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環境テロリストとは、いったいどういう人たちなのか? そんな疑問を持っている人には、おすすめの1冊。
動物愛護団体や環境保護団体という名のもとに、犯罪行為をしてまで自らの主張を社会にアピールする、異常とも思える抗議行動の数々が紹介されている。落書きや脅迫電話、暴力などの個人攻撃や、社屋および関連施設などへの放火、窃盗行為、船舶に対する運航妨害、異物の投げ入れ、はては沈没といった、まさに手段を選ばない彼らの「正義」の源はどこにあるのか。また、これらの常識を超えた過激な抗議活動を支える潤沢な資金は、どこから出るのか。そうした部分にも、丹念な取材が行われている。
和歌山県太地町のイルカ漁を盗撮し、別の映像をつなぎ合わせて編集された映画「ザ・コーヴ」が、第82回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門で受賞してしまうような奇妙な感覚のブレが、世界と日本の間にはあるが、この本は、そうした、単に文化の違いというだけでは済まないギャップの方程式を解く一助にもなるのではないだろうか。
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和歌山県太地町のイルカ漁をテーマにした映画「ザ・コーヴ」が
アカデミー賞の、なんたら賞を受賞したのは最近のことですが。
こういう如何わしい映画が何故受賞してしまったのか。
環境テロリストの実態とは。
日本でもお馴染みになった「シーシェパード」とは。
「イルカやクジラのためなら命も投げ出す」
「人間こそ地球にとっての害」と、一見すると狂った発言を抜かす連中。
常人には到底理解不能な方々が今、ターゲットを日本に向けた模様です。
政府の毅然とした対応が望まれます。
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環境テロリスト(特にシーシェパード)について、誕生から現在の構成員などの状況まで詳しく書かれている。
アカデミー賞を受賞した「ザ・コーヴ」の撮影・編集の問題点も書かれており、日本が環境テロリストを撃退するために必要とされることも言及されている。
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著者も書いているが、環境テロは21世紀の流行病。
和歌山県太地町の現状を見ると、日本人にも多くの予備軍が
いることがわかる。
いずれ世間を騒がす環境テロが起こる事が筆者の懸念だが
大惨事にならないことをいのるばかり
環境問題やNPO活動を考える上で必読書と言えるだろう。
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テロと言っても中東の国々、或いは宗教がらみの組織では無く、環境保全という一見テロリストとはかけ離れた物。現代ならではの現象だと思う。
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産經記者の書いた本ということで警戒しつつ読んだけど,内容はまとも。シーシェパードに代表される過激な環境保護団体の成り立ちから現状まで。その思想的系譜を簡潔に表す「緑は新しい赤」という格言に納得。タイトルで若干煽りすぎてるけど。
エコテロリストの特徴は,白人・中流・高学歴と言われる。 彼らは権利意識が高いわりに自らの権利について闘う必要がない。人類の所業を呪い"地球生命のため"という高尚な理想に燃えて突き進む。 こういう成分は大なり小なり誰しも持ってる。原発事故後の日本でも道を踏み外す人が増えてるのかも知れないと思うとちょっと怖い。
欧米では結構賛同者を得ていて,下のような悪趣味デモも行われてるらしい。日本でも反原発関連でこっちの方向行っちゃったのが散見されてたような…。
【閲覧注意】スーパーの精肉パックになりきって食肉の残酷さを訴えるデモとか引くわ…。横たわる模擬血糊べったりの活動家たち。こんなんでビーガン仲間が増えるとは。 Meat Is Murder meat pack - Google 検索 https://t.co/KpsQxKDPM4