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中国が何を考えて昨今報道されている行動に至っているのかを詳細に分析された本。そして、日本という国が真の意味で主権在民にならないといけないと著者の青山繁晴氏は警鐘を発している。
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沖縄が100年後も日本であるために沖縄を中国から守る。
今生きている自分のことだけを考えるのではなくて、未来の命のために命を捧げる。これはいい話だと思う。
でも、日米印豪とかはどうかな? ラマヌジャンのインドのはずが、数学オリンピックで悪い成績だったし。オーストラリア人には、ライアン・コネルがいるし。
青山氏の父親が繊維産業と関係なければ、シガニーウィーバーの父親が鉄鋼産業と関係なければ、とは思う。
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青山繁晴は関テレANCHOR水曜日の「ニュースでズバリ」のおじさん。
シンクタンクの所長で外交の専門家。で小説まで発表していることは事前に略歴を調べて知ってたからまえがきの文学的な語り口に特別驚きはしなかったけど今まで見てきた青山繁晴のイメージが変わった。
まず、この人の視点は(当然だけど)戦略的外交の立場で一貫している。中国のずるさと日本のずぼらさとを行き来するように告発しながら実質有用な対中論(対中観?)を展開している。
中国が得意とし、日本外交に欠けているセンスとして青山繁晴は地政学を挙げている。中国は侵略戦争を第二次大戦後もやっている唯一の国で、西南北の地続きの国にけん制しつつ、結果仲直りをすることで残る東を視野に入れ始めた。まさに三国志の国。
米軍を動かさずに東を侵食する絶妙な手段で日本領海の天然ガスを吸い上げるという強行もその流れに沿う。
尖閣諸島の領有如何を当面棚上げにすることで合意したはずがそれを無視してガス田を掘ってしまう中国。明らかにルール違反。対する日本は資源大国になる可能性があるのに目下必要でないから、あるいはどうせたいしたガス田じゃないからいらんという判断。つまり後代の国益なんてわしらは知らんという判断である。
青山は『子々孫々に手渡す』というような表現を要所で使う。後代の日本のためを思って政治をやれということだけど、こういうことをひとつの信念として論じる人はあまりいないし、自分はこういうおっさんをずっと待っていた。
終わりの章はなんか泣ける。
09.2.6
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青山さんの本を始めてよみました。圧倒的な筆力。日本のことを真に憂いていなければここまでかけません。
あなたとあなたの子孫のためにぜひお読みください。
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言いたいことは分かるんだけどね。嫌みじゃなくて。
でもこの人のすごさはたぶん一緒に現地にいないと
わからんと思う。
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同著者の『王道の日本~』の中国と日本に限定し、詳しくしたバージョン。
地政学の基本を知ることができた。
ロシア、韓国、中国と三国から侵略されているのに、何もできない現状がはがゆい。