紙の本
ギブアップしました。
2013/08/17 16:35
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投稿者:つばさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この手のネタの本は好きなので頑張って7巻まで読んだがここで断念。
主人公を含めてキャラが薄っぺらく、設定やストーリーがチープすぎる。
ギャグなのか何なのか分からないがネタが古すぎて読者にわかりづらい。
視点がコロコロ変わるので感情移入しにくいし、話のテンポが悪い。
展開が安易すぎて盛り上がりに欠けるし、何がしたいのか理解できない。
主人公たちの成長物語と言うが、キャラのエゴが目立ちすぎていまいち成長しているように感じない。(まぁ、現実の人間なんてそんなもんかも知れないが)
自分は主人公至上主義でもないし、英雄一人で戦争に勝てないのも大いに納得できる。努力や根性、正義、友情なんてもので何とかなってしまう話は嫌いだし、ファンタジーの中にリアリティがあるのは良作の条件の一つだと思ってはいるのだが・・・、なんだろう、この作品は何かが足りない。
リアルの戦争観を昔のRPGの中に持っていって継ぎ接ぎしたような、うまく言えないが妙な違和感と物足りなさを感じる。
合う人には合うのだろうが、自分には不向きな作品だった。
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予想外の展開。
まさかこうくるとは。
あと初期参入ヒロインズの転職で「ファイター」という選択支にそういえばただの村娘だったのか、と再認識。
思ってみない展開に、何気に次巻が楽しみに。
あと、主人公の考え方は王道でわかるけど、それをくつがえしてこそのラノベではないかと。
きっとそうしてくれると信じてるぞ。
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ランダル王国の復興に手を貸す事になった主人公達一行。解放したランダルの王女・パールを迎え王国を再建。
そして彼女の元で戦っていた百星騎士団を鍛える事に。騎士団のメンバーは子供ばかり。そんな騎士団の子供たちを鍛え、徐々に力と自信を
つけていく展開はとても良かったです。特にラムダが悪役になって厳しい鍛え方をしていくのがいいですね。こういった憎まれ役も必要だよね。
ラスト、攻めてきたアークの部隊の輜重隊を発見してそれを奇襲する事で戦いを有利に運ぼうとするユーゴ達だけどそれは罠。
どうにか逃げ切るけど、砦のほうを本隊に強襲されショウとエルとは合流できず、そして彼等を残したまま王女であるパールと共に他国に協力の
要請に行くしかなくなる。ユーゴにとっては初めての敗北。今後どんな展開になるのか続きが気になります。
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最初の方は面白かったのに、政治や軍事ネタを挟まれると途端につまらない考察ばかりになる。
和製RPGの限界というべきか、作者の力量不足というべきか。
俺TUEEEEのノリだけでやってれば良かったのに、なぜか展開は小国が大国を倒す軍記モノへなだれこみ始めた。
そして、その流れが本当につまらなすぎる。
あれこれと言えることはあるが、一番の問題は「少年兵」を肯定的に捉える考えの無さ。
「RPG的な世界なら子供でも大人が倒せる。大人より純粋だから子供を鍛えた方が良い」ときた。
本当に驚いた。
極端に言えば、それは「爆弾さえあれば子供でも自爆はできる」という話と変わらないだろう。
リアリティを求めるような作品ではないにせよ、ここまで破綻した考えを提示されるともはやリアリティうんぬんではない。
共感できない考えのもとでずっと登場人物たちに行動されるのだから、読んでいる側のストレスたるや、想像を絶するものである。
主人公たちも子供なのに? もちろんそういう考えも沸いた。
だがどうしても気持ちが悪い。
他に選択の余地がないから仕方なく、ではなく、むしろ率先してそれを行おうというのはどうしても受け付けられない。
もうさっさと風呂敷を畳んでしまうべきであると痛切に感じた巻だった。