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このシリーズの真髄は、神と神との戦いに翻弄される人間ということだろうか?
この作品の場合、神とは全きものではなく、無機質なようでもあり、同時に人間くさいところもある矛盾した存在に思えた。
こんな存在に振り回されるなんて、なんて迷惑な…というのが正直な感想である。
しかし、ジグラートとニムとサンナが封印を解いた遺跡の描写は秀逸だったし、そこでの戦いは息をもつかせぬものだった。
なにを信じていいかわからない時ほど、信じることのできる仲間がいることが、一番強くいられるということだろうか。
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うああ、世界の設定がわかった前巻から、今巻の終息までが楽しくて仕方なかった。
そういうことなのか! とわかると俄然面白い。
鋼の同胞については実はもういいのかと思っていたので最後にそれが叶ってちょっと驚いた。本懐忘れてなかったんだね。
ただ、このシリーズはちょっとアンゲルには慣れなかったです。
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『新月が昇るまで』の最終巻。
予想していたより大人しく終わって安心した!
主要人物が誰一人として生き残らないのでは…って本気で心配してた。でもおおよそ生還してたし、みんなそれなりに幸せになった。それなりに。
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めでたしめでたしなのか、よくない終わりなのか。
とりあえずニムと仲直りしながらもうだうだ言っていたジグにサンナがいい加減にしろというところがよく言った!という感じでした。
後、仕方なかっただろうけど、ダニエルが悲しかったです。
最後のがいきなり世界観が違って驚きました。