紙の本
受が微妙
2017/09/30 23:47
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻めキャラ2人が、主人公にとって都合よすぎるキャラなので、自分の中で盛り上がることなく読了しました。
紘一郎さんは素敵ですね。
どんな理屈をこねても、主人公が不誠実なことに変わりないと思っちゃって、どうにも感情移入しにくかったです。
本編をもにょもにょと読み終えて、おまけについていたペーパー読んで初めて物語が落ちた気がしました。
ちょっと残念でした。
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主人公の拓実はとても真面目な27歳の高校教師なのですが、隠している性癖があります。
生徒や同僚教師の受けもよく誠実に職務に励む拓実は、実はゲイでしかも真性M。妻に先立たれた男前で43歳の紘一郎というノンケだった優しい彼氏もできて、この上なく幸せな身の上なのに、彼にも言えないM体質をいつも持て余しています。
紘一郎が出張で寂しいからとはいえ、拓実の行為にはちょっと共感できません。ついふらふらとSな男とその場限りと言い訳して抱かれてしまうのは、病気と受けとめればいいんでしょうか。
身から出た錆で、拓実は三流雑誌記者の重成にそのことで強請られ、体まで奪われてしまいます。しかも、そのいたぶられ方がよくて、いけないと思いながらも体は喜んでしまう始末。
裏の顔は誰にでもあると言えばそれでおしまいですが、拓実の場合なんか納得いかない気がします。流されすぎ。Mでも男としての気概がもう少し欲しかった。優しくて控えめで真面目すぎるゆえだとわかるけど。
紘一郎にもっと登場してもらって、活躍してもらいたかったです。年上でできる男だと言うのを強くアピールしてもよかったのでは。枯れるにはまだ早いのに、年上なことを理由にして遠慮すぎます。でも、こんなに優しすぎるから、拓実が満足できなかったんでしょうね。
で、重成です。少し中途半端でどっちつかずなキャラ。非道だと思ったら、正義感あふれています。全員いい人でまるくおさめたかった気持ちは伝わりましたが、重成に関してはワルの裏の顔というより、後半全面的に人格が変わってしまったんじゃないかと。
善人の裏に隠された鬼畜な一面とか、被虐好きな一面とか、興味深くてわからないでもないけど…なにかひっかかりました。
Hはテーマがテーマだけにハードで濃厚なプレイ系や、年上男との純情まったりHまでそれこそいろいろてんこもりなんですが、なぜか萌えませんでした。愛があまりにも希薄で。
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男子校の教師である拓実は妻を亡くした壮年の恋人紘一朗がいる。
大手商社の部長であり誠実で優しい大人の恋人を愛しているのに拓実には人には言えない性癖があった。昔付き合った男に調教されてしまったその身体は優しい紘一朗の抱き方に満足が出来なかったのだ。
ある日、学校に記者が来た。最近捕まった援交をしていた教師が他にも似た様な事をしている教師がいると言った為、拓実の学校に取材に来たのが重成だった。
彼は執拗に内情を探りたがり、偶然拓実がゲイである事がしれてしまい。。。
お話の流れはよく分かったのですが、心に響く物が足りなくてなんとなく釈然としませんでした。
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水原先生にしてはぬるい。
受けのド淫乱っぷりは凄まじいけど、二人で付き合っていく以上、性の相性って大切なんじゃなかろうか。その辺ちゃんと向かい合えよと、読んでいるこちらが焦らされた。
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大変よい年上包容力攻めでした。紳士!どこまでも紳士だ!!その紳士さゆえに、受けは愛してるのに自分の性癖を打ち明けられなくて煩悶するという……罪な紳士攻めです。
打ったりひどくしたりすると受けが淫乱ぶりを開花させるのでそのへん萌えました。本人が嬉しそうなSMはおいしいです。ラストのへん、視姦されてるのにラブラブ全開の二人がたまりません……
受けにしたらこの攻めは優しすぎるのかもしれないけど、そこはどんどん自分好みに仕込んでいったらいいと思います。攻めにひどく抱かれるところが見たかった!