紙の本
ヒット本。しばらくランキングにも登場していた本
2008/09/07 18:18
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒット本。しばらくランキングにも登場していた本ですので、チェックしてみました。内容は、コンサルタントがクライアントである会社の経営者から、情報を引き出すテクニックについてです。
「ニーズではなく、ウォンツレベルでの価値創造が不可欠なのだ」
ニーズを追っているだけでは、もはや市場のスピードについていけないということ。
「どこでもいいから3分間に一度、必ずうなずいてください」
講演をしていると聴衆の反応次第で、質も変わってくる。
「コーチは選択肢を用意してくれる」
べき論ではなく、相手に考えさせ納得させるためのテクニック。
「なぜを5回繰り返せ!」
本質を探るためには、考えることが必要です。
「仮説を立てるということは、質問力の基本」
やみくもに質問してもだめ。よく中途半端なコンサルタントがこの傾向があります。本質にたどり着く前にクライアントが疲れるまたは怒ってしまう。
「30秒ステートメント」
短い時間でまとめ説明する力を持った人が必要。中小企業にはそういう人材が少ないです。
個別個別のパートでの説明はすべて納得できるものばかりです。コンサルタントを目指す、またはできるビジネスマンを目指す人にとってはよい教材的な本。
ただ、一冊の本としてみるとメッセージ性がやや・・・
http://blog.livedoor.jp/c12484000/
電子書籍
確かにそうだとは思いますが
2016/04/17 21:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:NT - この投稿者のレビュー一覧を見る
当たり前のことを難しく説明しているような気がしましたが、実践ではそう簡単に出来なくて苦労しています。参考にはなりました。
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読書の目的
質問力を磨く!
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●「創発」を起こすために質問力を磨かねばならない。
●質問力の要素は、仮説力、本質力、シナリオ力。
●質問の前には必ず事前リサーチで仮説だて。質問の場は、「仮説-検証の場」
●本質を絞ってワンメッセージ化。鳥の目、虫の目で広く深く。
●ストーリーテリング。生きた理念をつかみとれ!
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最近の熱いキーワード、「創発」。質問で深い心の声を聞くことが大事。
事前の仮説だてと、ストーリーづくりが実践していきたいポイントです。
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コンサルタントに必要不可欠な「質問力」について、
「仮説力」「本質力」「シナリオ力」の3つの切り口から分かりやすく書かれている。
「質問ツリー」、「『鳥の目』と『虫の目』」、「ワンメッセージ」などは
意識して実践していく中で磨かれていくことだろう。
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コンサルタントの基本技術をベースにしていると思うのですが、これ、という新しさを見つけることができず、★ひとつ。
蝶ネクタイチャートなど分析手法は詳細が知りたいと思ったので、著者の別の本を探してみようと思う。
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質問力が如何に大事か
コンサルタントにはなぜ質問力があるかが書いてある。
仮説力(仮説を立て考える力)
本質力(本質を見抜く力)
シナリオ力(ストーリーを持ち、人を動かす力)
が必要。
わかっているが、実行しにくいものが多い。
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「質問力」が何故求められるのか?・・・それは、お客のニーズを顕在化し、さらにはお客が気付いていない潜在的な欲求をクリアにするためである。つまり、課題を整理し、体系化し、本質を探究し、ソリューションを見つけるために質問力が必要なのである。僕自身も経験があるが、質問というものは発した瞬間に自分の実力や気力が露になってしまうものだ。そういった意味で、きれる人は質問力が高く、そうでない人は質問力に乏しいと言えるのではないだろうか!
本書では、質問力がある人の考え方、備わっている力を紹介している。その中で最も重要であると思われる要素を3つ取り上げることとする。
まず1つ目は、「仮説力」である。仮説がない漠然とした質問には、漠然とした答えしか返ってこずなんら要を足さない。仮説のある深い質問は、相手に深く考えることを促し、より深い答えが返ってくる比率が高いことが言える。
次に「本質力」である。本質力とは、場を見える化し、論理的に整理し、内容の絞込みをし、最終的にワンメッセージに凝縮できる力のことをいう。つまり、物事を掘り下げ、因果関係の全体像を探索する能力であり、これを踏まえた質問により、課題の体系化を行い、解決策の肝を探索していくのである。
最後は「シナリオ力」である。シナリオを持つことで、相手の納得度をさらに向上させることができる。「全体像」を理解し、「その場」をポジショニングし、質問の組み合わせを最適化し、優れた表現力で、相手に行動を起こさせる能力が必要となる。
以上が優れた質問を行う際に必要な能力である。
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オレにはまだ早かったな。
質問や考え方のテクニックは参考にはなったが、それは結局小手先のもの。
この本を読んで、「7つの原則」が全ての土台にあるということを改めて感じた。
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062208
当たり前のことをフレームワーク化して、言ってるだけな感じがした。
「質問」に特化されていて、文章も読みやすいから、他の同系本よりはバリアーが少ない。
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日経新聞の下の広告に載っていたから気になって購入しましたが、購入して正解の作品でした!!
質問力というものが、仕事にも普段生活することにも必要であり、その質問力を構成する要素が、?仮説力、?本質力、?シナリオ力の3つと述べられています。言われてみると当たり前のように感じますが、これらを実践していくことは難しいと思います。
私は、物事に本質を追及することが質問だと考えていましたが、この本を読んで質問にもいろいろな種類があるのだと感じました。
学生にも社会人にもオススメの一冊です。
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外出時の行きの電車で読みきるつもりで買って、ほんとに読みきれた本(30分くらい。。)
それだけ読みやすく、ほとんど詰まらずに読める。
質問力に必要な構成要素を3ポイントにしぼって、それぞれのエッセンスを著者なりの観点で書き上げている。
現場的に言うと理論は痛いほどわかるけれども、できないよね〜、という感想を持ってしまった。。
いわゆるロジカルシンキング本の後に、ラップアップとして読むには良いかと思います。
世に出ているロジカルシンキング周りの知識を整理したいときに読むとよいかも。
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コンサルタントの大きな仕事の1つがヒアリング。質問を通して、クライアントの抱える問題の本質を探りだし、問題解決の手助けをするのがコンサルタントの仕事。というわけで、「質問力」のあるなしがコンサルタントが仕事を進める上での最も大きな部分と言える。この本は、コンサルタントの質問力を「仮説力」「本質力」「シナリオ力」の三つに分けて説明し、いかに質問力が問題解決のために効果的かを説いている。クライアントの抱える問題を探り出すという点で、コンサルタントは心理カウンセラーに近い存在といえる。著者のコンサルタント経験で培ったノウハウが詰まっていて、内容の詰まっている本でした。
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コンサルタントにとって「質問力」は命であり、そのために必要なのは「仮説力」「本質力」「シナリオ力」の3つである。
それらを磨くにはどうすれば良いかが、明快にまとめられている。
・事実から全体像を示す
・ボトムアップとブレイクダウンを組み合わせた蝶ネクタイチャートを使う
・呼び水の質問とは
・鳥の目と虫の目の視点
・フレームワークを使ったシナリオ作り
などなど。
ちなみに「語彙力も大切」とあり、本の中で紹介されていた「語彙力推定テスト」をやったら、私は中学生レベルでした…。
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この本は、質問力を切り口にコンサルタントの全般的な力を
記載しています。ですので、質問力っていう事に特化している
ってわけではないです。
要点は、
1.質問力は全てにおいて非常に大切な力である
2.現場のそして相手を理解し、本質を突け
3.基礎的な力も必要だし、それがないと話にならない
の三点です。
全体を通して、色々と書かれているのですが、結局は「論理的思考能力」が
重要であり、それが備わっているとよい質問が出来、結果質問力があると
思えるのでは?と思いました。
そして、語彙力が必要という事と業界知識が必要という事は、
当たり前ですよね。
私が思うのは、相手が言っている事でちゃんと説明されていない事に
突っ込むのはとっても良い事だと思います。またそれが鋭い質問になったり
します。
例えば、相手が「この研究は〜で・・・を明らかにしたいと思います」
という事に対して、「そもそも明らかにすると何かあるんですか?」的な質問です。
これ、結構考えてない人が多いので。
相手が漠然又は思いこみで何かを行っている時に、その前提条件をまず疑ってみる。
こうする事で、出来る奴!と思わせる事は可能です(笑)
って、話がずれましたが、新書ですし手軽に読めるのでちょっとだけ
おすすめですね。
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本書は以前読んだ「コーチング入門」に良く似ている。
「コーチング入門」では対象者に対し「傾聴、質問、承認」を徹底すると記されていたが、
本書はその「応用編」のような感じがした。
つまり「コーチング」の理論を応用して、コンサルタントとしてのスキルをミックスすることにより
クライアントも唸らせる「質問力」を身につける。
また、質問力をつけるために「語彙」を増やす必要もあるし、それらを「使えない」と意味がない。
今回一番痛切に感じたのは「ロジックツリー」や「フレームワーク」に代表されるようなスキルが
自分に欠けているということ。
早い時期にこれらのスキルを身につけるべく関連する書物も読んでみたいと思う。