紙の本
恋に落ちました
2011/04/03 14:38
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投稿者:風鈴音 - この投稿者のレビュー一覧を見る
薀蓄大好き!長編大好き!しかもシリーズならなおさら大歓迎。
そんな私でも、殺伐としたシリーズを読破した後に待っていたこの何とも痛快でほっとするこの1冊には、がんばった(いや。好きで読んでただろ?という周囲の感想は抜きにして)ご褒美をもらったような気分になりました。
この楽しみは、シリーズをここまで読んだ人にしか味わえないもので、京極堂一味その他を知った人だけが楽しめるものです。
しかも、それまではその奇矯な言動と麗しい見目には存在感を感じていたものの、ここに至るまでは特に気になっていなかった榎津礼二郎さま。
私は、「山嵐」での彼の「お腹ぺこぺこのぺこちゃんだ!」の一言で、すっかり恋に落ちてしまいました。そう。見事なほど、『ぽっっとん!』と。
恋焦がれるヲトメにとって、これからのシリーズでは、礼二郎さまのご活躍を願わずにいられないのです。
紙の本
みんな生き生き(笑)
2017/05/03 16:54
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
榎木津による快刀乱麻な短編集。榎木津が絡むとあの京極堂さえ別人のように いい性格(笑)になるあたりが素晴らしい。
電子書籍
榎さん主役だと、こうなるw
2016/11/28 01:04
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投稿者:月子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極堂シリーズだと、割りと意味深な台詞が多い榎さんが、弾けてますw
それはそれで楽しいのですが、益山さんの台詞から『邪魅の雫』以降の話だと解ります。
『邪魅の雫』での榎さんを思い出すと、リバウンドでハイになってないか、心が傷付いていないのか、少し心配になります。
紙の本
京極堂シリーズの不気味さ、暗さは無い
2022/07/16 22:19
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻では、探偵榎木津礼二郎がメインの話が三篇収められている。京極堂シリーズにあるような不気味さや暗さがあまり無い。破天荒な榎木津が主人公だからだろうか。しかし、京極堂シリーズに出てくるおなじみの面々は登場する。変わっているのは語り手の電気配管工だ。この巻で初めて出てくるが、たぶん1~2回本名が出てくるだけで、いつも榎木津に間違って呼ばれたり、何故か偽名を使われたりするので、もはや本名が何だったか思い出せない。
京極堂シリーズの話もしょっちゅう出てくるので先にそちらを読んだ方がいい。
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"名探偵"榎木津の活躍?の物語。最後ははちゃめちゃになるが事件は解決する。榎木津の下僕になりつつある本島の視点で描かれる。
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単行本で持っているのに、文庫版を買ってしまいました・・・。本屋にあるとひょいっと買ってしまう一冊。榎木津のはちゃめちゃなキャラクタが素敵です。
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2005/ 9/・ 読了(小説)
探偵・榎木津礼二郎が主人公の京極堂シリーズのサイドストーリー的な物語。眉目秀麗で怖いもの知らずな榎木津は、いろいろと見えるから捜査?などしない。この奇天烈な探偵を主人公とした物語が面白くないはずはない^^ (つづく...)
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シリーズの人気キャラクター異能探偵、榎木津礼二郎の活躍する「百器徒然袋」シリーズの主メンバーがほぼ全部登場して、最後に事件を落ち着かせるのは結局京極堂なのだが、とにかく探偵榎さんが大暴れする。読んでるほうも楽しくてスカッと爽快である。 シリーズ未読、京極作品未読でも、この作品から入っても大丈夫、むしろ入門編としてお勧めしてもいいと思うくらいだ。
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榎さん大好き!
榎さんが主人公だなんて、なんて素敵な巻なんだろうね!
まぁいつもの通り、言ってることやってることはちゃめちゃだけど。
でも榎さんだから許されるんだよね♪
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京極堂(妖怪)シリーズ番外編。
榎さんがハチャメチャに活躍(?)するシリーズの1作目。
短編というか中編が数話入っています。
本編(?)はシリアスですがこっちは榎さんが仕切るだけあってギャグっぽいノリです。
ある意味いろいろキャラが壊れていたりも(笑)
榎さん好き、薔薇十字団好きにはおすすめ!
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重苦しい京極堂シリーズを読破してからコレを読むと、なんだかもう、すべてのキャラクターがいとおしくなる。何も考えずに大笑いしながら読める作品です。
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京極堂シリーズの榎木津礼二郎が仕切る三つの事件。一番好きなキャラなので大喜び(笑) 欲を云えばもっともっと沢山登場して欲しいけど。厚さのわりに気楽に読めた。
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わーーーーい!
ここまでばきばきにぶっ壊れてるとハッスルして読めます。というか笑い転げます。
もう最高だよ。
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名門の生まれで眉目秀麗で学歴優秀、その上他人の見たものが見えるという能力を持つ唯我独尊の探偵榎木津礼二郎をメインに据えた、京極堂シリーズのサイドストーリー。短編、というか量的にはそれで文庫一冊になろうかという話が三本入っている。印象としてはものすごく美味いパロディ本という感じか。心臓をつかんで放さない陰鬱さはなく、榎木津が暴れて解決という時代劇のような爽快さを持ちそうなんだけども持たないという奇妙な物語である。まぁ榎木津という存在がそうなのだから仕方あるまい。というか、そこを楽しむべき物語なのである。ベースに妖怪はあるし、京極堂の専門知識の披露もある。まぁ、これは肩肘張らずに爽快に読むのがよろしいのだと思う。僕は『絡新婦の理』までを読んだ段階で本書を読んでしまったのだが、その次の『塗仏の宴』にからむ話が多少ある。別に読んでいなくても本筋が解らなくなるわけではないが、読んでいれば本書の面白さもひとしおになっただろうと後悔している。
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私立探偵・榎木津さんが主人公(あ、いや主人公は語り手の新キャラか(笑))の短編集。
本編と違って読みやすく、エノさんが「暴れん坊将軍」という感じで快刀乱麻の大活躍。
といってもエノさんの場合、「怪」の方が似合うかな(笑)。