紙の本
キャラクターの歴史が描かれる短編集
2015/09/30 14:59
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャンプSQや公式サイトに掲載された短編に、書き下ろしをあわせて収録している。グルーピングすると、著莪あやめと佐藤洋の日常系、槍水仙が一年生の頃、金城優、秋鹿雅、烏頭みことがいた在りし日のHP部系、白粉花と白梅梅の日常系、沢桔梗と沢桔鏡の日常系という感じだ。
著莪あやめと佐藤洋のお話は、狼とは何の関係もなく、単にいろんなシチュエーションで二人がいちゃつくだけのものだ。山の上の家の中で、二人っきりで晩ご飯を作っていちゃついたり、お風呂に入っていちゃついたり、初詣に行っていちゃついたり。キスすれば大抵ごまかせるというあやめの母の言葉が至言。
白粉花は東京ビッグサイトで行われる某同人誌即売会の二日目に初めてサークル参加したことにまつわる話だ。新作に興奮して感想を書き綴る一人のファンのサイトの模様も紹介されている。もっとも、現実の白粉にまつわる話は、その作中の興奮とはひと味違うものなのだけれど。白梅とのなれそめも語られる。
派手さはないけれど、キャラクターの歴史が描かれる短編集だと思う。
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
箸休め第3弾。
なんといっても、白粉のストーリーが秀逸。
白粉が初体験した年末年始のビッグイベントにおける豊潤なエピソードと、
それを見守る白梅との過去。
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タイトル通り、濃厚な内容になっている一冊。
著莪が可愛すぎる…こんな従姉が欲しい…!あと、獣道が…その…凄く…過激です…w
箸休めだけど、読みごたえもそれなりにあったので、個人的には面白かったです。
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短編集の三冊目。今回は表紙でもフィーチャーされている白粉、白梅コンビ成分が多め、二人の馴れ初め話でついに梅ちゃんが白粉に執着している理由も明らかに、二人がお互いを想い合っている関係は好きではあるが互いに秘めていることが明らかになってしまったときにどんな変化が起きるのかが気になる。また、白粉大先生の作品の一部も掲載された。
前巻で出番が少なかった分、今巻では著莪の破壊力がすさまじかった、自分もこんな従姉弟が欲しい。
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短編集。槍水先輩の過去も挟みつつ、ベントー争奪戦以外の日常編ですかね。あれ、何このリア充に見える佐藤は。この日常を見ると白粉先生に(もちろんソッチ方面で)弄られ、白梅様から物理的な制裁を受けるのも仕方ないね。世界はバランス取れてるようで何よりだ。しかしこれ完全に著莪ルートじゃないのか。白粉先生の本業(?)の方も面白かったです。夏冬のあの会場は完全に戦場ですとも、ええ。その短編で登場したアオちゃんってまさか(笑)
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シリーズ3冊目の短編集。佐藤のあまりの極悪ぶりに私の中の拳王が目覚めそう、そんな内容。
やっと表紙に登場したけど、白粉白梅カップルの関係性がいい。後ろめたさをを感じながらもお互いを一番に大切に想う姿は、作中トップを争う危険物どもとは思えない微笑ましさだった。
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面白かった、笑えるところは存分に笑わせていただきました。
ただ、今までのベン・トーと比べると少しパンチが足りないかなー。
白粉のコミケ参戦話と、オルトロスの恋愛事情(?)の話が良かった。いつもと違った一面を見られるのは短編集ならではですね。
一方で佐藤と著莪の日常話と、槍水の過去話は微妙というか……何とも言えぬ不完全燃焼。シリアスとバカの調和が素敵な作品なだけに、その一方だけを抜き出されてもイマイチ盛り上がらないなと思いました。
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相変わらず濃ゆいw まとめ本ですが、セガへの愛は変わらずよい内容です。今回は、表紙の二人の関係性がより深く分かる巻でしたね。 なるほど納得といったところ。 著莪と佐藤は、相変わらずの内容。平常運転、「本当に、ありがとうございました!!!」 爆発しろー 今回も楽しませてもらいました(笑)
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佐藤と著莪の日常、HP部の過去話、白粉と白梅の話がそれぞれいくつか入った短編集。
特に佐藤と著莪の話がよかったな。
単なる熟年カップルの日常って感じだけど、ニマニマしながら読みましたw
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ベントーシリーズの間食版。
白粉がおとなになって、成長を感じれる。まさか、薄い本への愛、そしてそこから狼としてのわざへの昇華させていくとは。
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白粉がコミケで戦う話があり、その同人誌の感想として、何箇所かに「ANの5時の読書会」2ページが挟まれているが、そのホモ話がウザい。
白梅と白粉の出会いとかは良かったですよ。
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9.5巻読了。
相変わらずパワフルにおバカで熱いなぁ。
あと弁当他食べ物描写がおなかが減る減る。
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半額弁当という需要と供給のはざまに生きる狼たちを描いたラノベの番外編の第3弾。
誰か先生と姉トロスを止めてくれ!
もう彼女らの暴走に口を出すものはいないけど、止めないとマズイですよ!
放送コードとか対象年齢とか健全さとかさ(笑)
ここまで下の方のネタに行き過ぎるのもどうかと思うしね。
まぁ、面白かったから否定できないんですけど(笑)
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短編ならではで、キャラの内情が語られるのがいい。白梅の白粉に対する思いも最後に語られていた。
佐藤と著莪は毎回同じようにいちゃついているけど進展はないんだろうな。これだけイチャついてキスして抱き合って、他に恋人を作れるはずがないけどね。
ラノベばかりずっと読んでいるからか飽きてきてしまった。短編はカタルシスが弱いのもあるし、ホモネタが冗長なのもある。同じ作者をずっと読んでいると癖が見えてしまって物語に入って行きにくいのか。
でもあと3巻なので気合い入れて読むとしよう。