紙の本
英語学習に安易な道はないと気づかせてくれる
2008/08/04 21:28
25人中、25人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:新井宏征 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はGoogle日本法人社長の村上憲郎氏。31歳で外資系企業に移ってから真剣に英語を勉強した体験を元にまとめたのが、この村上式シンプル英語学習法。
本書の構成を見るとわかるように、非常にオーソドックスな章構成で英語学習法が紹介されています。本を手にとってより詳しい目次見ると(ダイヤモンド社のサイトから見ることもできます)紹介の仕方だけでなく、学習法の内容そのものも非常にオーソドックスな内容になっています。
例えば多読の際は「知らない形容詞は「good」か「Bad」に変換する」とか、単語の覚え方は「とにかく見る」ことなど、著者なりの工夫も紹介されていますが、これも「今までにはない画期的な学習法」というものでもありません。
逆に言えば、英語を仕事で使えるようなレベルになるには、やはり相応の時間をかけることが必要だということですね。例えば、リスニングは1日1時間聴くのを3年続けろという話が出ていますが、最初からそれくらいの時間は覚悟することは必要だということでしょう。
村上氏自身、31歳でDECに移り、日本企業から外資系企業という文化の違いを乗り越えつつ、そして当然のことながら仕事をしつつ英語を勉強し、今ではGoogle日本法人社長、そしてGoogleの副社長という任務をこなせるだけの英語力を身につけたということで、仕事をしていて英語を身につけたいと考えている人には非常に参考になる一冊だと思います。
また単に学習法だけを紹介するだけでなく、お薦めの参考書として、村上氏が実際に使ったり、目を通した上で何冊か紹介していますので、そちらも参考になります。
当然、それぞれの目的によって身につける英語は変わってくるかもしれませんので、ここで紹介されている勉強法が必ずしも全ての人に当てはまるわけではないかもしれませんが、非常に読みやすく、ボリュームも152ページと手頃なので、英語を勉強している人は一度目を通してみるのも良いかも知れません。
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英語ねー、読めるようになりたいですよねー。
今まで読んだ勉強法の中では最もマッチョな本。
これに書いてあるのを1日やると、6〜7時間くらいかかる。
(もちろん、こんなのは暇な学生ぐらいしかできないだろうから短縮方法も書いてはある。)
とはいえ、そろそろ出来るようにならないと永久に出来る気がしないので、
8月は出来ることから、9月は結構頑張ります。
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普通の気合系の英語の勉強術。
結局英語に必要なのは努力であることを思い出させてくれる。
以下、村上式
・リーディング:100万語(?)読むべし。特に最初はわかりやすい推理小説がよい。
・リスニング:1000時間聞き続けるべし。
・ライティング:フォーマットを使って英借文するべし。
・ボキャブラリー:毎日10,000語眺めるべし。
・スピーキング:ひたすら話し続ける。特に自分については100の話題を予め英語で話せるようにしておくべし。
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しばらく英語を勉強するから本を読まないぞっ!
この本に従って英語をマスターするのだ☆☆
がんばれ、あたし!
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?読む>300万語読む
?覚える>1万語を眺める
?聴く>トータル1000時間
?書く>借文とブラインドタッチ
?話す>5パターンの基本表現を覚える&自分及び自分の関心ごとで100の英文を借文して丸暗記。
至ってシンプル。だいたい3年これをやれば何とかなる。コツは後戻りや息継ぎをせず前に進むこと。
あとはやるかどうかだけですね。
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ものすごくシンプルでよかった。
読む、単語を覚える、聴く、書く、話すの5つの項目で英語の勉強法があった。
<読む>
会話の多い探偵ものから読む。
SFはおすすめしない。
とにかく100万語(小説10冊、ノンフィクションで5冊)。最終的には30万語を目指す。
読むときは後戻り禁止でザーっと読む。
<単語覚える>
毎日会って覚える。
植田一三氏の「発信型英語10000語レベルスーパボキャビル」(ベレ出版)
ニュース英語パワーボキャビル3000語プラス(小林敏彦・語研)
英単語ピーナツほどおいしいものはない金メダルコース(清水かつぞー・南雲堂)
<聴く>
ざざっと聞く。トータルで1000時間。
ディベートのリスニングはグッド。
負荷をかける。ちょっと難しいかんじ。
・ダボス会議、Davos Annual Meeting(世界経済フォーラム、World Economic Forum)
http://www.weforum.org/en/index.htm
・CNN.com
http://www.cnn.com
・Newsweek
http://www.newsweek.com
・Online Library of American Speeches
http://www.americanhetoric.com
<書く>
英借文
<話す>
自分に関する100の話題を前もって考えておく。
「1分間英語で自分のことを話してみる」(浦島久、フライド・ダブンポート/中経出版)
自分の周囲の関心語とも英語で言えるように。
ジョーク
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・英語は十分条件でなく必要条件。
英語ができないと何もできない。
・300万語読む。読むときは「息継ぎをしない」。
・毎日1万語を眺める。とにかく毎日「眺める」。
・トータル1000時間、筋トレ感覚でとにかく聴く。
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読書期間2008.09.06
最近よく売れているとのことで、話のネタとして使うために手に取った。
Reading/Vocabulary/Listening/Writing/Speakingの5章立てになっている。
要するに「英語は努力して(勉強して)身に付けるというよりも、
多く触れるようにして慣れることが大切である」というのが主旨だと思う。
(もちろん、多く触れる機会を持つ努力をする必要性にも言及している)
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<目次>
第1章 英語は体を使って勉強しなさい
第2章 リスニング―英語の「聞く力」をアップする
第3章 スピーキング―英語の「話す力」をアップする
第4章 リーディング―英語の「読む力」をアップする
第5章 ライティング―英語の「書く力」をアップする
第6章 単語や熟語を「忘れない記憶」にするための暗記術
第7章 いつでもどこでも勉強ができる「英語教材」の使い方
私の英語ストーリー―私が英語を話せるようになるまで
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・「英語で読む」ためにすること
300万語読む。絶対に後ろへ戻らない。一定のスピードを自分に強制する。
究極のところ、英文は「S+V」しかない。
・「単語を覚える」ためにすること
毎日1万語をひたすら眺める。
・「英語を聴く」ためにすること
トータル1000時間、筋トレ感覚で聴く。毎日1時間聴くこと。
CNN.com
・「英語で書く」ためにすること
「英借文」とブラインドタッチを身につけること。
『1分間英語で自分のことを話してみる』
Docstoc.com
・「英語を話す」ためにすること
「あいさつ」「依頼」「質問」「意志表現」「相手の意向を聞く」5パターンの基本表現を覚えることと、自分および自分の関心事で100の英借文し、丸暗記。
『これで話せる英会話の基本文型87』
Could you please ~, Can I ~, I`d like to ~, I will ~, Would you like to ~, Shall I ~
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大変に良い本。
電車の中で30分程度で読めてしまったが、これから1年間努力するためのきっかけをもらった。
特に、「これ以上は無理(でもビジネスには支障はない)」ということをはっきり言い切っていただいているのが参考になる。
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英語へのモチベーションを上げるために購入。やはり常に英語に触れ続ける努力をしない者には英語上達しないですね。。「単語を眺める」「英語を聴く」は実践しようと思う。
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最近グーグル社関連の書籍が色々発売されているがジョブズ氏ではなく、副社長の村上氏の著書。内容は英語学習についてだが、外資に転職した企業人のビジネス書として読んでも面白い。アメリカの小学校のエッセイの宿題についてが印象的。
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100万語読む 小説10冊ノンフィクション5冊 後戻り息継ぎ禁止 ひたすら前へ前へとすすむ 知らない単語はgood or bad 一分に500語 リスニングは耳の筋トレ トータルで1000時間聴く http://www.alc.co.jp/eng/lvl/words/
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なんとゆーか身も蓋もない本ですね、これ(っ-;
筋トレと同じで、継続的に時間をかけて訓練しないと身につかない。
英語に王道はない、と。
楽した教材で撃沈を繰り返している私には耳が痛いです。ほんと。
この本はトレーニングのきっかけで、この本には方法は書かれていません。
その代わりに参考書籍がたくさん。
この情報へのリンクについていは、さすがGoogle的。
本のあり方が変わってきていることを感じます。
文字数は少なく、1500円が30分で読み終えてしまうとちょっと勿体なくもあるのですが、
それが英語力に得られるとすれば非常に大きいかと。
インパクトとしては★5にしたいけれど、現時点で大学入試程度の英語力もなくて
この方法で本当に伸びるか分からないからと、一つ下げておきます。