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紙の本
信頼を裏切る特権者たち
2015/09/17 16:24
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれ故郷から戦力を奪い、竜に滅ぼされる要因を作った王都に恨みを晴らすため、魔道師シェリー・モットレイは結界術師の卵であるカーネス・アルコットの力を利用して、王都に封印されている竜王を復活させる計画を立てた。
劫火竜ウォーフィアと陰風竜シェルグーヴと手を結び、剣士ノラ・グライドと魔道師アイ・グライド、双剣士フレイクこと氷剣竜ゴーヴェドルに護られるカーネス・アルコットを拐かすために策を巡らす。結果、劫火竜ウォーフィアと陰風竜シェルグーヴに手傷を負わせることには成功したものの、カーネス・アルコットはシェリー・モットレイに連れ去られてしまった。
ガルズムの拳闘士マッケルガーの協力を得て、剣士ノラ・グライドは妹との合流を目指す。しかし劫火竜ウォーフィアは地殻竜グルヴァーダを仲間に引き入れ、時間稼ぎをするのだった。
王都を信頼するノラ・グライドだが、その高潔な精神は期待を裏切られる結果となってしまう。王都の内部では絶え間なく権力闘争が行われており、大陸最強の剣士といえども、その闘争の中では単なる人に引き戻されてしまうのだ。
そんなわけで、大陸最強の剣士の噛ませ犬感が半端じゃない。やはり地方を切り捨てた中央を、作者的には許せなかったのかな?
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