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iPS細胞の誕生秘話。プレゼン力を鍛えたというだけあって、難しい話もわかりやすく読みやすかった。
VW(ビジョンとハードワーク)の両方を忘れず努力すれば、いつか花開く日がくる。あとは諦めないこと。やり続けること。
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ノーベル賞を受賞した山中先生の自伝らしいので買ってみた。
iPS細胞については、素人にもわかりやすかったと思うし、山中先生の研究に対する考え方とか心構えとか参考になる部分は多いのでオススメです。
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2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥さんの本。
生い立ちとiPS細胞を研究するに至った経緯などが語られています。
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4368622.html
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私自身文系出身ということもあり、科学者の自伝を読むのは初めてでした。
山中先生の人柄が伝わってくると同時に、私のような畑違いの人間にとっても、得られるものは多かったと思っています。
例えば、以下のような内容は特にためになったと思います。
第一に、”VW”(Vision & Hardwork)。
これは研究者に限らず、何においても成果を出すために必要なことだと改めて実感しました。
次に、「科学は驚きの連続」。
これも科学に限らず、何か新しいことをやろうと思ったときには、大なり小なり仮説の誤りというのは起きうることであって、仮説の誤りに心折れることなく、仮説立案と検証を地道に繰り返すことが大事なのだと実感させられました。
最後に、研究に協力してもらった人への感謝。
山中先生は「自分は何もやっていない。周囲の人のお陰」と仰っていますが、実際にそうではないにしても、たまたま自分に還ってきた成果について、協力してくれた周囲の人への感謝を表すことが、チームを強くし、次の成果へとつながるのだと思います。
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ノーベル賞受賞で、これまで以上に注目を集めた山中先生とiPS細胞。これらについて、本人が語ってくれるのだから、これほど分かりやすく確実なものはない。実際、山中先生のこれまでの山あり谷ありの人生とiPS細胞の歴史や仕組みがよく分かった。iPS細胞の入門書としても最適だし、一人の科学者の自伝としても面白く読める。
タイトルの中の「人生」について、「人生とは何か」というような一般的な人間の生き方という意味かと思っていたが、これは、山中先生の人生・履歴という意味のようだ。
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2部構成で、前半は先生のこれまでについて書かれていて、後半は研究やこれからについてインタビュー形式での内容。
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専門的な内容がわかりやすくかかれている。山中さんのこれまでの人生、ビジョン、価値観、周りへの感謝が伝わってくる内容。新しい発見にワクワクし、次の発見にむけ努力し続けられる忍耐力のある人。また、大きなことを成し遂げる人は、専門分野のみならず、マルチな才能が必要だということも内容からわかる。
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人生万事塞翁が馬。
大切なのはVW(Vision and Work hard)。
山中教授はノーベル賞を受賞した素晴らしい方だが、本書から教わることは沢山あった。
華々しい受賞の影には苦労も多かったのだと知った。テレビなどではあまり分からない山中教授の素顔も覗ける。
iPS細胞に関しての説明は、分子生物学をわずかにかじっただけの私には難しかった。中学生には尚更難しいかと。
それを抜いても読む価値がある。
個人的にはアメリカでの研究時代、オスマウスが妊娠したくだりでの英語関西弁訳が面白かった。
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人間万事塞翁が馬。ノーベル賞を受賞した山中氏が好きな言葉だそうだが、彼もそう述べているとおり決して順調な人生ではなかったことが本書を読むと分かる。
研修医時代はジャマナカと蔑まれ、アメリカから帰国後は先の見えない日々に鬱病に近い状態にまでなった。
iPS細胞発見し論文に発表するもなかなか信じてもらえず・・・。
優秀なエリートが恵まれた環境で順調に研究開発した、ということでなかったことに驚いた。
誰もあまり着目しない分野で粘り強く研究し、諦めなかったことが成功へと導くヒントのようだ。
他にも恵まれたアメリカの研究所とそうでない日本の違いや、アメリカでプレゼンテーションの技術を学んだことが大いに役に立ったこと、iPS細胞が切り開く今後の未来など興味深い内容が満載だ。
また彼一人の努力でなく多くの協力者があっての今回の成果であることも注目したい。
理科や科学離れが進む日本の多くの子供たちに是非読んでもらいたいと思う。
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小学生でも読める平易な文章なので、できるだけたくさんの人に読んでほしい。マウスを解剖する場面が何度か出てくるが『かわいそうなことだが』と都度ことわるところが優しいというかなんというか人柄か。お嬢さんが小学校から帰ってくるのが見えたとき、マウスの世話をしている自分は情けなかったというくだりに感涙。
医者にもなれなかったし、生物学も途中で降りた自分にとって偉業を成し遂げても周りの人を大切に、そして謙虚な姿勢の山中教授はただただ尊敬に値する。これから長い人生、山中教授も大切にしているVW=Vision & Hardworkを胸に明日からまた頑張ろう。日々の積み重ねがいかに大切で、いかに大変なことか。
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非常に面白かった。ニュースばかりで内容を理解ていなかったが、読んでみて、研究の意味することもよく分かった。若い人に読んでもらいたいし、読売新聞の方もあらかじめ読んで置いた方が、いや、マスコミの方は必読かと。
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一気に読了。
最近ノーベル賞を受賞した山中さんの本。
真面目な風貌とは異なり、幼い頃から柔道やラグビーで身体を鍛え、今でも資金を募る為にもマラソンをこなす。
また、人生の節目では、かなりの思い切りの良さを発揮するところにも好感を持った。
※面接で少々ハッタリを効かせて、その後自分でできるように辻褄を合わせるところなど(笑) 正直に書きますね!
(但し、研究データの作成にはとても慎重!)
何よりも、これ程すごい研究成果に対しても、その時に支えてくれたメンバーに対して、常に感謝の言葉を捧げる低姿勢な態度にとても感銘を受けた。
「人生万事塞翁が馬」
何度が出てきたこの言葉にはとても勇気づけられる。
ちなみに、iPS細胞の「i」は、iPodのiにあやかって小文字にしたとのこと(詳細はお読みください)。
「じゃまなか」「やまちゅー」は、今後の医学の発展の為に走り続ける。
本当に心から応援させてもらいたい人の本に出会えて良かった。
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なんとなく理解していたつもりだつた山中先生の仕事をきちんと理解することができた。壁にぶつかった時の体験談は非常にためになる。息子が大きくなったら是非読ませたい。
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iPS細胞に到達するのに、運や努力はさることながら、やはり才能もあるんだろうと思わせる行動力でした。
周りの人々への感謝あふれるコメントでしたが、ノーベル賞に値するだけの人物像です。今更ながら感服しました。
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すぐに読みたいところです。自伝なので、難しい話ではなく、子どもでも読めると思います。iPS細胞について知りたいのではなく、ノーベル賞受賞者の山中教授について知りたい人にはおすすめかな。