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内容紹介
東大の博士たちはいかにして科学者になったのか? 若き研究者8人の生の声が聞こえる一冊。瀬名秀明氏と池谷裕二氏の対談も収録。
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企業の研究費用が年間12兆円なのに、大学は3兆円。研究したいなら企業に行った方が良い。
科学者なんてのは何の資格もないから、食べていくのは大変。
知の追求は学際的になるべき。 象牙の塔に篭らないでもらいたい。
社会を知らない学者、博士なんて要らない。
世界で戦えるのか、東大で。世界で戦える教育をしているのか。そもそも東大って官僚養成機関でしょ?博士になるなら私立に行った方が自由に良い研究できるんじゃないのかな。もう東大なんて、世界あkら見たらゴミみたいなもんだし。
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学生時代に戻りたくなってしまう本だなぁ…。大学の勉強(研究)って、楽しかったなぁと懐かしくなりました。
ジェネリック医薬品の話とか、よく知らなかった語句の背景を知れたのもよかったです。
ちなみにこの本の文系版もあったらいいのになぁ…。
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執筆者の全員が学生時代から勉学に対して高いモチベーションを持っており、単位をとることばかりにあくせくしていたわが身との違いにただただ恐れ入るばかり。最先端の研究の現場にいるという歓びと情熱がとても強く伝わってきて、こちらも仕事との関わり方を見直したくなる。仕事に疲れたとき、何度でも読み返したいと思う。
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東大博士課程卒or在学中の8人が、自身の研究内容や東大に入った経緯などを紹介する。
巻頭にある、監修者2人の対談で、
なんでその道を選んだのかを聞くのではなく、いまの研究テーマにはまり込んだ具体的な理由を探るようにしています。
とあるように、
研究テーマを選んだ経緯がとても具体的に書かれているというのが本書の特徴であると感じた。一見どうでもいいような、でも個人的にはすごく気になるところが書かれていて、非常に興味深かった。
また、こちらも巻頭の対談で、
高校生ぐらいの段階で過度な固定的な夢を持っている人は、私からすると窮屈でちょっと気持ちが悪い。そもそもサイエンスはたえず進歩する業界だから、自分がプロとして飛び込む頃には、高校生の頃の状況とは変わっているはずですし。
この言葉は、とても本質を突いているように感じる。
自分が何に興味が有るのかなんて、簡単にわかるものではない。進路なんてささいなことがきっかけで決まってしまうこともある。それに、人生を大きく左右する(かもしれない)決定を高校生に課すのはなかなか重いのではないだろうか。
東大には、大学2年の終わりに進む学部が決まる進振り制度という制度があり、大学受験を終えてからの2年間で進路をあせらずにいろんな情報を収集しながら考えることができる。本書ではこの制度に対して賛成の意見が多かった。
短くまとまってるのでとても読みやすい。自分と同年代の人が多いため、大学や教育制度に対する問題意識が近いのかもしれない。
これから大学受験、大学院受験する学生や、博士課程の学生にはぜひぜひお勧めしたい本。
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東大、と付いていると企画が通りやすい
パラサイト・イヴ
選んだ理由ではなく、ハマりこんだ具体的な理由をさぐる
サイエンスは耐えず進歩する、状況は変わっているはず
4つのなぜ
目的 原因 発達・学習 系統発生
良い建物をたてるには知識を総動員
実際に現場に携わらなくとも、実践者を通じて関わることができる
第一原理計算
科学のための科学者、科学者のための科学者、社会のための科学者
ミツバチのダンス言語
もう思い切ってダイブ
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研究や仕事について、とても具体的なことが書いてあるので、「大学院にいくと、どんな暮らしになるのか?」など理系進学の将来をイメージしやすい。
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瀬名さんと池谷さんの名前につられて買ったものの、正直内容は大したことなくてがっかりした。東京大学で学位をとった人が書いた文章なのだが、参考にならないうえにメッセージ性もないため、読んだ後でなにも頭には残らなかった。東大に天才ばかりがいるだけでないことが分かってよかったとは思うが、東大出身者に「僕って大したことないんです」といわれるとどうにも腹が立つのだがこれはどういう心理なのだろう。
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20代後半から30代前半の東大出身の博士(博士課程在学中も含む)8人が、東大に入るまでの道のり、現在の研究テーマ、科学者をめざす若者へのメッセージなどを語っている。
自分は文系なので、理系の人の生き方を知るという点で興味深かった。特に、堀部直人氏の「科学の世界地図をつくる」のが科学者の醍醐味であるという指摘や鞍馬彰義氏のインフルエンザ治療薬を例にした創薬のステップの説明が印象に残った。
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東大に学部から入学し、そのまま博士課程まで進んで博士号を取った若手研究者たちが、自分の生い立ちから研究者を目指すに至ったきっかけ、今後の展望を書いたものをまとめた本。共通して、東大は優秀な同窓生、先生と知り合え有意義であると感じているのが印象的だった。そして自分の研究生活には満足しているものの、同じことを後輩に勧められるかというと(大学に残る場合)躊躇してしまうことも共通して述べられていて、考えさせられた。
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将来について悩んでいた時に生協で見かけて面白そうだったから即図書館で借りた。視野が広まったしなぜか安心感。博士に進む不安要素をはっきり言ってくれてるからかな。その上で進学している人々。年齢も割と近いし。
自由に自分の頭の中で楽しんで勉強している彼らに良い影響を受けた。教養学部の授業良いなぁと思ったけど、私もどんな授業もとれる立場にいるんだ。
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東大で博士号を取った8人たちの学生時代の体験や研究生活の紹介をした本.監修者の好みが反映されたのか生物,医学に関する研究が多い.研究の結果よりも「日常の研究」のプロセスが臨場感をもって書かれているのが,この本のユニークな点.いろいろな研究があるものだと感心して読んだ.特に創薬の研究は難しいが面白そうだった.
多くの人が東大の良さとして,幅広く学べる教養部の存在をあげているのも興味深かった.この教養部を面白い存在にしているのは,優秀な教授陣の力もさることながら,優秀な学生の力でもあるだろう.自分の専門にすら興味を抱けないような学生の多い大学ではこういう制度はうまく機能しないような気がする.
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自分とあまり歳の変わらない大学院生や研究員が語る理系の生き方。8人の方が、それぞれの研究内容と研究者になろうとした経緯などを順に紹介していく形式だが、分野が似たり寄ったりのところが多いし、文章うまくないなと思ったり、ちょっとがっかり感はあった。
ただ、それでもそれぞれの人の研究に対する熱い気持ちにはあこがれる。自分が博士に進む予定はほぼないんだけど、進路を考える上で参考になった。
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「東大」とタイトルに入っている本はクソ本ばかりだと思っていたが,この本は初めに前書きで「そうすると企画が通りやすい」という趣旨のことが筆者自身の筆で書かれていて潔さを感じた.(しかしこのタイトルを見て手に取ってみようと思う層はどのあたりなのか.それはたぶん編者が想定しているより上だと思うが.)
はじめの章で瀬名さんと池谷さんの対談が乗っていて,後半部には現在博士課程に在籍する学生が各々の境遇や研究内容を比較的自由な形で書き連ねている.全部が全部面白いわけではないが,どれも専門外の人間にもわかりやすく書こうと努力していてなかなか楽しめる.
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日頃縁のない理系の世界に触れることができる面白い読み物でした。八人の執筆者それぞれが巧みな文章力で読み手をひきつけてくれます。科学のありがたみを実感できるこういう書籍がひろく普及するといいなーと思います。
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8名の博士研究者にかなり詳細に語っていただいているので,何かと参考になると思います.基本的にはドクターの学生向きか?マスターの学生が読むにしても,ちょっと厳しいかな?