紙の本
チカラの使い道
2010/03/21 17:28
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
川に捨てられた人間の赤ちゃんが、動物たちが住むどうぶつの国に流れ着く。その赤ちゃんを、両親を山猫に食べられたタヌキのモノコが拾い、母親となって育てることを決意する。しかし、弱いモノコは、一生懸命がんばるのだけれど、自分のエサも、赤ちゃんのエサの確保もままならない。しかも、赤ちゃんは、捨てられたときの母親の言葉により、生きる気力をなくしていた。
親による育児放棄や、弱肉強食の世界という重いテーマを、作者らしいコミカルなキャラクターで描いている。
自分のエサも確保できないほど弱いにも拘らず、さらに弱い存在を護るべく奮闘するモノコ。強い牙と爪を持ちながら、弱いものを襲わずに生きている黒山猫のクロカギ。そして、誰よりも弱い体ながら、どんな動物とも言葉を交わせるという能力を持つ赤ちゃん。そんなキャラクターたちが暖かい関係を結んでいきます。
強者が全てを奪う世界において、言葉が生み出す和がどこまで通用するのか。
紙の本
これは子どもに読ませたい漫画!!
2021/05/19 17:08
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投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうぶつの国という世界で、肉食も草食もすべての動物たちが仲良く暮らせないのだろうかとこれまた答えを出すのが難しい大きいテーマに雷句先生が切り込んでいます!!!
動物の世界のほうが、種族が違えど動物語が共通ではないというところがまた新しいなと思いますし、雷句先生ならではのギャグテイストも必見です!
泣けて、笑えて、考えさせられます。
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あまり期待していなかったけれど、
ものすごくよかった。
テーマもとても深いし。
とにかく、1巻から飛ばしている。
それは40巻ぐらいのセリフだぞ、
というような名ゼリフもあり。
このテンションのままいけば、間違いなく名作になる。
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最初は、ギャグマンガだろうと、軽い気持ちで購入・・・・
泣いてしまった、ちくしょう、泣いてしまったよ
名前わかって、よかったな、赤ちゃん
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雷句さんがやりたかったことが自由にできているんだろうなと思う。熱く心を揺さぶる展開は健在だが、いきなりやられるとちょっと……と思うかも。
これからが楽しみです。
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読んでほしい。きっと、ビジュアルを見て読んでない人が多いような気がする。読んだキッカケは「雷句さんの新刊だから、チェックしておくか」程度でした。表紙には、タヌキらしき動物と赤ちゃんと牛というビジュアルに…全く期待していませんでした。悔しいかな、泣いてしまいました。これは、ギャグ漫画ではありません。生命の愛が織りなすドラマです。クロサガのかっこよさは、異常。
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やっぱり今回も熱い話でした。
「どうぶつの国」というタイトルだったのでちょっとメルヘンなのかなと思っていたのですが、テーマは結構ヘピーな方向。
「生きる」という事と「言葉の存在」ということ。
バベルの塔って良くできた話だと改めて思います。
言葉が通じないから争いが起きるのだと。
勿論、通じてもおきるのですけど。
でも理解できないものは、気持ち悪いし怖いから、恐れから相手を傷つけてしまうんだよなと。
いろいろ考えさせられながらも、やっぱり好きな作家さんです。
そういえばジャンプSQに掲載されていた読み切りは正直ちょっと怖かったなぁ。
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赤ちゃんが生き返る場面で泣いてしまった。かわいい絵柄で人種や宗教の壁の問題を描いているような気がする。今後に期待。
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文句なしです!!雷句先生ついてゆきます!!^///^もう泣いて泣いて笑って感動TT少年漫画のバトルものではなくなりましたが、心のパトスは変わらず健在!これから壮大な物語に発展するようなので楽しみです!自然VS人間になるかなぁ〜・・・
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どうぶつ!?とか思ってごめんなさい。
関係なくおもしろかったです。
うっかり涙しそうになりましt
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初巻だというのに雷句節炸裂しすぎです!一冊通して泣いてしまった事はあったけど、3回くらいズシンとくるセリフがありました。
これからこのテンションを維持出来るのか?と不安もありますが、雷句先生ならきっと期待以上のストーリーを生み出してくれるはず!
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さすが雷句誠先生ド直球だったw
さすがのコマ割りと思ったのはモノコが川を渡りきった後クロカギが助けるシーンで
ガッシュを思い出すような迫力に圧倒されそうでした感服です、
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子供ができたら読ませたい漫画。 あつすぎる。暑苦しすぎる。でも必死に生きるって格好いいと思えるんだよね。どうぶつの声が分かる赤ちゃんがどうぶつの国で生きていくお話。魂揺さぶられますよ
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金色のガッシュ描いてた漫画家さんの新作。
サンデーで色々もめたから、マガジンから出してるね。雷句先生のブログも読んでるけど面白い(笑)
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「金色のガッシュ」の雷句先生の。
コミックスも数冊出揃ったようなので読み始めてみることにしました。
動物としてはてんで弱い人間の持つアドバンテージが「言葉が理解できる」ってとこがとても面白い。
2話のクロカギが最高にかっこよかったです。
ただ、畳み掛けるように感動させられてさすが!とは思ったんだけど、それだけに精神的に暴力振るわれたようにも感じてしまいました。
勢いでむりやり感動させられてしまったような…。