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■アイデア・企画が生まれる過程
①他人とは異なる、膨大な記憶(気づき)のストックがある
②記憶(気づき)を複合させて新しいものをつくる
■何気の臨戦態勢
切迫はしていないけれども、頭の一部分にきちんと問題意識がある状態
→アイデア・企画が生まれやすい
■ポジティブプランニング→ネガティブシミュレーション
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マラソン好きの人には面白い。
マラソン走っているときは、ただ音楽聞いてるだけでもったいないなと思うことがあるので、こんな風に色々考えるプランニングの時間にすれば走って健康、頭もフル回転で一石二鳥。
キカク
気づく、考える、比べる
記憶=気づきのストックがある
それを複合させて新しいものを作る
気づく力
いつか輝く原石に気づく
気づきは質より量
いつもと違う道を走ってみたり、自分でコースをプランニング
非日常で脳を刺激
早く走る技術=フォーム
ヒットさせる戦略=マーケティング
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この本の著者は放送作家でプロデューサーのおちまさとさん。
テリー伊藤さんの弟子として放送作家デビュー。
その後浅草ヤング洋品店やガチンコなど有名番組を手がけ
現在ではテレビ以外にもどんどん仕事の幅を広げ活躍しているそうです。
そんなおちさんの仕事で一番大事なのは
面白いアイデアを提案し続ける事。
おちさんによれば以前は”作り出していた”アイデアが
ランニングを初めて走りだしてからは
自然とアイデアが”溢れ出てくる”ようになったということです。
おちさんによれば走ることによって脳のリミッターが外れて
自由な発想が生まれるということです。
つまりこの本の主張は副題のとおり
走ればアイデアはどんどん湧いてきますよー。
もしも何かアイデアに困ったら
まず走れ!!ということです。
走り方やアイデアの作り方に対して
特別新しい提案というのはないのですが
読みやすい軽いタッチの文章でありながら
かなりの説得力はありますね。
なぜなら彼のアイデアが世間に
どれほどインパクトを与えたかを考えれば当然ですね。
上記以外にもあの「進め!電波少年」などにも
参加してきた人ですからね。
企画の作り方の関してもいくつかのノウハウを公開しています。
面白いなあと思ったのは、企画というのは受け手との知恵比べだ!
という考え方ですね。いかに受け手の意表をつくか?
そのための知恵の一つとして、常に降り幅を意識しているそうです。
例えばマラソンをテーマにしたドラマを企画する場合
陸上選手がストイックに努力してオリンピックに出場する話よりも
ヤンキー少年がひょんなきっかけからフルマラソンを完走するというような
話にもっていくということです。
そのギャップが人の関心を惹き付けるのだそうです。
このあたりのテクニックはいろんな面で応用出来そうですね。
さて春が近づいてきて走りやすい季節になってきました。
ここはひとつ走りながら面白いアイデアを作り出して
世間をぎょっと言わせてみたいところですね!
2016/03/14
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なかなかの良書。走るモチベーションも上がるし、アイデアのヒントにもなった。星四つ。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
40-41:ランニングは自分の限界を知る行為。さらにそれを伸ばす行為。
51:アイデアや企画は、日頃の気付きの集大成。いつも気付きを大切にする。あるときいっしょうけんめいやってでるものでは無い。普段から気付きを大切にすること。
71:ランニングは他にじゃまされずに考えることができる贅沢な時間。ただ思いを漂わせる。
85:ごっこをたのしむ。面白がってみる。
91:気付きから自由な志向を発展させ、思いを漂わせてみる。
92-94:ランニング中のメモは不要。覚える必要のあるときは、全体を風景として、感覚として、体全体の感覚として記憶する。言語化することは情報を縮小させてしまう危険がある。肌感覚で捉える。
136-137:ゴールしたあとはつぎの企画(レース)を考える。また打ち上げ会などでパッと忘れたり、やり遂げたことをしみじみと喜んでそこにとどまらず、反省会を開いてつぎに生かしてさっさと進む。それが停滞しないコツ。
(前進してないと活力が加工する。)