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すっかり仲良しになった姉弟。父親は位も高いし、あまり子供たちと交流が無い様子です。
琳は、髪もベリーショートのままなので、ケンジと並ぶと双子のよう。
横山教官が見抜いた通り、カチャノフ教官は琳をさりげなく、しかし何かと贔屓していました。
さらに彼は、抗争のどさくさの最中でいきなり琳に愛を告げ、なりすましスパイだったことを自ら告げます。
正体は、なんとキーファ。
唐突な展開について行けなくなりそう。
ベリベリとマスクをはがして見せる彼。
カチャノフのマスクをしていても、自分の長い髪の毛は切らず、たなびかせるんだー、と妙なところが気になりました。
抗争の最中、横山教官が爆撃を受け、鼻血を出して倒れる様がかなり怖いです。
マンガで、クール系の女性が鼻血を出すというシーンはめったにないので、汚れ役になったところが意外でした。
その様子を見て、逃げ出す父。
小さな人間性が見えてきます。あるいはまっとうな生への欲求?
最後に、息子ケンジを助けて命を落としますが、助けたのもたまたまで、殺されたのもたまたま。
結局父親の登場はどんな意味があったのか、よくわかりませんでした。
芸術家の割に、俗物的な側面ばかり気になったキャラクターでした。