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チョコレートコスモス みんなのレビュー

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みんなのレビュー441件

みんなの評価4.3

評価内訳

441 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

驚くほど視覚的な良作

2011/08/31 22:33

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 伝説のプロデューサー芹澤が、新しい舞台のためにオーデションをする。

 作者のあとがきにもありましたが、ほぼ「ガラスの仮面」です。
 特に、芸能界のサラブレッドな、東響子は亜弓さまみたい。
 が、対抗する天才少女飛鳥が、一味違う。
 確かに、常識では考えられない天才っぷりを次々に見せてくれるけど、マヤとは全く違います。

 すごいな、恩田陸。

 「ガラスの仮面」を知っていて、マヤの天才っぷりを見ていても、また別の天才を創造できるってすごいことだと思う。また、亜弓みたいといった東響子だけど、彼女も本質は亜弓とは違う。もっと、地に足がついた、そして、がむしゃらになることをいとわない人で、亜弓とは、自己顕示欲の出方のベクトルが違う。

 ともあれ、「ガラスの仮面」のオーディションシーンのわくわく感を裏切らない。そして、それ以上の芝居の向こう側にあるもの、を見せてくれます。
 
 そう。とても、これ以上ないほど、視覚的なのだ。
 
 シリーズは、3部作になるらしい。
 続きがとにかく楽しみです。


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紙の本

女優~女たちの戦い

2012/02/28 14:57

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

「演劇」や「舞台」をテーマにした本作品。華やかな舞台の上で裏で繰り広げられる、女優~女たちの戦いと挑戦の物語。
物語の導入部から中盤までは、何人かの女優の日常を物語として、「演劇」の世界にどれほど人々が情熱を傾けているかを描き出している。当代きっての天才女優や、最近台頭してきたアイドル上がりながら実力を持った女優。またその二人の、顔には出さないけれどバチバチのライバル意識なども面白い。また異色の登場人物として、演劇を始めたばかりと言う大学生の少女も、うまくキャラクターを作っていて非常に好感触。演劇は始めたばかりで本人の意識もまだまだ素人とだいうのに、その演技力や感覚は恐ろしいまでの物があり、どんどん成長していく自分に戸惑ったりもする。「その道の努力をしていない天才」というのを描くのは、きっと大変だったろうと思う。が、さすがの筆致で非常に魅力的なキャラクタに仕上がっている。まったく違うタイプの「天才女優」達のコントラストと傾ける同じ暑い情熱が、物語をどんどんと盛り上げていく。
そして中盤からは、伝説のプロディーサーが新しく作る、舞台作品のオーディションへと物語が展開する。選ばれた物しか、参加する事すらできないそのオーディション。そこに集った女優たちが、何とかその作品に出演したいとオーディションで火花を散らす。このシーンはもう、圧巻としか言えない読み応え。物語に引き込まれる、というより女優たちの演技に、舞台に引き込まれていく。作者の素晴らしい筆致を感じられるこの部分は、時間を忘れて手に汗握りつつ、一人の「観客」になる事が出来た。
嬉しい事に続編もあるらしい。ぜひ次も読んでみたい。久々に時間を忘れて「読まされた」作品でした。

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紙の本

さすが

2021/07/22 01:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭に人を観察している少女を脚本家が観察するというシーンが出てくるが、いったいこの後どんな展開になるのかとわくわくさせられた。さすが、本屋大賞と直木賞をダブル受賞した作者の実力の高さを感じさせる。後書きに、漫画雑誌の「以下次号!」のわくわく感を再現したいと思った、とある。
舞台のオーディションをテーマにした話なのだが、大学の演劇部をベースにしたセミプロ劇団に潜り込んだ、初心者ながら天才的な演技を見せる冒頭にも登場したちょっと不思議系の少女の話と、商業ベースに乗っかったプロの舞台で活躍する、サラブレッドの若手実力派女優の話が並行して進む。オーディションで二人は交わるが、こういう展開は、登場人物が増えて、名前を覚えるのが苦手な私にはつらい。えっ、この人どっちの関係者?とページを戻ったり(紙だからいいけれど、電子だともっとつらい)
さて、天才少女、もちろん平凡では物語にならないのだが、あまりすごすぎても、現実感がなくなる。演技だけでなく、演出までしてしまうのはちょっとやりすぎかと。まあ、作者はファンタジーノベル大賞の出身者ではあるが。
あと、オーディションものだからしょうがないのだが、同じ舞台が何回も繰り返される。ちょっと涼宮ハルヒの憂鬱を思い出してしまった。
というところで気持ち減点だが、四捨五入して5点の評価。

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電子書籍

チョコレートコスモス

2019/05/05 08:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

「演じること」は、俳優さんだけの仕事じゃあない。自分のことがわかっているのは自分なのかな?自分の小宇宙を懸命に生きている私たち。そんな私たちの生きる意味と向き合える小説でした。

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紙の本

演劇への情熱

2018/08/24 20:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ストーリーを全く知らず、他の多くの恩田陸さんの作品と同様に幻想的な作品と思って読み始めてしまいました。
しかし全く違い、これは、あくまでリアルな小説です。演劇への情熱というものが深く描かれていると思いました。また読みたいと感じた傑作です。

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紙の本

演劇も書けるのすごいな

2023/05/31 22:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

びっくりする程面白かったです。一気に読みました。想像よりもオーディションは後半から始まったのが意外でした。

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電子書籍

面白い

2017/05/13 13:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねこる - この投稿者のレビュー一覧を見る

演劇に興味がない方でも楽しく読める。
心理描写と情景描写のバランスのいい作家さんだなと感じた。とてもサクサク読めます。
このまま読み終わってしまうのが寂しいなんて感じたのは久しぶり。

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電子書籍

天才

2017/05/10 19:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tomo - この投稿者のレビュー一覧を見る

役者について書いた物です。蜂蜜と遠雷の役者バージョンでしょう。オーディションの様子をうまく活字で表現しています。おもしろい。

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紙の本

最高に良かったです。

2015/03/26 18:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:rosso - この投稿者のレビュー一覧を見る

途中から本の中の世界に引き込まれ、その先の内容を知りたくてわくわくしながら読みました。読後の印象もよく最高と感じる本の一つです。

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電子書籍

若い女優達の話

2017/07/23 05:51

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る

書評もいいのが多かったし この作者なら大ハズレもないだろうと 買った本で まあおもしろかった。 けど 結局誰が主人公だったんだろう? というところで なんかちょっとピンボケ。 若くて才能がある女優達が 役の獲得のため戦うというところが スポーツアニメみたいでおもしろかった。

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電子書籍

続きがとても読みたい本です。

2015/03/29 13:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

演劇に魅入られる人たちの気持ちが、その魅力が、伝わってくるようなお話でした。どんどん引き込まれて、一気に読んでしまいました。続きがあり、三部作になるという話を聞いて、とてもうれしくなって、改めて手に取りました。実は『ガラスの仮面』を読んだことがないのですが、この本を読んで、関連する記事を読んで、こちらも読んでみたいと思いました。

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電子書籍

チョコレートコスモス

2020/11/30 22:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る

オーディションの話である
個人的にはすんなりと早く読めた作品で面白かった
途中「あれ?この設定あの漫画のようだ」と思ったが何のことはない作者さんもその漫画からヒントを得ていたようであとがきに記されていた

読み終り続編出てたら良いのになと思っていたらあとがきにその事も記されていた
【追記】
と思ったら続編ダンデライオンが掲載されていた雑誌が休刊されて今は2部3部とも宙に浮いた状態らしいです

誰か何とかしてください(笑)続編読みたいです

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紙の本

もっと遠い場所へ

2019/12/11 14:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっと飛鳥の背景の説明の文章が硬く感じたが素晴らしい作品。
この作品は響子と飛鳥の良き腐れ縁の始まりなのかもしれない。
二人は演劇の真髄を目指して果てのない道程を共にするのだとしたら。
二人の舞台を観られないのがもどかしい。

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電子書籍

面白かった!

2019/05/31 08:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る

天才たちの話。面白かった!演劇に興味がなくてもたのしめる。なんとなく、続きが出ないかなーと思わせる感じがしました。

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電子書籍

わたしにはまあまあ、、

2017/08/20 19:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

引き続き恩田さん読書月間。とにかくオススメの物語を読んでいる。が、本作品はそこまでのめり込めなかった。なんだろうか自分が舞台にあまり興味なく、知識もないということと、佐々木飛鳥という人物が突拍子もなさすぎてついていけなかったから、かな。こんなカメレオンのような子がいたらかなりびっくりしちゃう。だって自己を消して同化できるってもう魔術の世界。様々な色に染まれる訳者さんってのはすごいと思うけれど、やはり裏に努力の様子が垣間みれる方が親近感が湧く。むしろ演出側の人々の方に注目した。新人発掘の昂揚感、気持ちいい。

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