サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

hontoレビュー

神の手(下) みんなのレビュー

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
一般書

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー33件

みんなの評価3.8

評価内訳

33 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

安楽死と医師会の問題 下巻

2016/01/05 13:55

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:jhm - この投稿者のレビュー一覧を見る

下巻に入り、当初の安楽死の問題よりも医師会問題に重点が置かれたようになる。
そのため、興味を持ちきれない。
途中にはさまれる白川とは別の安楽死反対派の医師が、苦しむ患者を前に安楽死を決断出来ない状況の描写は、医師ならではの生々しい残酷さで読者を引き込む。

この作品では、多くのひとが死んでいく。殺されたり自殺したり。
安楽死と医師会の問題に巻き込まれ、ひとが実際に死んでしまうことはあるのだろうけれど、警察も余り捜査をしていなかったり、犯人がどういう手口で犯行を行ったのかが重視されていない。
ひとが死んでいるのに、あっさり過ぎてしまうということに、ひとの命を雑に扱っている印象を受け、読んでいて気分が良くない。作者が医師であるから尚更不快になる。

本書における謎の『センセイ』が、結構早い段階で予想がついてしまっていたことも残念な点。
安楽死によって利益を得る人物と考えれば、簡単にある人物に辿り着く。
もうひとひねりあっても良かったのではないかと思う。

誤植なのか文章自体がおかしいのかわからないが、読んでいて首を捻ることが数回あったことも残念。

今まで読んできた久坂部羊さんの作品の中では、最も出来が悪いと言わざるを得ない。
この作品に上下巻というのは、無駄にページを使いすぎ。

それでも、安楽死について考えさせられた。
わたしたちは、いかに生きるかにばかり気が行きがちだが、いかに死ぬかにもっと思いを向けても良いのではないかということを考えさせる一冊だった。
医学が進歩したため、こういった安楽死をはじめ脳死など、ひとの命の終わりが曖昧に複雑になってしまった。
単純でなくなってしまった以上は、それぞれが自分の意見を持ち、家族に伝えておくくらいはしておきたいものだと感じた。
ひとの生き死にを、理由はあっても人間が決めることがそもそも良いことには思えないので、可能なら、安楽死など不要となることが望ましいとは思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2012/05/31 21:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/05/26 22:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/05/28 16:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/06/07 00:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/11/26 19:53

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/05/05 12:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/04/08 13:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2014/10/02 22:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/01/03 21:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/07/09 22:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/10/29 19:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/12/09 12:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/11/24 19:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/12/28 16:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

33 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。