紙の本
続編の前半
2020/05/27 10:44
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投稿者:のび太君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻に収録されている物語はかつては「続・白い巨塔」とよばれたものの前半で、自信過剰の財前によるさらなる野望が描かれている。
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原告側の敗訴に終わった裁判により、里見は大学を去る。一方、財前は学術会議選挙に出馬するように推薦され、裁判と選挙の両方に勝つことに意欲を燃やす。
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4巻からは、旧分類で言うところの「続・白い巨塔」ですね。医療裁判は第二審へ、そして学術会員選挙が始まります。
大学を去った里見先生が、近畿癌センターに就職出来て良かったです。大河内先生ありがとう!!
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ドラマ化されるたのをきかっけに読みました。
ドラマより深くて読みごたえがあります! 読み始めると、とまらなくなっていく・・・
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前の巻で少々イライラしたであろう財前ファンのストレスを飛ばす巻であり、里見ファンにはしょんぼりな巻だろう。
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まさに社会派小説!であると同時に、山崎豊子さんの、膨大な取材・調査をひとつの小説にまとめあげる力、というか才能に思いっきり下を巻かせられます。個人的にはやはり完全学究肌の里見助教授の生き方に共感を覚え、第一部(5巻セットの文庫本では第3巻の終わり)を本当に悲しく読んだものです。「名作は色褪せない」の言葉通り、40年前の小説とは思えない瑞々しさです。
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里見が浪速大学を追いやられてから、財前が控訴審でやや劣勢になっていくところまで。
この巻は話がだいたいよめていたので他の巻よりは面白くなかった。
はやく全巻読んでしまいたいという衝動に駆られる。
佐々木商店が倒産寸前まで追いやられて行く所なんかは、読んでいて本当に悲惨な思いにさせられます。沈まぬ太陽の御巣鷹山篇もそうだけど、山崎豊子は人の不幸を描くのがうまいですね(不謹慎だけど)。
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人間くさくていいよな〜こういう小説。飽きずに5巻読みきってしまいました。
財前という教授が憎めないだけに、カワイソウな人間に見えました。自分の信念を最後までつきとうしたのはスバラシイ。
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なんだか目的を見失いつつある五郎ちゃん。
もうこれでもか!というほど人間臭いと言うか、子供っぽいと言うか。
やっぱり私は財前派やな、里見先生は近い人間に迷惑かけるタイプよね。
09.04.17
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財前を訴えた裁判は、原告側の敗訴に終わってしまう。財前に対し不利な証言をした里見は、大学での立場が悪くなり、地方に追いやられてしまう。原告側は判決を不服とし、控訴審に持ち込む。一方、勝利を手にした財前は、学術会議選挙に出馬し、控訴審と選挙の両方を一度に成功させようと、再び各界の要人をおさえるよう画策する。
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どうやって調べたのかと思うほど大学病院の裏側に切り込んだ内容になっていてストーリーは面白いが、小説としてはいまいち。(好みだけど)キャラクターや情景等の描写が極端に少ない淡々とした小説。
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名医というのは、腕と人格の二つ兼ね備わった人のことをいうんでないの?
人間の欲望というものは恐れを知らないものですね。
人間一生のうちには自分の意志でやめることも退くこともできないときがあるものだ、しかし、大丈夫だよ。
学位論文も結構だが、医者の良心に恥じない証言をすることも大切なんだ。
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内容(「BOOK」データベースより)
浪速大学教授・財前五郎の医療ミスを訴えた民事裁判は、原告側の敗訴に終わる。同じ大学の助教授の身で原告側証人に立った里見は、大学を去る。他方、裁判に勝訴した財前のもとに、学術会議選挙出馬の誘いがもたらされる。学会人事がらみの危険な罠を感じながらも財前は、開始された医事裁判控訴審と学術会議選挙をシーソーのように操り、両者ともに勝利することに野望をたぎらす。
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とても有名だったので、一度は読んでみたいなと思っていて読んだ。
内容はさすが医者という感じで所々難しいところはあったものの、人間のドロドロしたところや、情みたいなものが上手く書かれていて楽しかった。
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3巻で終わりでいいのではという意見の意味がなんとなく分かった。裁判の内容も大きく違うわけでもなく、ここまでテンポよく進んでいたものが一気に減速した感じを受けた。学術会選挙の話もなんだかごたごたしてて不勉強な自分には難しかった。でもここまで来たら5巻でどこに降り立つのか期待して読んでみることに。