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「トレンドに左右されない一生モノの眼鏡の選び方」
個性的な眼鏡は時代に左右されない=ゆえに生涯使える、というのが眼鏡Beginが出した結論だ。キーワードは色とカタチである。
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■手軽に個性が演出できる眼鏡
一生モノを求める向きにはアクが強い眼鏡を――が我々が導き出した結論だ。個性的な眼鏡はトレンドに左右されない、ゆえに生涯使える、という論法である。
そこで手始めにトライしてもらいたいのが、色。差し色を推奨する特集でも解説したが、裏地ならカラフルな色も市民権を得ようとしている。そこでもう一歩。少々派手な色でも、思っているほど奇抜にはならない。
次にトライしてみたいのがシルエット。メタル主流からウェリントンに続き、ボストン、そして丸眼鏡もいまならアリだ。フェイスラインとの相性を考える必要はあるが、眼鏡文化の成熟により、シルエットに関しても年々許容範囲は広がっているのだ。
そもそも、アイシー! ベルリンが創ったシートメタルも当初は相当奇抜な存在だったが、いまやひとつのスタイルを確立していることを考えれば、案外、産むが易しだ。
個性的であればあるほど、掛け始めの抵抗感は強い。しかし眼鏡とは不思議なもので、掛けているうちに馴染んでいく。トレードマークになりえた個性派モデルは、トレンドなどに左右されないのだ。
~『眼鏡Begin Vol.13』より
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本誌で提案している眼鏡はこんな眼鏡。
・クリア系のパープルで悪目立ちの心配なしのタート オプチカル
・限りなくクリアにしてしっかり輪郭をキープするイマチュア
・オレンジブロウでキリッと引き締めるトレミー48
・マットパープルというメタルカラーを新提案するプロデザイン デンマーク
・掛けこなせたら“勝ち”のフレンチデザイン ジャック・デュラン
・思いっきりハジけるアラン ミクリ
・テンプル裏のカモフラで個性派デビューできるティーケー
など