- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |
紙の本
純文学の復讐
2002/10/10 02:04
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伽羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文学部文学科では、このようなウワサが流れていた。
“既に死んでいる作家こそ研究に値する”と…
MハルキやオーエK等は論文のテーマに選んではいけないとも言われていた。
そして一般社会では、好きな作家は鴎外だなどとうそぶけば
異端のモノ扱いされてしまう。
だが研究者達も善良なる一般市民共も、赤坂真理や車谷長吉を読むがいい。
アナタは恐らく純文学ってヤツに復讐されるだろう。
“ヴァニーユ”でも“ミューズ”でもよいが、
この“蝶の皮膚の下”を読めば、彼女の赤坂真理のひとすじなわではイカなさが
よくわかる筈。
紙の本
J文学?そんなじゃなくって赤坂真理って読んで欲しい。
2002/04/28 12:14
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鴇 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホテルのフロント係を務める梨花。彼女は脳に障害を抱える航と出会い、同棲を始める。彼女は航の暴力(障害のための)の中で暮らす…。
自虐的すぎる…と初め思った。理解出来ないところも多い。
航と梨花の心はまったく噛み合っていない。そうしようという努力さえまったく実らない。
それなのに、癒しを感じるのはどうしてだろう。それはかなわないながらも、心を同調させてゆく試みの過程が、とても心地よいものだからだと思う。
フィジカルなものではないものを癒す方法について考えさせられる。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |