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事件の一応の決着がついて終わってはいるものの、登場人物のそれぞれの”その後”が描かれていないのは残念。
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彼岸嵐の北海道で起きる色々な事件の話し。佐々木譲の作品にしては物足りない感じだが、流して読むぶんには良いかも。
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佐々木譲の川久保巡査シリーズ。前回の【制服捜査】が短編に近かったので、今回も短編かなと思ったら、金田一少年の事件簿を想像させる、自然災害と絡んだ長編もの。登場人物が多くなかなか入り込めなかったが、途中からはまって読めた。ラストがあっさりし過ぎて残念やった(ーー;)面白かったのに…ラスト簡単すぎやわ…
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寒くなってきたねぇ。とは言え、物語の中はここらの寒さとは桁違いの世界。「制服捜査」の続編で、短編集だった前作とは異なり、今回は長編で頁たっぷり。
北海道東部の何も無い田舎町に倦んだ人たちにそれぞれの事情で事が起こり、爆弾低気圧が引き起こす猛吹雪に翻弄される中、彼や彼女の運命は町の小さなペンションに引き寄せられていく…。
序盤、普段何も無い町に、こういう日に限って、こうも事件が起こるのかと思うと、設定はかなり陳腐な感じがするのだけど、まあそんなことは言いっこなし。
むしろ、それを引き取って、多くの人の行き先をひとつの夜に収斂させるお話は、古~い映画だけど、同じ雪の夜を描いた「大空港」を思い出させ、次はどうなるんだと惹き付けられながら頁は進む。暴雪の描写がリアルで、雪に閉ざされた世界ってただでさえ気詰まりなんだけど、この怖さも良く出てる。
川久保巡査部長のキャラは前作いまイチ分かりにくかったのだけど、今回もまた主役は猛り狂う風雪で、捜査が出来ない制服警官の立場に加え、事件を目の前にしても出動も出来ない川久保は、今回は更に脇役の鬱屈を募らす。
ラスト、あっけなく絞る引き鉄にその心情を推し量るが、大団円とならぬところに、前作で『どの事件もスッキリした解決は見ず、読み味は暗く苦い』とした印象を引きずり、★はこんなもんで。
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三月末、北海道東部を強烈な吹雪が襲った。不倫関係の清算を願う主婦。組長の妻をはずみで殺してしまった強盗犯たち。義父を憎み、家出した女子高生。事務所から大金を持ち逃げした会社員。人びとの運命はやがて、自然の猛威の中で結ばれてゆく。そして、雪に鎖された地域に残された唯一の警察官・川久保篤巡査部長は、大きな決断を迫られることに。名手が描く、警察小説×サスペンス。
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うーん、前の作品の方が良かった。。。あまりにもお約束な展開。地方駐在所に転勤して単身で頑張る警察官の悩みや組織での立ち位置など、もっとそのあたりを深く描いてほしかった。
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制服捜査のノリを期待していたんだが、正直、ちょっと期待はずれというか、これはこれでアリなんだろうけど、ちょっと自分的にはつまらなかったな。
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佐々木譲だからこそ期待してしまい、本作に関してはやや残念。プロッットに甘さがあり、回収にも隙がある。北海道ならではのネタではあるが、そこに狡さも感じてしまう。決して駄作ではないが、高い次元をキープしてほしいからこその残念感。
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これまでの警官ものとは少し趣が変わっているように感じた。
警官側に立って読み進めることができなかったからかもしれない。
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最近はPCがふさがってばかりなので(子供らに)
途中だけど感想を・・・
この3連休は猛吹雪と思っていたのですが、さほどでもない・・・なので物語の中だけでも厳寒の世界を味わってみます
さすが中標津に住まう道産子作家さん♪
北海道十勝の架空の(忠類地区あたり?)田舎町を襲う猛吹雪
今までかろうじて地に足をつけていたキケンな状況が、暴風雪に飛ばされ・・・様々な事情の爆発が起こり多くの人が翻弄される
吹き溜まりのように小さなペンションに引き寄せられて(笑)
川久保巡査は捜査が出来ない制服警官という立場だけども、元刑事というポイントを抑える力量があるので、このモノガタリを無事収束させる・・・のではないでしょうか
さて、続きを読むかな
今はただ・・・会社に早くいけると良いと祈ってます
退職したら、一緒に旅行しましょうね~
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北海道特有の気候を生かした、なんともいえぬミステリー。
こういった作品をミステリーと呼んでいいのかはわからないが、
いくつかの物語が同時に進行してゆき、ある場所で収斂する。
ちょっと都合がよすぎるところも否めないが、
それでも先が読めない展開にドキドキハラハラするのは間違いない。
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雪の描写はさすが、実感がこもっていると思いました。
雪に閉じ込められることの怖さが伝わってきました。
川久保巡査部長が一人でできることの限界、もどかしさも一つのテーマであったのでしょうが、ラストシーンでそれが払拭されたかといえば、もう一つ物足りなかった気がします。
川久保さん以外にも、刑事さんが登場しました。
この作品もシリーズとして刊行されていくことは決まっているようですから、
登場人物たちの「その後」は次回作に持ち越されるのかもしれませんね。
伏線として効いてくるといいなと思いました。
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設定の町はどえらい田舎のようだが、こんな町にこれだけまとまって事件が起こる?(筆者もそのへんは心得てらっしゃるが・・・)
あと今回は主人公があまり目立たなかった。登場人物が多すぎたか。
それはさておき、面白く読んだ。
あっという間に読めます。
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一気に読んでしまったが、グイグイ引き込まれてしまう。同時進行で展開する場面の切り替え、状況描写が凄い。
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読みごたえあり!!
北海道の冬でなければこんな展開にならないのかなぁと思いました。
警察小説ではなかったですが、引き込まれていきスイスイ読んでしまいました◎