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十角館の殺人〈新装改訂版〉 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー2,036件

みんなの評価4.2

評価内訳

2,036 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

衝撃!

2015/12/13 17:29

13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る

綾辻行人氏衝撃のデビュー作にして代表作。
館シリーズ1作目で、ミステリ界に新たな風を吹き込んだ。
しばしばミステリ初心者に対しておすすめされているのを見かけるが
個人的にはそれはおすすめできない。
なぜならあまりに衝撃的すぎて、以後いかなる作品を読んでも
そのとき以上の衝撃がなかなか味わえないからである。
ミステリは麻薬のようなもので、より刺激の強い作品を求めてしまう。
他の作品でミステリ慣れした後読めば、心地よい満足感と衝撃が得られるだろう。

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紙の本

ミステリーに興味を持ったきっかけの本

2017/04/01 00:43

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みっつ - この投稿者のレビュー一覧を見る

鳥肌もので、圧巻です。この本を読んでミステリーにはまりました。でもこれ以上の物にはまだ会えていません。もうこの驚きが味わえないのが本当に残念です。まだ読んでない人にはぜひ取っておいてほしいです。

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紙の本

皆様に膝を打って驚く経験をしてもらいたい。

2013/09/09 23:33

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

未だに覚えている、解答編のページのある一文を読んだときに、今までのシーンがつながっていく感動を。フェアに提示されたヒントに最初から気づいていたら、作中人物を救えたのではないかという焦燥感など、新本格のすごさを初めて味わった作品。残念ながらその後もそんなに感動はなかった。故にこの作品の感動をまだ味わっていない人はある意味幸運である。この感動をこれから経験できることにうらやましさすら感じます。

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紙の本

一行がもたらす衝撃

2010/01/12 15:21

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

綾辻行人のデビュー作にして「ミステリ史上最大級の、驚愕の結末」だという。この裏表紙の文言だけで心が躍る。

大学ミステリ研の七人が一週間の合宿に選んだ先は、角島。半年に建築家の中村青司とその妻、そして使用人の四人が死亡したという曰くつきの島だ。その角島に立つ十角館が彼らの宿泊場所となる。しかし楽しいはずの合宿で、仲間がひとり、またひとりと殺されていく。一週間が経過するその日まで迎えの船は来ない完全なる孤島。疑心暗鬼に陥るメンバー。犯人は誰だ? この中にいるのか? しかしその「クローズド・サークル」正体は、驚愕のトリックだった…。


孤島もの特有の緊張感。猜疑心。パニック。もう、読んでいてハラハラどきどきしてしまう。しかしそれ以上にドキドキしたが、犯人の名が呼ばれたとき、だ――と書くと、普通の推理劇にしか聞こえないかもしれないけれど、この名の呼ばれるタイミングと場所がまたシャレていて、「お前だったのかー!!!」とちょっと叫びたくなってしまう。

「火サス」的読み方をしてしまったので、実際には犯人の目星は割とすぐについていたし、犯人に意外性はないのだけれど、この犯人が読者に露見した瞬間といったら…鳥肌ものだ。

トリックも手が込んでいて驚きはしたのだけれど、いつも言っているように「トリック重視ではない」ミステリ読みなので、それほどインパクトはなかった――「あーそうですか、なるほど、大変だなぁ、これは」ってな感じ。でも、それを差し置いても孤島・角島での緊張感がすごい。

構成はちょっと変わっていて、「一日目・島」、「一日目・本土」という風に、「何日目」と「場所」が章のタイトルとなっている。そして四日目までは、「島パート」と「本土パート」が交互に登場し、物語が進行する。そして五日目以降は「場所」の記載がない。この目次を目にするだけで、いろいろな想像が浮かんでくる。しかし…著者が用意したラストを想像できる読者は皆無、と言ってもいいだろう。

「島パート」を展開するのはこれから次々に殺されているミステリ研の七名。彼らは互いをニックネームで呼び合っているのだが、このニックネームがまた仰々しい。エラリイ、アガサ、カー、ルルウ、ポウ、オルツィ、ヴァン――全て、欧米のミステリ作家に由来する。

そして「本土パート」を受け持つのが、シリーズの主人公・島田潔と、元ミステリ研の江南(島田は彼をコナンと呼ぶ。そしてもちろんミステリ研でのニックネームはドイルだ。)。そして、元ミステリ研だけれども諸事情により合宿には参加しなかった守須(モーリス・ルブランという作家がいる)。彼らは、唐突に届いた「死者」からの手紙に好奇心を掻き立てられ、探偵ごっこを始める。そして彼らは次第に角島で半年前に亡くなった中村青司の死の真実に迫っていく。

ちなみに、プロローグは犯人による犯行決意の独白。そして犯人自身による犯行過程の独白もたっぷりと収められていて、その独白を読んでいるだけでドキドキしてしまう。

ただ、犯行動機がちょっと弱い気がしないでもないのだけれど、雰囲気でミステリを楽しむわたしでも十二分に楽しめる館もの。

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電子書籍

「そしてだれもいなくなった」のオマージュ

2018/12/16 15:23

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『十角館の殺人』は文藝春秋の東西ミステリーベスト100(2012)の第8位にランクインしている日本の本格ミステリーの一つで、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』をなぞった、無人島に集まった男女が外界との連絡手段がないまま次々に殺されていく話です。もちろん動機や使われたトリックも違いますし、犯人が死なないという点も違います。

舞台となるのは角島と呼ばれる個人所有だった小さな島で、そこでは半年前に所有者中村青司とその妻および使用人夫婦が青屋敷と呼ばれる本館で殺害された上焼死体となって発見された曰く付きの場所。この四重殺人の犯人はその事件以来行方不明となっている庭師と推測されているものの腑に落ちない謎が多く残っている状況です。その島には建築家であった中村青司が自ら建てた十角館と呼ばれる別館が残っており、その物件を不動産業者が買い取り、その甥が大学のミステリー研究会のメンバーに島を訪れることを提案します。こうして5人の男と2人の女が角島へ集まって1週間滞在することになります。彼らは本名ではなく海外のミステリー作家の名前を渾名として呼び合っており、それ自体が犯人を読者から隠すトリックとなっています。

角島に行ったミステリー研究会のメンバーとは別に、元メンバーである江南孝明(かわみなみたかあき)のもとに「お前たちが殺した千織は、私の娘だった」というワープロ打ちの手紙が死んだはずの「中村青司」から届きます。ちょうど春休みで暇を持て余していた彼はこの手紙の謎を追及する過程でこの館シリーズの探偵(?)島田潔と知り合い、共に半年前の事件の解明に向かいます。

ストーリーは島の状況と本土での調査状況が交互に語られながら進行していきます。次々に殺害されていく様子は『そして誰もいなくなった』に似ているところがかなりありますが、磁器の人形が壊される代わりに「第一犠牲者」「第二犠牲者」「第三犠牲者」と書かれたプレートが犠牲者の部屋のドアに貼られて行きます。これらのプレートは島に上陸した翌朝に十角館の中央ホールに並べられます。「犠牲者」のプレートは5人分で、後は「探偵」と「殺人犯人」と書かれたプレート。それが本当に殺人予告なのかミステリーファンならではのただのいたずらなのか議論になりますが、残念ながら本物の殺人予告であったことが翌朝に明らかになります。

犯人の独白が最後にあり、一見裁きを逃れたかに見えるのですが、最後の最後で「審判」が来るところが物語として引き締まった終わり方で素晴らしいと思いました。探偵の島田が「犯人を突き止めた」と明言せずに暗示に留めているところもすっきりしていい印象を受けました。

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電子書籍

スリル満点

2017/09/07 23:24

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おーき - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょっとした探検気分でやってきた孤島で、連続殺人が起きる。島の内と外で事件の真相に迫る展開にハラハラしました。そして、予想外の犯人にアッと驚く素晴らしい一冊でした。登場人物が持つ、有名な海外のミステリ作家のニックネームも、ミステリファンにはグッときました。

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電子書籍

約15年ぶりに再読

2017/02/24 22:30

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年が綾辻先生デビュー30周年及び新本格誕生30年というお祝いの年なので、約15年ぶりに再読しました。再読といえども、新装改訂版で読むのは初めてでした。

未読の方は、絶対新装改訂版で読むべきですね。

「あの一行」がめくった瞬間に目に入って、衝撃度が断然強い!!
しかも、紙の本でも電子版でも、めくった瞬間に目に飛び込んでくる構図になっていて素晴らしい!

そのため、初めての方もリピーターさんも、ぜひ新装改訂版を読んでほしいです。紙でも電子でもいいから!
だから、新装改訂版買ってね!!(笑)
もし、買わないで誰かから借りるにしても、(本屋さんのレビューで書いてすみません・・。)新装改訂版を借りることをお勧めします!

読者を驚かせることを徹底的に計算しつくした本書を読んで、メモリアルイヤーをお祝いしましょう!

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紙の本

新装改訂版で是非!

2021/05/03 22:29

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリー好きの知人におすすめの小説を聞いたところ、「十角館の殺人、まだ読んでいないなら新装改訂版で是非読んでみてほしい!新装改訂版が初読できるのはうらやましい!」と。
意図が分からずも手に取り、読み進めてあの一行にたどり着き彼の言いたいことが分かったときにはスカッとしました。
見事な叙述トリックですね。
テンポの良い文章で読みやすく、私も友人にすすめる一冊となりました。
もちろん「新装改訂版」で!

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紙の本

たった「1行」の衝撃

2017/04/17 06:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る

もはやインターネットで調べれば、
ネタバレはされていますが、
それでも、あの「1行」には衝撃を受けました。

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電子書籍

シリーズ1作目

2020/10/08 11:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る

綾辻行人さんの館シリーズ第一作目にして最高傑作です。結末にはアッと驚くこと間違いなしです、館シリーズは順番に読まなくても楽しめますが十角館の殺人が一番面白いのでこの作品からぜひ読んでみてください

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電子書籍

圧巻

2020/04/24 16:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ページをめくる手が止まりませんでした。途中からえ?え?え!?と思いながら読んで見事徹夜しました。ミステリには興味あったものの本には中々手が出せず思い切って読んでみたこの作品で、推理小説最高!映像化なんぞ待ってられるか!推理小説じゃんじゃん読もう!と思わせてくれた作品でした。

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紙の本

久しぶりに

2024/03/03 05:02

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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る

自宅本棚にあるので、二十年ほど前に一度読んでいるはずの作品。実は館シリーズも奇面館の前までは読んでいるのに、ほぼ全く記憶にないのです、記憶力の無さが悲しい。
久しぶりに読みたいな、でもバラバラに収納しているから探すの大変だなと思っていたら親戚から頂けることになったので再読。

まず読みやすい、そして本当に面白い。
犯人は誰だとわくわくしながら読み進める楽しみ、わかった後での脳が働く感じも最高です。
あの一行、言いたくなりますね(笑)

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紙の本

まさか

2024/03/02 03:22

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投稿者:マロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「たった一行で全てがひっくり返る」
この言葉に惹かれ読み始め、最初は「言い過ぎだろ〜」と思っていたけれど、まさかの展開思いもしていなかった人が犯人でした笑

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紙の本

新本格の立役者

2024/01/15 20:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

綾辻行人さんのデビュー作にして館シリーズ一作目。知名度にふさわしい驚きを受けるトリックだった。ミステリの入門としても良い。まだ読んでない人が羨ましい。

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紙の本

初クローズドサークル

2023/10/22 18:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:平井 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミステリーの中でもクローズドサークルの作品は読んだことがなく、これが初めてでした。
推理が二箇所で並行して進んでいくのは読んでいて面白かったです。

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