトルに期待。妹の静花も強敵の片鱗をみせていたしいったいどうなることやら…。もう主人公どうでもいいな(笑)。いや、主人公も結構筋が入っているようで好きではあるんだが。
導入部はすっとばしてお話のおいしいところだけ先に見せてくれた構成は賛否あるだろうけど、展開するストーリーのテンプレと考えればよかったんじゃないだろうか。
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【魔獣戦線参考資料】
”世界最強の能力者”であるカンピオーネの彼らの力、活躍は、まさしく円卓の騎士、そのものだろう。
また、能力をただぶつけるだけではなく、チーム戦&頭脳戦でとしても参考になるだろう。
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アニメ版が結構面白かったので。
神話に関しては詳しくないのでなんとも言えませんが、設定は割と好きです。
何方かも書いていましたが、確かにアニメ版の方がわかりやすいと思いますね。まぁ後々描かれるのでしょうが。