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[ 内容 ]
日清戦争の勝利で獲得した悲願の植民地・台湾。
当初、台湾統治のために一線級の若きエリート官吏が送り込まれる一方で、未知の島・台湾に滾るような野心と探求心を抱いて乗り込んだ若き科学者たちがいた。
柳田国男に多大な影響を与えた「台湾学の祖」伊能嘉矩。
ジャングルを切り開きアジア屈指の熱帯植物園を開いた田代安定。
原住民の生活を丹念な記録と写真に残した森丑之助。
最も早く台湾に渡り、最も困難な状況で台湾と格闘した三人の日本人の波乱の生涯を描く。
[ 目次 ]
序章 海路、台湾へ!
第1章 台湾に科学の光を当てた―伊能嘉矩(寄宿舎騒動;遠野の天童;餞は南部駒 ほか)
第2章 時勢を駆け抜けた反骨の植物学者―田代安定(維新揺籃の町;東洋一のコンビナート・キニーネの栽培 ほか)
第3章 「蕃人」に一生を捧げた人類学者―森丑之助(内台航路「笠戸丸」;幻の人類学者;京都から長崎へ ほか)
終章 明治という時代に生きた冒険科学者たち
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