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京都本大賞ノミネート作品。やんわりした京都弁とお寺さんの社会がうまく合わさっていて、京都らしさは感じることができました。ただミステリーとなると、いま一つツメが甘いように思ったので☆3つ(^^;;
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大宗教法人の汚職をベースにした殺人事件。ストーリーは冗長。但し坊さんの世界の隠語の知識がついた。如来=女性、半通夜=短時間だけ女のいる店で遊ぶ、檀徒=なじみの女、瑠璃光如来=美人、独鈷加持=情交、内陣=女陰、成仏=婦女暴行など…
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松本清張賞受賞の広川純氏の社会派ミステリー。
主人公賢了の学生時代の親友が水死体となって
発見された場面から物語は始まる。
明け方のまだ静かな疏水での発見から、
物語はグイグイとクライマックスまで突き進む。
サブ主人公とも言える森刑事の取調べの場面は
特に臨場感があり、私は好きです。
松本清張賞受賞した前作も読んでみようと
思います。
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思っていたほど複雑ではなかったし、思っていたほど単純ではなかった。背任や利権構造、友人の死という軸があるうちで、背任 (と利権構造) にかかるミステリーが、徐々に内奥に踏み込んでいく感じで面白かった。どこの世界も結局はお金と権力が絡んでしまうのかと嘆息せずにいられない。[more] ただ祐介の件はちょっと唐突のような気がしなくもない。