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≪目次≫
序章 生きづらい時代だから本を読む
第1章 不安を鎮める読書ー鎮痛剤
第2章 前向きな気持ちを起こす読書ー気付け薬
第3章 折れない心を作るための読書ー栄養剤
第4章 自分を取り戻すための読書ー体質改善
第5章 もっとメンタルを効かせるための工夫
あとがき
≪内容≫
『情報は1冊のノートにまとめなさい』の著者の読書論。なんとなく、ビジネス書よりも難しい本を読んだ方がいいよ、と読めたが、どうでしょう?
哲学書や伝記、このあたりを読んでみようかな?という気にはなりました。
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生きづらく、混迷の時代だからこそ、読書は必要である。自分のその時の気分や環境によって、読むべき本が、それぞれ違う。→不安の時、前向きになる時、心が折れそうになる時、自分を取り戻す時など… 作者の体験に基づき書かれているので、説得力がある。
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僕は好きです。こういう本。軽いタッチですが、たくさん読んでたくさんのことを考えている素晴らしい作者だと思います。本書で紹介されている、自分がまだ未読な作品にはあたってみたいと思います。
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不安解消を本に求めるやり方。前提として本が大好きでなければならない。著者が思ったより若いのにびっくり。
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相当な読書好きが書いた『本を心の支えにして行く方法』についての本。かなりマニアックな内容と思われがちかもしれないが、本好きにとっては、わかるわかるとうなづける部分も結構ある。本をいかに活用していくかという事に絞って読めば面白いかもしれない。ただ人に勧めるタイプのものでは無い。
紹介されていた中で気になったものを書き残す。『毒舌 身の上相談』 人生相談本の中でも悩みのバリエーション、回答のクオリティが群を抜いているらしい。『働かないアリに意味がある』 この世に無駄な、存在などないというメッセージ。 作家田中慎弥のエッセイから引き抜いくだり、『ただ、十数年前の私は、親から金をむしり取って映画を見に行く電車の中で、自分と同じ歳くらいの大学生風の人たちやサラリーマンなどに囲まれ、こういうちゃんとした生き方をしないといけないんだろうな、と思う裏側で、自分の読書歴を思い返し、この電車に乗っている人間の中で『源氏物語』の原文を、二階通読したのは多分自分だけだろうなと、不遜で、無恥で、無礼で、しかしこの世で自分にとってだけは多少の意味が無い訳では無い事を思い巡らせて卑屈に安心していた』 うーん、これって誰もが持ってる感情を上手くあらわしてる。
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もう、ね。今時、大好きなハード系の文体だ。でも著者におかれてはリラックスしたテーマに全力でぶつかられた良書と思われ。
絵本に結論を求めてしまう自分が「こっそり絵本に癒されるの巻」。寝ない子‥とかですかね。あと意味があろうがなかろうがインパクトする言葉は「ブレイクショット」の話が楽しかった。
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処方せん的と言う意味は、目的別の本の読み方をしようと言う意味てます。昔は、ここに書かれているような読み方を無意識で行っていたので、改めてこういう読み方を指南するのは、時代の流れかなと思います。何でも役に立つか立たないかで判断する現代では、ここで書かれているような読書術を試してみるのも意味があります。
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飛行機の中で読みました。ブックガイドでありながら、奥野さん流の本の読み方、本との付き合い方もよく分かります。
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読書に対する筆者の思い入れが詰まっています。
ただし処方箋的本は本人以外にはあまりためにならないようです。個人的な思い入れは他の人にとってはあまり意味をなさないものであり、自分の中にしまっておくべきことです。そのことは筆者も述べていますが、本との付き合い方はそれぞれだということで、そうなんだよなと思うのみ、あまりためにはならない内容です。
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鎮静剤として不安をしずめる読書、着付け薬として前向きな気持ちを起こす読書、栄養剤として折れない心を作る読書、体質改善として自分を取り戻すための読書と上手く分けて納得して読めた。付箋、遅い列車とスーパー銭湯での読書が自身も好きで共感出来る。
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どんな本を読んでも「なんかちょっと違う……」という方に、是非お勧めしたいです。
自分にあった本は、自分で探すしかないわけですが、どうせなら、今よりももっと良い本を選びたい。そんなあなたにこの一冊。
読んだ後に、深呼吸できそうな本です。
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ノウハウや知識を増やすのではなく、心を癒す読書の方法について紹介されている。「癒す」と言う割には、難しめの本が多く紹介されているのが気になるけれど、まあ、そこは各個人の好みだから仕方ないか。。
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本とのいろんな付き合い方を提案している本。
心を強くするための読書とか。
この本で言及されているようなタイプの目的別に読書を考えたことがなかったので、ふーん、と参考にはなったかな。
印象に残ったのは、結婚して子供ができて予算が限られたので、たくさん本が買えなくなったという話が出てくるところ。
この著者の本、結構売れてたと思ったんだけど、それでもお金、厳しくなるのかーとちょっと意外感。
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チェック項目10箇所。本書のテーマ・・・心を強くする読書術。読書には他人の不幸に癒されるという役割がある。書評は楽しめる本や知識をつける本を選ぶためには使える。自己啓発書は栄養ドリンク。本でもノリは大事、アメリカの本は「おまえは必ずできる!」的な本が多い。子供向けの本でこっそり童心に返る。気が散らないように読書灯だけで読む。自分にとってちょうどいい書店を探す。あえて遅い交通手段を使うのは深呼吸に似ている。
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タイトルに惹かれて購入しました。
自分の苦手分野や興味のない本にはなかなか手がでませんが、「読まず嫌い」はよくないかもと思いました。ヘタなビジネス書や自己啓発本よりも伝記一冊読む方がはるかに効きそうだし、ちょっと値の張る写真集でも眺めることで気が休まるなら安いもの。「処方せん的」という意味がよく分かりました。