紙の本
ソフロニア嬢から目が離せません。
2017/05/09 16:35
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
ファンタジー小説xスパイ小説といった作品です。
吸血鬼や人狼といったものが好きな人にもお勧め、
一般人が知らないところで活躍するスパイ機関が好きな人にもお勧めです。
とはいいつつも、一番のポイントは学園を舞台にした作品というところだと思います。
主人公ソフロニアを中心とする少女たちの、ワクワクハラハラするような冒険から目が離せません。
もちろん、お転婆なソフロニア嬢が、この先どのように成長していくのかも見所の一つだと思います。
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前作「アレクシア女史……」シリーズのちょっと前の時期を扱った新シリーズの1作目。まだ序盤なので空中に浮かぶ学園という舞台と、諸々の登場人物の紹介が主、といった感じですが、それでも19世紀英国の雰囲気と謎の技術が入り交じる世界の中で繰り広げられる事件はなかなか面白く、今後の展開も十分期待できる気がしています。
まぁ、初見の方は前作シリーズから読み始めた方がいい、と思います。
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想像力が足りないのかところどころ想像しづらいシーンがありましたが、わくわくするような設定で良かった。
ただ、もうちょっと試作品の理論とか説明してほしかった。
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毎回思うのだけど、このシリーズはタイトルのつけ方と表紙のイラストが秀逸だなあ……。
(原作者には「MANGAになってる!?」という問い合わせがあったらしいけど(笑))
前シリーズの「英国パラソル奇譚」は、時折入るハーレクイン・ロマンス的展開が自分にはちょっと合わなかったのだけど、このシリーズの主人公は15歳のおてんば娘。
屋敷のエレベーターは分解するわ、木登りはするわ、あんまりお行儀が悪いので、とうとう寄宿の花嫁修業学校に放り込まれることになってしまった。ところがその学校は、花嫁修業の皮をかぶった、スパイ(暗殺含む)養成学校で…… という王道中の王道展開。
もう少し学園生活の様子や、「授業」の内容、そして日常生活の描写が欲しいなあとも思わないでもないけれど、冒険活劇としてはこんなものかしら。
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先日の旅行で数十ページ読んだところで紛失。悔しいので買い直して一気読み。前作から読んでいる人にはニヤリとするクロスオーバーのある、過去でのスピンオフ作品。
スチームパンクの中で貴婦人たちはどのような能力を持つのかを説明しつつ、キャラクターの紹介、イメージ付け、そしてメインストーリー導入と忙しい一冊。前作読んでなくても十分楽しめると思う。
この作者は美しいキャラクターは好きだけど華美な主人公はお嫌いのようで、またもやオテンバなお嬢さんが主人公。前回は行き遅れ、今回は少女。オテンバお嬢さんをもて余す富裕層の両親が、お世話好きの御近所さん進められて、娘を花嫁学校に押し込める。しかしこの学校ちょっとおかしい。そこから始まるオテンバ全開の軽快なストーリー
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アレクシアの世界観で、ちょっと過去の話。
世界観について特に説明した部分がなかったかも?アレクシアから来てる人は入りやすいけど、そうじゃない場合はどうなんだろうか…ただ、今回の筋では異界族がらみのゴタゴタというより、変な学校入っちゃった!という方向なので問題ないのかも。
ちっちゃいルフォー、かつてじゃないベアトリス、少女なレディ・キングエア等アレクシア組も濃いけど、ソープや教授陣、同期生等のソフロニア組もやっぱり濃い!
アレクシアに比べてヒロインの年齢が低いのでよりラノベ的。どたばたも、スパイテクを駆使してるのでよりヒロインたちの能力にワクワクする感じでたのしい。
いやぁ、学園はなかなか見込みのある生徒を迎えたようです
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面白いのですが、この世界観が入り込むにまで
時間かかりました
もっと、整理されたほうが読書が進みますね
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あまりにお転婆なため実家で持て余されたソフロニアは、いわゆる花嫁学校へ無理やり入学させられてしまう。
ところが、この学校というのがスパイの養成学校だったというのが奇想天外でおかしい。
ソフロニアが謎を追って活躍するのもおもしろかったが、学園の中で体当たりで仲間を増やしてゆく過程もなかなかよかった。
そして、やはり前作英国パラソル奇譚のファンにとっておなじみの名前がところどころで登場するのがまた楽しい。
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イギリス田舎貴族の末娘ソフロニアが放り込まれた花嫁学校は実はスパイ養成学校だった!というあらすじだけでも楽しそうな小説。期待に劣らず、楽しい学校生活の様子がテンポよく小気味のいい話に仕上がってます。ジブリでアニメ化したら面白そう。
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ゲイル・キャリガーの新シリーズ1作目。
元気いっぱいの女の子がヒロイン。
アレクシア女史ものと同じ世界設定で、もっと前の時代。
おなじみのキャラの若い頃も出てきます。
ソフロニア・テミニックは、姉と兄弟がたくさんいる14歳。
木登りやメカが好きで、あまりのおてんばぶりを持て余され、花嫁学校(フィニシング・スクール)に入れられることになります。
姉の社交界デビューの舞踏会までに、少しでもましになるようにと。
ところがそこは、上流社会のマナーを学ぶだけでなく、情報収集や毒物や短剣の使い方などを教える学校。つまりはスパイ養成校のようなものだった!
しかも校舎は、宙に浮かぶ巨大な飛行船で、煤っ子と呼ばれる男の子達が、ボイラーに石炭をくべている。
メカアニマルを手に入れたソフロニアは、えさの石炭を分けてもらうため、飛行船の外側を伝って下部まで降りていき、友達を作ります。
吸血鬼や人狼が共存する世界なんですが、ソフロニアはこれまで見たこともなかったのです。
教授陣に一人ずついて、ハンサムな人狼のナイオール大尉は人気者。
同級生には、人狼に育てられたという大柄な少女シドヒーグもいました。
ディミティという親友も出来て、にぎやかな学園生活が始まります。
応接間のような教室で繰り広げられる怪しげな授業が面白い。
事情があって落第して同級になったモニクは美人で優秀だが嫌味で、何か秘密を抱えていました。
飛行船を襲いに来る(海賊ならぬ)空賊が要求している「試作品」とは?
ディミティと一緒に、謎の品のありかを知ろうとするソフロニア。
持ち前の運動能力や機転を生かして、ソフロニアは活躍、次第に認められるようになっていくのです。
あのマダム・ルフォーがまだ子供で登場。30年前ぐらいなのかしら?
(追記:25年ほど前の1851年設定だそうです)
19世紀半ば、女性はコルセットをつけて、ふくらんだスカートを着ている時代、上品に悲鳴をあげたり、何かあれば失神したり。
科学も進歩し始めていますが、スチームパンクなこの世界では一味違う発明が!
メカ犬も愛嬌をふりまきます。
盛りだくさんで濃い~いきいきとした描写の学園もので、楽しみに出来るシリーズです♪
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図書館で。前に人狼の話を読みましたがこちらの方が好みでした。
それにしても良家の子女と言うものは何とも退屈しそうな生活を送ってらっしゃいますなあ。だから小人閑居して不善を為すんだろうなあきっと。
彼女には一風変わった躾教室が合った、と言う事なんでしょう。きっと。
続きも出たら読みたいな、と思います。面白かったです。
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お転婆なソフロニアが、スパイ養成学校に入学させられて、
そこで先生たちとのやり取りだったり、空賊が狙っているものと
関わってみたりなど、学園ものとして面白かった。
養成学校が4学年となっていて、それに対応した
全4巻の第1巻に当たるということで、
ハリーポッターの1巻に似た雰囲気もあるかな
(内容はハリーポッターよりも明るめ)。
第1巻でも成長したソフロニアが、第2巻以降で
どういう風に成長していくのか、気になるところ。
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おてんば娘・ソフロニア 素行の悪さにキレた母親は彼女を花嫁学校に入学させる だがそこは女スパイを育成するための養成機関だった 一八五一年英国ビクトリア朝 メカや吸血鬼や人狼がいる世界 巨大飛行船の中にある空中学校 スパイになるための授業 空強盗の狙う謎の「試作品」
仲良しのディミティ 意地悪な上級生モニク ルームメイトのシドヒーグとアガサ 弟のピルオーバー ちびっ子天才発明家 ボイラー室の気になるアイツ 個性的な教師陣
物語自体は大きな起伏もなく普通。だけど魅力的なキャラクタや世界観、ウィットに富んだ文章に読ませられる。純粋に次回が楽しみだと思えた。
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海外版青い鳥文庫って感じ。
ライトノベルじゃないんだよね。ラノベだったら馬鹿にされると思う。
ハヤカワよりルルル文庫の翻訳枠とかで出した方がいいんじゃないかな~。
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シドヒーグ!ナイオール!なつかしキャラクターとうじょう
ソフロニアのおてんばぶりには胸がすく思い
しかしバーナクルグースは食わせものですねぇ
空に浮く学校なんて考えても見なかった!けど読み終わるまでにはありそうだと思わせてくれる