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ミス・ラヴェンダーのお話が心に残った。若いころささいな喧嘩から別れてしまった人と、なんと45歳で結婚するのだ!
ダイアナは平凡な男と18歳で婚約。アンは教職を辞め大学へ。ギルバートとはまだ友人関係。
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アンシリーズ2冊目
全巻よりも大人の女性に着々と近づいているアンですが、そそっかしさ、空想癖は相変わらずでほっとします。
どちらかと言うと、アンの周りの人たちの展開が気になりますねー
ミス・ラベンダーのロマンスはまさに詩的ですね
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アン・ブックス第2巻。
『赤毛のアン』を読んだ人で、続きが気になる人は多いだろう。しかし、そういう人の全てが本書を読む必要はないと思う。
なぜなら、アン・シリーズは映像化されているし、その気になればWikipediaなどでアンのその後を簡単に知ることができるからだ。
実際にアンの続きを読んでみたいという強い希望を持っている人だけ、本書を手に取るのがいいだろう。実際、本書を手にとっているのはそうした人ではなかろうかと思われる。
さて、続きモノの第2巻というのは新鮮味が薄れて難しい。同じ水準の作品を書いても、低いように評価されてしまうのだ。近年のライトノベルでは、よく見られる話である。
本書は、『赤毛のアン』とほぼ同程度の水準を保つ。長広舌が少なく読みやすいことをいえば、少し評価が高くなる。しかし、物語の内容としてはやや平凡な筋だろう。作者自身、マシュウが死んだりギルバートとアンを和解させた段階で話を頂点まで盛り上げてしまっており、第2巻にそれ以上の山を作るのは無理だったのだろう。
結論から言えば、本書は『赤毛のアン』以上ではないし、『赤毛のアン』を読んだからといって本書を読むほどの価値もあるわけではない(この点は、パレアナ・ブックスとは異なる。パレアナの場合、『少女パレアナ』を読んだ人には是非『パレアナの青春』を読んで欲しい)。『赤毛のアン』の空気をより長く味わいたい人は、本書も読むといいだろう。
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2009年2月14日読了。
やっぱり面白い。
なんで10代の頃、興味が持てなかったんだろう。
アンってこんなにしっかりした素敵な女の子だったのですね。
大人になって読んでみて、色々考えさせられるところがあります。
でも、申し分なく少女マンガの世界ですけどね。
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アンは、ふいに孤独になるようなこと、ないんじゃないかな。
あるんだけれど、それは私から見たら孤独なんかじゃなくて、なんか、、、。
アンは真剣に考えているんだけど、それもおかしいんだ。
でも、アンにとっては真剣だから、それはやっぱ孤独なのかな。
実際、私だって孤独じゃない。
大切に想ってくれる家族がいるし、恋人もいる。
でも、完璧には分かり合えないじゃない。
当たり前だけど、当たり前だけど、自分の分身みたいなそんな友達がいたらなって思ってしまう。
やっぱり私はまだまだ“下劣な人間”ですね。
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赤毛のアンの続編2作目。アンが学校の先生として働く話。新しい登場人物も登場し、一作目から成長したアンと共に楽しませてくれる。特に起承転結という構成をとっているわけではないが、それでも飽きずにページをめくることができるのは、モンゴメリのユーモアと、情景描写の美しさの為せる技だろう。
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アン・シリーズ2作目。
1作目ほどの感動はないが、子供だったアンが成長していく過程が自然に描かれていて、読んでいて心地良かった。
また、「ミス・ラヴェンダー」のエピソードは心に響くものがある。
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16歳になったアンはアボンリー小学校の先生になる。失敗もあるが、努力と愛情で生徒たちから愛される良き教師へと成長していく。その間、新しい隣人や引き取った双子、謎の中年独身女性といった人たちとの新たな出会いや、改善会の活動を通して、人間的にもまた一段と成長していく。この章での大きな出来事は、親友ダイアナの婚約と幼なじみギルバートのアンに対する深い愛情の芽生えだろうか。小学校時代の強い好意がよりいっそうはっきりしてくる。 このときのギルバートのアンに対する愛情は、その後生涯変わることがない。
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成長したアンが学校の新任教師として働く話。
新しく入った学校の生徒や双子、ミス・ラヴェンダーなどの登場人物が増えて、話の展開も面白くなってきたのですが、外国人の名前なので若干前よりややこしくなっています。
学校の先生や、村落改善会などの活動に才能を発揮していくところに、変化を読み取れるので面白い。
双子のデイビーとドーラの描写に差がありすぎる気がしました。いい子にしようと頑張っている姿が可愛いので、私はドーラのほうが好きです。だからもうちょっと平等に書いて欲しいな。
アンがギルバートを意識し始めたくらいで、二人の関係にあまり進展はないので、次回に期待します。
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言わずと知れたモンゴメリ著書、赤毛のアンの続編。
私が初めてアンと出会ったのは小学校4〜5年生くらいのときだったと思います。奇しくも途上人物のアンと同世代の時に出会ったのも、アンが私の中に深く根付いた原因の一つと思いますが、こうして何十年も経って読み返しても感動してしまうのは、芯にアンが善良な人であり、公平な人だからなのだと思います。
マシューの死、そしてマリラの目の病もあって、夢だった大学を諦めアヴォンリーの学校で先生になったアン。
自分の理想を掲げ始めた先生だったが、他の人と違わずに、アンもまた、挫折、そしてその数以上の喜びを味わいながら成長していく。
なんといっても彼女はまだ17才!
理想の通りにならなくても、めげないのが彼女の一番いいところ。
だけど、先生になって絶対に鞭は使わない、と決めていたのに、とうとう使ってしまった事に対しては、いつまでも悩み悔やんでいた。その事に関して、墓地で告白するのだけど、その内容があまりにアンらしくて、彼女には悪いのだけど思わず微笑んでしまった。
ところで【赤毛のアン】時代の、奇想天外な行動をするアンが好きだったというあなた、大人に成長したアンは面白くない、なんてとんでもない。
このアンの青春では、アンに代わって、とんでもないことをやらかしてくれる愛しき天使、デイビーが登場するのでご心配なく。
それにアン自身も、自分では『そそっかしいところは直った』と思っていたのに、今回も神さまのいたずららなのか、お茶目なところを見せてくれます。
そして何より、あの、どこまでも深く自分を導く想像力は依然として健在ですので(しかもアンの青春ではアンに負けず劣らずの空想好きさんが2人も登場します。)
このアンの青春では、最後の方でギルバートがさりげなくアンに『本物の美しい愛』をほのめかします。
この続きは【アンの愛情】で楽しめるわけですが、考えてみればギルバートはちょっとしたいたずら心からアンの赤毛を「人参、人参」とからかったばかりに、涙が出るほど・・いや、涙は渇いて気の遠くなるほど辛抱強く、普通の人なら諦めるだろう、と思うほど粘り強くアンの愛情を勝ち取とろうとしていくのですから、本当、涙ぐましいと思います。
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16歳のアン。アヴォンリーの小学校の新任教師として過ごす。グリーン・ゲイブルスに引き取ったデイビーとドーラのふたご。ダイアナやギルバートと設立した「村落改善会」ミス・ラベンダーやシャーロッタ四世との山彦荘での出会い。(再読)
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短大時代に保育所のアルバイトに行く
電車の中で熟読しました。
アヴォンリー小学校に新任の教師として赴任したアン。
自分の保育所での仕事と重なり、アンの緊張感がそのまま
見事に自分自身を勇気づけ励ましてくれました。
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『アンの青春』(モンゴメリ、村岡花子訳、2008年、新潮文庫)
小学校の先生になってアボンリーの小学校に赴任したアンが大学に入学するまでの数年間の物語が綴られる。プリンス・エドワード島の美しい自然の記述だけではなく、本作は恋、愛の記述もあって、非常に美しい物語だと思った。続きも読みたいですね。
(2011年1月25日 大学院生)
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≪内容覚書≫
小学校の先生として赴任したアンのまさに青春の物語!
≪感想≫
良く考えると16歳で学校の先生って若い。
アンのような先生に出会えてたら人生変わっていたかもしれない。
ムチで打ちすえなければなならなかった男の子への対応が、
良かったのか悪かったのか。
私の中で、今も結論が出ないまま。
教育は難しい。
ギルバートとの微妙な関係の匂いに、ヒヤヒヤさせられた。
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アンシリーズの中でも、一番大好き!と言える一冊。(●´ω`●)ゞアンの可愛らしい恋愛模様が描かれています。今まで(一方的に笑)ギルバートを敵視していたアンの気持ちが様々な出来事を経て愛に変化していく。その経過を一緒にたどっていけるのがとっても楽しかったですw