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こじらせ系女子を自覚している身からすると、私は雨宮さんとまた違うこじらせ方なのかも。
でも、すべてが自意識による所為だというのは納得。
最近はモテないことを語る女性の本が増えているけど、やっぱり何もかも自意識のせいなんだよなぁ。
ちなみに、巻末の久保ミツロウ氏との対談も最高!
このために買う価値があるぐらいに共感しまくった……。
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超こじらせてた頃を思い出した。
思いだしていたら、まだ全然こじらせ中なことに気付いた。
ワガママも矛盾も見栄もしたたかさも
宇宙より大きく抱えている女子が、それでも好き。超めんどくさいけど
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仕事もやりがいも人それぞれ。
好きな事を生業にするという意味を実感したというか、自分のしている仕事、未来のことをすんごくすんごく考えさせられた。
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途中までは「俺がおる!」と思いましたが、最後の対談で男は仕事とモテが同時に上がるとか言われて、自分の場合もっと根が深いのかもと思いました、まだまだ頑張れってことかい!?
こじらせ系は自己分析して色んなコト改善しちゃうとか、結構努力してるとは思うんですが、一回落ちなくても良いトコまで勝手に落ちたのが悪いので、自業自得という結論に至りました。
生きることがただの懺悔にならないように小さな目標達成を少しずつやってくしかないですなー。
自分で勝手にダメになった、って言葉には首を縦に振るしかなかったっすねー。
前向きで、ちゃんと確実に前に進んでるのに「なんでまだそんなところにいるの?」って人は触れてはいけないイタい時期があった、ということで。
まわりに結構こじらせ系が多い気がするんだよな。このレビューに何か感じるものがあれば、この本読んでいただくのが吉かと思います。
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喪女あるある系のライトな出だしから、中盤から終わりにかけては結構暗いエビソードが続きます。
ブスだから、とか、容姿に関する特定のワードを取り上げて「ここが駄目だから、~こうである資格がない」と決めつけて、本来こうありたい、という自分の理想像と敢えてかけ離れた行動を取ってしまう、というのは自分にも随分身に覚えがあって首肯しましたが、文中でも書かれているように、結局最終的に本当に駄目な原因は見た目でも周囲の環境でも無く、自分の何かと何でもこじらせたがる性分が招いているんですよね。
容姿のコンプレックスを「これがあるからあれが出来ない」とはなから難癖を付け、周囲の人を妬み僻みながら卑屈に生きていく事は本当に何より自分自身に取って一番残酷で酷薄な行為だと思います。
これって「分かっちゃいるけどやめられない」に似ていて、誰もそんなにお前に興味無いよ、って頭では分かっていてもつい自分で自分のコンプレックスをまじまじと見つめて「何でこうなんだ、ああなんだ」とじっくりと解決しない、出来ない事について延々と悩む、悩んだ振りをしてしまうんですよね。
また、最終的に立ち返るポイントが「自分の性根」であるという点についてはとても大事な事を言っていると思うと同時に本当にその通りなんだよなと再認識させられました。
容姿として不出来なのが悪いんじゃない、内面がブスなんだと。
僻み根性丸出しで常に周囲に諦観と敵意を垂れ流しにして生きていてどうして美しく生きてけようか。
自分を攻撃対象にしてきそうな人物を勝手に仮想敵と見なし、撃たれるかもしれない砲撃に怯えながら憎悪しつつ生きていく・・・最早病気です。
結局最大の原因は自分のひん曲がった根性なんだという事と、じゃあどうしたらその自分のコンプレックスと判断してる要素を包含して自分という人格を認めてあげられるのか?という事について・・・は、人それぞれだと思うけど、結果的には、というか最終的にはやっぱり一番単純に「自分に正直になりなさい」という事なんだと思う
常に本心を嘘で塗り固めてその場しのぎのぞんざいな対応で周囲にも自分にも嘘をつき続けていれば、絶対にいつかしわ寄せが来る。
未だにこじらせまくってますが、そのこじらせっぷりを堂々と赤裸々に開示してくれて、それを自分の中にあった鬱屈した物と照合し見つめ直す事をさせてくれたという点で、非常に気持ちのいい一冊でした。
周囲にとやかく言われる事を恐れて、またまだ評価もくだされていない内から駄目だと決めつけて自縄自縛で動けないという後ろ向きな無限ループからさっさと抜けだす為にも、もう少し自信を持ちたいなあと思います。
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峰なゆか×雨宮まみ「こじらせ女子 総決起集会!!」http://www.pot.co.jp/news/20111219_112955493926391.html を読んでいて、男の俺が言うのもあれかもしれないけど、結構共感する部分が多々あって、買って読んでみた。
思えば今年は、サブカル系の本でこの女性「性」を巡る名著がもう一つあると思っていて(『アンアンのセックスできれいになれた?』北原みのり)、どちらにも共通しているのは「抗いようもない自分の「性」をどのように肯定することができるか?」という問題だと僕は勝手に思っている。そして、その問題は女性だけの問題ではないのではないかと僕は密かに思っている。それは森岡正博さんの『感じない男』でも主題となっていること。
だからこそ(?)、本書の内容にも、男の僕であっても凄く共感できる部分があったし、心を揺さぶられてしまうような箇所も多々あった。
特に最後の「男だ女だというのにとらわれたくないと思っているのに、それにいちばん強くとらわれていたのは自分だったということ。」(p.212)まさに自分の正鵠を射ていると・・・・・。
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AVライターの自伝エッセイ。前半の学生時代は笑えてイタイ内容、一転後半は仕事観や女である事の悩みが赤裸々に語られている。エロとかセックスにも触れてて、女性の心理って複雑なんだなと改めて感じる。巻末「モテキ」の久保ミツロウさんとの対談が面白い。
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男子としての楽しい人生を今現在進行中でこじらせてる身としては、女子をこじらせてる人間の書いた本というのは、なんだか他人事にも思えずで、内容もかなり共感する部分あったりでとても楽しめた。
ようは非モテは共感する部分多いけど、美人orイケメソは読んでもどうなんかなって思った。
「女である事の呪縛のようなもの」との戦いであるのだけれど、同時に「女扱いもされない」著者なわけだけど。結局甘い蜜なんて吸ったことねぇよ!な人なので、だからこその視点だとか、深い洞察力満載です。
ぼく自身も男子としての甘い蜜吸った事ない非モテのnotイケメソなんで、共感する部分かなりあったり。
あと女性の感じている呪縛的なものはリアリティがあって、男としては凄く興味深かったというか、反省するところ満載というか(俺は日ごろから気つけてる方だけども!)
女子社会の話で面白かったのが「自分には絶対に勝てない駄馬だから安心して身近に置いて友達のふりができるんです。自分が負けるかもしれないライバルと仲良くするだなんて、よっぽどできた人でなければ無理ですからね。」ってところ。
そういえば中学の頃は美人な女子は必ずブサイクな子を隣においてたなぁって....。あーなんだかリアルな現実ですね。。
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いつもキラキラしたエントリーを書くブロガーさんが紹介されていて、興味を持って購入。...これは勉強になった。目から鱗というか、これまで解けなかったことが解けたようなポイントが複数あったけど、文字にはせず感覚として蓄えておこう。
本を読んですぐ、どんな雰囲気の人が書いているのか気になって画像検索。
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読んでる間は体中痛かったけど、読後の気分は妙に爽やか。別に眼前の問題は何一つ解決しないんだけど。
この本は、全ての「ああ、人生って生きにくいなあ」と思う人に読んで欲しい。女子はもちろん、男子も。おっさんもおばはんも。
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20代後半モテない系、AVライターな著者の半生を見ながらリアルな「こじらせ女子」像を描き出す!
「奇刊クリルタイ」のインタビューから興味が出て買いました。
(↑はてなの非モテ論壇の方の同人誌)
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最終章「当たり前の解放」と久保ミツロウさんとの対談でわーーーっ私のことが書いてあるーーーっとなった九州長女系こじらせ喪女(30)
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女ながらに幼少期から過剰な性欲を抑えられず、でも厳しい両親の元に育ったため色々と抑制された思春期を過ごしてきた著者が大学受験で東京のホテルに宿泊したときに人生初のAVを鑑賞する機会に恵まれ?まんまとAVにはまってしまい、大好きなAVのライターになるのね、その著者の幼少期から今までのノンフィクションノンストップ自叙伝的な・・・
彼女のコンプレックスは半端じゃないけど、人は誰でもコンプレックス持ってるから共感できるところはあるはず。
女ながらにそこまでブッチャけてしまう勢いと根性はアッパレ!見習いたいとこだね、でも私は一般人だからそこまで突き抜けるのは無理だw
ぶっ飛んでるのにだいぶピュア(真のピュアな人が聞いたら怒るかもw)、赤裸々の極みです。
文章のテンポがいいからすぐ読めます。
嫌いな人は大嫌いな本だから気をつけてね。
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なにもレビューを書かんでも・・・と思ったが、一応読んだので・・・。
ところで、こじらせる、といういい方、最近ちょくちょく見かけるけど、すごくイイ!と思う。これ以上にぴったりくる言葉があるだろうか。誰が言い始めたんだろう、こじらせる。
で、女子をこじらせる。
この雨宮まみさん、自らの人生のアイタタタ・・・な部分(本人は、全部痛いみたいに書いてるけど、そんなわけないよね!?)を、丁寧に丁寧にこれでもかとえぐり、さらけ出している。先陣を切ってこんな本を書くなんて、涙が出ますよ、ええ、ええ。誰がついてくるっていうんだい、まったく。
何が彼女を駆り立てて、こんな本を書かせたのか、さっぱり分からないけど・・・でもここまで出すとか、ほんとにすごい。裸になるより恥ずかしい!
悩める女子達におすすめ。だけど劇薬すぎなので、☆1つ。
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異性を欲情させることが自分の存在価値だと信じた女子の苦闘を書いているが、「他者の価値観を内在させてしまった者の生きにくさ」という視点から見れば、男女を問わず多くの人の共感を呼ぶ本だと思う。