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"この本は面白いです。 皆さん全員に必ず読んでほしい1冊です。
自分の国債に対しての考え方もこの本から学んだ部分も多々あります。
全体のつながりが紐解くことができ、他の経済問題つの関連性をすべてつなぎ合わせることができましたので!!"
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日本国債の暴落が予見される中、実際に発生しない仕組みを解説しています。具体的には国債の購入主体をムーバー、ファンダメンタルズ、限定合理者に分け、最終的には限定合理者が超長期国債も買い支えている構図により、国債の暴落が起きていない状況を説明しています。加えて、日銀の金融緩和により買い支える主体が増えたのも指摘しています。このような主体の区別がそれほどの意義を有するか疑問はあります。というのも、あらゆる主体がムーバーやファンダメンタルズ、限定合理者の要素を持ち合わせた中でのポートフォリオを組むことは避けることができないといえ、それぞれの要素を持ち合わせているがゆえにダイナミックなポートフォリオを構成することができるためです。ただ、国債に関する一般的な解説を分かりやすく説明している点ではありがたい本書です。
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2013/10/15:読了
株の持ち合いも、「限定合理的投資家」も、金融の安定には役に立っていたように思う。破壊的な暴騰・暴落を押さえる仕組みは、必要だと思う。
それを、自由化ということで、つぶしてしまって良いのか...
50ページ 3つのカテゴリの投資家
「ムーバー」
常に利益の最大化を狙っている。ヘッジファンドなど
「ファンダメンタルズ」
ファンダメンタルズに基づいて投資することを原則。都銀など
必ずしもキャピタルゲインで儲けようとしない。
「限定合理的投資家」
ほかに選択肢がないので投資している。
地域銀行、信用金庫、郵貯、それに生保などが入っている。
「ファンダメンタルズ」「限定合理的投資家」のハイブリッド買いが
日本国債の暴落を押さえ安定をもたらしているが、それはバブル。
参考:
小幡績著『ハイブリッド・バブル』を読む |
Group J&E
URL : http://groupjande.jugem.jp/?eid=321