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「株の損益期待値は5%」
「株の損益期待値は5%」…
昨今市場が荒れ、日経平均がガクガク下がる中、呪文のようにこれを唱えている一般投資家も多いはずだ。
しかし、この本を読んで少なくともわたしはわからなくなってしまった。まさに金融世界は魑魅魍魎ではないか。
ゴールドを作ったのが神様だとすれば、貨幣を作ったのは間違いなく人間である。神様はゴールドの量をあらかじめ定めたが、貨幣の量を決めるのは中央銀行(日銀)である、そして人は欲深い。
本著はよくある金融本のような数式やグラフは一切出てこない。まさに国と国、個人と個人が、金を毟りとりあうリアルが描かれている。
難解な部分もあるが、楽しめた。オススメである。
「株の損益期待値は5%」
「株の損益期待値は5%」…
お、おうっ!
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ちょうどオリンパスの前あたりからブログを読んでいたが有料メルマガになったため、購読を中止してしまっていたサイト。しかし人気は衰えず、本屋に並ぶほどに。ページ数は少ないですが読み応えがあります。今経済が上向きになっているので、手を出そうとしているひとは読むと良いかも。
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2013年の本。ブログで横書きで読んだ文章を縦書きで再読。ここ数年の市場に関する話題については一部陳腐化しているが、より大局的な歴史の話は改めて参考になった。
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この本は2013年刊行。2012年までの金融市場について記載。2022年10月の今これを読むと感慨深い。特に金融市場と刑事事件の「恣意性」はずっと繰り返されている。この本で、日興証券の悪事が取り上げてられている。10年経ってもまたやっているということに皮肉を感じる。
あと、この書籍では、オリンパスやSONYについても取り上げられている。このころに勇気を出してこれらの株式を購入していたら、大儲けであることも皮肉を感じる。
10年という歳月を感じる一冊。