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短編集なのですが、どれもとても読みやすく、1作品目の『蝶々雲』は悲恋なのになんだかすっきりあっさりしていて、なんだか不思議でした。切ないんだけど、さわやかな悲恋で。表紙にもそれがすごく現れています。他の短編も読みやすくて、好きでした。
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甘酸っぱい話もあれば、生きることの苦しさや恋愛の苦しさも描いていて、大好きな漫画家さんです。特に、芦原さんが描く男の子がツボなんですが…今回は、これでもかってくらいつツボな男の子ばっかりでした♪
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表題作;不覚にもウルっときた。幼少期の初恋が何年後かに時を経て解決するというお話。
▲時間の流れが解決するというのは芦原氏の作品にはありがちで、鉄板なのかしら?とか思うけど、ストーリーだけを追うとベタだわ…と、何の感慨もないのに、読むとけっこう揺さぶられるのはなんなんでしょうね。▲絵が良いのかなぁ?なんか線の細い感じ。
*同時収録「中学1年生」「中学2年生」「中学3年生」・・・あんまり覚えてないけど、こっちの方が表題作より面白かった気がする。(泣き形じゃないから?)
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瀬戸内(せとうち)に浮かぶ過疎(かそ)の進んだ小さな島。そこで暮らす清(きよ)、完太(かんた)、ゴマは同い年の仲良し三人組。そんなある日、東京から転校生がやって来る。色白でかわいいその女の子・六花(りつか)は、いつしか三人と一緒に行動を共にするようになるのだが…!? 読者待望!! 芦原妃名子のセンシティブ・ワールドが単行本化!!
●収録作品/蝶々雲/中学1ねんせい/中学2ねんせい/中学3ねんせい
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初めて読んだ芦原さんの作品がこれ。
幼馴染4人の話なんだけど、みんなが持つズルさとか優しさとかが織り交ざって少しややこしくなっちゃう話。
でも別に誰も悪くはないんだろうね。
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『蝶々雲』、『中学1ねんせい』、『中学2ねんせい』、『中学3ねんせい』の短編集。
主人公の設定が幼く、どこか懐かしい気持ちにさせられる。自分の気持ちに素直で真っ直ぐな主人公達が印象的。
『蝶々雲』を読んだ後にカバーを見るとなんだか切なくなります。
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「中学1ねんせい」六花ちゃんが海に飛び込んだ後の、清ちゃんの置いてきぼりをされたところなんか胸がキュンとなりました。
カバーからして、清ちゃんの失恋は予感できます。
カバーをひろげてみると、清ちゃんのことを見守っているゴマ君もいるではありませんか
ちょっと粋なはからいかも、、、、、
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蝶々雲は最後にゴマが来るところが気に入ってます。
中学3年生は、私の生きる指針になっている程強い思い入れがあります。
「耐えて耐えて耐えて、いつか今の生活から飛び出すんだ」って台詞に凄く心を打たれました。
それ以降、辛くて苦しくて全て投げ出して逃げたくなったときには、この言葉を言い聞かせてます。
芦原妃名子さんの漫画はどれも深くて心に響きます。
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雰囲気が好き。あと主人公が報われないってのも珍しくて好感が持てた。まああの流れからくっついたらそっちの方が嫌だけど…
完太はぶっきらぼうで女の子にも興味なさげだったのに六花に出会ってから初めて女の子を意識しだす描写にきゅんとした。出来れば六花か完太目線のストーリーも見てみたい。
あと、たとえ「自分の思い描いていた幸せ」と違っても思いもよらない所から「別の形の幸せ」がやってきて実際はそっちの方が本当の幸せだった、という人生によくあることがこの漫画のラストでほのめかされていて素敵だと思った。
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辛いけど綺麗で、物語の中の時間が凄く素敵に感じられました。
恋ってこんなにも綺麗なんだなと(誰が言っとんねんですが)