紙の本
都市伝説“親指さがし”に関わってはイケナイ
2005/07/13 23:00
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
“都市伝説”はいつの時代にもあるもので、私が子供の頃に流行ったのは“口裂け女”だった。
夜、街灯の下にコートを着た女性が立っている。通り過ぎようとすると、「もし？」と声をかけられる。その声がくぐもっているのは、大きなマスクをかけているためだ。女性は、こう尋ねてくる。「私、きれい？」と。ここで肯定すると、「これでも？」と言ってマスクを取り、耳元まで裂け鋭い牙の並んだ大きな口を見せられ、更に、「同じようにしてやろう」と、カッターナイフで口を切られてしまう。否定すると、シクシクと泣き出し、いずこかへ去っていく。
口を切られるのはごめんだが、命をどうこうという害はない（否定すると切り刻まれてしまう等の、別パターンも存在するが）。だが、“親指さがし”はマズイ。面白半分で真似ると、命にかかわるというのだから。
本書は、同名のホラー小説を漫画化したもの。原作にはいないオリジナルキャラが登場するものの、その役割には十分納得。原作を知っている人も知らない人も、同じように楽しめるだろう。
そうそう、漫画化にあたって作画を担当した綾村切人を、忘れてはならない。明暗のハッキリした絵柄が、内容にマッチしている。トーンを多用した絵では味わえない“味”があるのだ。
しっかりと再現された原作独特の雰囲気。ということはもちろん……恐怖も再現されているということだ。
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山田悠介さんの小説の
コミック化。
都市伝説が現実化するという話。
ちょっと物足りませんでしたが
ホラーとしては成立していると思います。
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親指…返セ。７年前、由美が聞きつけてきた奇妙な儀式の噂から、武たち５人が遊び半分で始めた“親指さがし”。……儀式が終わって目を開くとそこに由美の姿は無かった。そして…大学生になった武は失踪した由美を見つけるため、あの時の謎を仲間達と解こうとするが、それは彼らに訪れる惨劇の始まりだった……。
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もの凄く絵がお上手。
綺麗でかっこいい絵です。
話は表紙のとおりホラー。
そこまで怖くはありませんが苦手な方はやめといたほうが無難かと。
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ホラー漫画。原作の方を後半まで読んでてこの漫画の方で全部見たけど、漫画のほうは絵が綺麗でグロくて怖かった。映画化されてます。原作の山田悠介さんは文章力がどうの言われてるみたいだけど、個人的には読み易い。（自分にも文章力がないということか）
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恐さ…的には何度も読んでいるウチ薄れていくんだろうけど、絵も綺麗だし、結構痛い描写がリアルで、個人的には大好きな一冊。
何よりも、オールトーンレスの技術が凄い!!
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綾村切人さんの絵が大好きで漫画版もつい購入してしまいました。さすがに絵がうまいだけあってグロさ満載。
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なんでこの人の作品はこんなに物足りないんだろう。。。
好みが合わないだけなんだろうけど、やっぱり物足りない。
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山田悠介の同名小説のコミカライズ。
さすがバーズコミックス。
このグロさは嘔吐感を催すほどよい。
ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃーーーー。
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作品解説（帯より）7年前、由美が聞きつけてきた奇妙な儀式の噂から、武たち５人が遊び半分で始めた“親指さがし”。……儀式が終わって目を開くとそこに由美の姿は無かった。そして…大学生になった武は失踪した由美を見つけるため、あの時の謎を仲間達と解こうとするが、それは彼らに訪れる惨劇の始まりだった……
コンビニの漫画コーナーで発見したこの「親指さがし」。その奇妙なタイトルはどこかで聞き覚えが……やっぱり山田作品じゃん！ これは買うしかないと思い（どうせつまらないんだろうなあ、と思いながら）購入。いやはや、参りました。作画の綾村さん効果でしょうか、かなりゾクっとさせられます。これは一読の価値ありです。小説は読んでませんが、きっとまあ、その、ね？
