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1章 「問題解決」を急がない技術
2章 「自分探し」を急がない技術
3章 「学び」を急がない技術
4章 「人間関係」を急がない技術
5章 「目標達成」を急がない技術
6章 「夢」を急がない技術
やめる
眺める
捨てる
脇に置く
吉田典生さんの本は5冊以上読んでました。
手に取り、ぱらぱらしていたら、、、
自分探しで迷走し続けないために、感動にダマされない。
この1行で買った。他にも心に刺さるフレーズがたくさん。
良い本に出会いました。
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急ぐとどういうデメリットがあるのか、それを認識して取り入れることができれば、この本の元が取れると思う。
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ゆっくり行くことを恐れるな、立ち止まることだけを恐れよ。
急いでも無駄だ。大切なのは、間に合うように始めることだ。
行動しながら、解決策を探る。
仕事や人生においては数学のように回答は一つではない。これは小学生の頃に父が言っていたな。
迷走に陥っている人は魂ここにあらず。探究している人は、社会の中でちゃんと自分の役割を見つけてる。
あえて強引に目の前にある仕事に没頭してみる。
大事なことは、知らない世界、未知なる相手への好奇心。
今ここにある現実を夢に合わせて設計する。
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人には 人のペースがある
急がなくても良い 恐れるのは止まること 止まってはいけない
相手に対し 苛つくとき
相手の速度 ペースを測る
相手の状況を考える
感動が目的になりすぎないこと
人の心は移ろいやすい
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仕事が速い、決断が速い等は「目指すべき技術」として私は認識していますが、速く行うためには急いでしまった結果、失敗や後悔したことを記憶しています。この本の著者である吉田氏は、良い結果をだすために「立ち止まる=急がない」ことで大切なものを確認して進むヒントを示してくれています。
急がないためには、早く出発する、準備を怠らない事くらいしか私には思いつかなかった私ですが、この本には私にとって多くの「気づき」を与えてくれました。
今後の社会人生活にもそれらを活用していきたいものです。自分の過去には、未来の自分をつくる原材料がある(p84)は、自分のログを記録し始めてから最近感じたことでした。
また、夢=達成したい出来事にとどまらず、達成を通じて本当にしたい価値のレベルまで掘り下げる(p245)ことは、目標を作成・実行するときに肝に銘じておくポイントと認識しました。
以下は気になったポイントです。
・問題について、様々な人の見解を聞いて、別の角度から考える、仮説を立てて行動しながら本当の問題を探る(p23)
・急いでいる自覚があるときこそ、時間を区切って事前準備を集中的にやる(p26)
・保留が重要な意味を持つのは、答えが1つでないこと、すぐに答えを決めてしまうことが大きなリスクに生じること(p34)
・答えではなく、ヒントを求める、どこにヒントがあるかを自分に問いかける(p40)
・人は考えて動くのではない、本当に人が力強く動くのは、自分の感情を深く揺さぶられた時だけ(p64)
・自分を探している時期があった成功者に共通していたのは、「他人を自分の鏡にして気づきを深めた」こと(p78)
・月に1回くらいは、知らない人、ふだん観ないジャンルの映画、足を運ばない書店のコーナーに行ってみることで、違う色の自分を見つける(p80)
・裏マニュアル(実際の出来事に合わせた工夫を加えたもの)を作ることに、本当の意味での「学び」があり、用意された表マニュアルに頼るのは情報の確認に過ぎない(p93)
・勉強するときに注意すべきことは、資格や学習した内容と自分の将来像のマッチングを意識すること(p99)
・学びを急がずに成果を出す人は、3つの観点から環境設定を大切にする、1)時間(予備時間の設定)、2)空間、3)人間(p105)
・急がない人はインプットしたらアウトプットし、めざましい結果など期待せずにふたたびインプットして、またアウトプットにつなげる(p126)
・好感度の高い相手には「心のブレーキ」、印象の悪い相手には「心のアクセル」を携える(p145)
・結果ではなく、やり方に意識を向ける、やっかいな相手に対して理性を効果的に使うには、不満・怒り等を、Q(質問)P(提案)R(要求)に変える(p157)
・大きな目標を立てるのではなく、小さな目標を設定して、前向きな修正を繰り返す(p181)
・夢の実現に自信を持っていて行動を起こし始めていても、安易に人には言わず、言うときには相手��慎重に選ぶ(p220)
・夢を語る相手の要件として、1)その人も大きな夢を持っている、2)長所や物事の肯定的な面をとらえて大事にする、3)あなたを親身に思い、あなたの強みに目を向けてくれる、4)客観的に自分や物事を見れる(p222)
・○○になると決めた人は、決意しているからこそ夢と現実のギャップを直視する(p233)
・夢に向かうために「捨てることを」明確にする、「実現したい」ではなく、実現することを前提にすべての行動を組み立てる(p237)
・質の高い練習(努力)の継続は、結果を裏切らない(p241)
2012年4月28日作成
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早くしなきゃ、真面目にやんなきゃ、うまくやんなきゃ、焦りを感じてる、早く終わらせたい、という思いが私にはあり、それが神経症にも繋がってるのだと思う。そんな人に、立ち止まってみるといいよ、と気づかせてくれる本です。読んでよかった本。
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より早く、より多くの成果を出すことが有能である証であるかのように思われがちだが、実際には必ずしもそうではない。
本書では、誰もが陥りがちな「問題解決」「自分探し」「学び」「人間関係」「目標達成」「夢」を「急ぐ」ことへの警鐘を鳴らしている。大事なのは成果ではなく、過程を如何に実りあるものにするか、ということである。
成果を求めるあまり、オーバーペースになって失速しては元も子もない。時に立ち止まり、全体を見渡し、軌道修整しながら、周りとの共存の中で、数ある選択肢の中から最良と思われる行動をとる。もどかしいようでも、これらのことがきちんとできている人ほど、結果を焦って猪突猛進する人より、よりよい結果を出すことができている、ということだ。
自分の生活を振り返るのに、よい指標となった。