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紙の本
新たな障害の登場
2009/07/19 15:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
平理事長の知人の孫を治療することになった命。平理事長自身、助けられないと思っている患者に対して、命のとる行動は…。
常に革新的な医療を目指すヒーローの物語なので、憧れて小児科医を目指してくれる人が増えれば良いなあ、と思う。反面、小児科医が色々な面で辛いところもあるだろうから、そういう現状を伝える作品も必要なんだろうなあ、と。
リスクをとって果敢に治療に挑めば、医療事故として裁判になるかもしれないという恐ろしさは、給料を高くするくらいで解決する問題ではない様な気がするけれど。権威主義というのは悪の権化みたいな言葉だけれど、そういう目に見えないものが人々を抑える力を無視するのも、社会を崩壊させる原因になるんじゃないかな?
電子書籍
急展開
2019/08/15 18:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:透子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平理事長は命を試す最終試験として不知火にある提案をするが……
とうとう平理事長も陥落したと思ったら、とんでもないダークホースが現れましたね。
怖いことにならないか、いつもとは違う意味でも、ハラハラさせられました。
今巻では、副院長の真意もとうとう明らかになりましたし、いよいよ見逃せない展開になってきましたね。
紙の本
助からない場合にはどうするのだろう
2018/01/02 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の医学では救えない命がある。それを命がどうするのか知りたいところである。結局本作では、助かりようがないだろうと考えられていた患児が命の案で回復したわけであるが、しかし実際には助からない場合だってあるはずなのだ。
『白い巨塔』では財前が救えるか否かを素早く判断するのに対し、里見が救えない患者も最後までなんとかしようとあがく。では前者が悪で後者が善かといえば、そうとは言い切れないのが医療の難しいところだ。財前は救える患者かを素早く判断することで1人でも多くの救える患者を救おうとしているのだ。里見がこだわったせいで、患者が余計に苦しむ事だってある。あくまでも本人の信念によって態度を決めているわけで、そこに正解というものはないのである。本作の命は里見に非常に近い性質を有しているように思えるが、実際の社会ではこうしたタイプはいかに才能があろうと生き残っていけないであろう。フィクションでは活躍しても、実社会では疎まれ妬まれで早々に出世競争から脱落するはずだ。そんな命が絶対に救えない症例に遭遇し、救えなかった事態をどのように克服するのかを描いてほしい。
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