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みんなのレビュー39件

みんなの評価4.1

評価内訳

39 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

朝鮮出兵の嫌戦感と悲壮感の裏で行われる忍びたちの壮絶な闘い

2009/12/27 16:30

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る

秀吉の朝鮮出兵に備え、肥前・名護屋へ大名たちが集結を始めるところから、朝鮮上陸後、勝利を重ね続けるものの戦いに限りなく、やがて朝鮮水軍のまえに補給路が困難な状況になり、兵たちが朝鮮出兵が終息することへの思いを強く思い出すまでを描いている。
それと平行して、本巻の書題である忍びたちの活躍が濃厚の描かれている。

この先、天下にもう一波乱あると見た甲賀忍びの動きと、これを察知した真田の草の者たちの暗闘と脱出劇が一番の見所。
とにかく生き生きと動き回り、闘いを繰り広げる忍びたちに息をすることも忘れて読み耽ってしまう。

期待をしていた跡継ぎ鶴松の死と母・大政所の死によって躰と精神が蝕まれていく秀吉の姿と、無謀な朝鮮出兵により徐々に兵たちが疲弊していく状況が、大名たちの続けなければならない闘いへの悲壮感と嫌戦感を、生々しく描き出している。

伊豆守信幸の元を飛び出した鈴木右近の動向も描かれており、この後どのように真田家と交わっていくのか楽しみにさせ、徐々に真田昌幸・信幸・幸村の間に微妙な空気が漂いだしていることも、今後の真田家の行く末に想像を巡らせてしまう。

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紙の本

秀吉の朝鮮出兵を表として、草の者たちの暗躍がむしろメインに描かれている4巻目

2017/03/19 00:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

『真田太平記』の面白いところは、真田昌幸・信幸・幸村親子を中心とした真田一族が戦国時代末・安土桃山時代・江戸時代初めにいかにして活躍したかを描いているだけでなく、その背後に「草の者」と称される歴史の表舞台に出てこなかった者たちの暗躍が描かれているところだと思いながら、読み進めてきたところですが、この4巻目はその「草の者」そのものがもっぱら描かれているのがすごいです。
むしろ真田一族が脇役となり、「草の者」たちが主役であるかのように、巻頭から数十ページにわたって甲賀一族の頭領同士のやりとりが続きます。ここがまたすごいのですが、豊臣秀吉が権勢を振るっている最中に、その先を見越して動きを始めようとする「草の者」の見識が十二分に描かれています。
さらに、そのあとには「草の者」の生き様とでも言えるような、田子庄左衛門が真田の草の者・お江を救う顛末が描かれており、これもまた読み応えがあります。
大きな歴史の流れとしては、秀吉が天下統一を果たす一方、その先が不透明となりつつ朝鮮出兵を企んでいくところが描かれています。上で書いたように、真田一族は脇役に押しやられたような感じで、そのあたりは淡々と描かれています。それでも、信幸・幸村兄弟がそれぞれの道を歩み始めたり、幸村が大谷義継の娘を娶ったりという、今後につながっていくエピソードも盛り込まれており、すぐ5巻目を手に取りたくなってしまうのです。

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2016/01/24 19:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earthbound - この投稿者のレビュー一覧を見る

「われら、忍びの者に限らず、人という人は、自分のためにのみ生くるのではないぞ。おのれの無事を願い、おのれのために尽くしてくれる他の人々のために生きねばならぬ。生きなければならぬ。これが人という者じゃ。」
忍び者もの達に焦点を当てながら、豊臣政権の脆弱性と昌幸・信幸・信繁の生き方がかわっていく様を克明に描いています。

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2005/10/27 22:04

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2006/03/22 10:50

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2006/11/28 17:49

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2007/12/04 14:13

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2010/10/03 09:17

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2010/05/06 00:41

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2012/02/08 03:04

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2012/03/28 15:22

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2012/03/22 00:51

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2012/05/19 20:55

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2012/06/11 19:53

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2013/02/28 20:05

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