紙の本
旅立ちのストーリー
2010/08/15 00:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本には、様々な形の旅立ちのストーリーが収められている。
生まれたときから予定されていたもの、突然訪れるもの。転機はそれぞれだけれど、一つの終わりであり何かの始まりであることは変わらない。
そしてこの作品も、次巻からは新しい展開に突入するようです。
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魅力的な脇役がもう出ないと思うと寂しい。ただ、引用の仕方がいつも以上に良かった。
ホテル編の終わりが結構急展開だったからあと一巻分くらいゆっくりやってくれても良かったなぁ。面白かっただけに少しもったいない。
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本当に心が洗われる。心が疲れたら読みたくなる素晴らしい本。
最高!
この巻のすべては
「今日は死ぬにはもってこいの日だ。
生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。
今日は死ぬにはもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬにはもってこいの日だ。」
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今回は佐々倉さんがお店を去るのか、というお話です。前々から出てきていた人物が多数登場して懐かしい気持ちになりました。
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いろいろな人の転換期を描いてますね。
一つの時代が終わり、新しい時代が始まる。
始めるために終わる。
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あんなに面白かったのに、ここ2・3巻は、話の勢いも、漂う空気も、佐々倉のテンションも低迷中。佐々倉は常に悩んでいて、お客は暗い。最初の頃の、暗いが、救いがあるストーリー調に戻して欲しい。またこの巻では、大事な役者が一人、居なくなってしまった。これもたいへん残念。
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テーマは明日への扉。
毎巻違うテーマで、人と人とのかかわりの本質を、サービスという視点から描いていますが、今回は重要人物との別れが特に印象的です。
人生の契機は、何かを得たときと失ったときである。
ただし、より大きな契機になるのは失った時だ。
という言葉が印象的でした。
特に感銘を受けたセリフは
「変化なんて土壇場の崖っぷち。追いつめられて逃げ場失ってイヤイヤ選ぶさぁ。だから血が出るほど苦しい。でも、苦しむときはしっかり苦しまなきゃ変われんさ。」
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新人弁護士の名前が角田?!?!?!?
何故?
意識してるの?
好きなの?
ラジオ聞いてたの?
他にもヘルズアームのマスターの話や会長の最期と、
いつもどおりに見所たくさん。
特に一番グッと来たのは翼が両親にカクテルを作るシーンです。
泣きそうになりました。