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西澤保彦らしい作品。女子高生連続殺人が起こり、同時に捜査員も連続で殺される。登場人物は一癖も二癖もある人ばかり。はっきり言って読了感は悪い。登場人物の幼児性エゴイズムにウンザリさせられるが、作者らしくもある。
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女子高生が殺され、その捜査の最中に仲間に批判された若手刑事が狂気に走り、刑事を殺してしまう、その殺人の理由が「自己の思想と相容れない」ことで、我儘がゆえに殺し、罪悪感もない、というめちゃくちゃな人間模様の話。
女子高生殺害の方はミステリ風だけど、それも読者が謎解きをする本格風とは違い、ストーリーで読ませていた。
被害者の描写が段々無くなっていくのが残念だったけど、筆力のある作家の作品だけあって、一気に読んでしまった。
この作家の作品は状況証拠と語りで解決、でも裏付けはナシ。それでも納得しておしまい。最後に「救い」がないのが特徴か。
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名前が読みづらくて困った。
後半からは結構面白くて続けて読んだけど、
前半が結構だらだらしている感じ。
登場人物が多くてどんな人だったか…と思う前にいなくなったりする。
そんな気がした。
最後もあー…やっぱりそうなってしまったかー…という流れになってしまってるのが惜しい
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読んでいて退屈しなかったし、きちんとミステリ的な真相も決まっていた。
完全な悪者として描かれている登場人物が、実際の社会にはうようよ見られる思考の持ち主で、それについての理解が深まった。
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なんかひたすら散漫。
一つの小説にここまで色々詰め込む必要あるのか?
登場人物も多いうえに名前がややこしくて混乱するし…
途中まで面白く読めていただけに、後半が残念すぎる。
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ジェットコースタのように話が流れるミステリィ。久しぶりにミステリィを読んだので、それなりに面白かった。
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「もしかしたら幸せなのかな、このほうが」 殺害された女子高校生の遺体発見現場で刑事が洩らすひと言。性的暴行の痕跡はない。怨恨の線で捜査は開始されたが翌日、またもや同じクラスの女子が全裸で殺害された。そして、すぐさま第三の殺人。残酷な女子高校生心理と、容赦なき刑事の異常な行動が交錯する大胆不敵な警察小説。『猟死の果て』 改題。
久々にとても後味の悪い作品を読んだ。まともな警察小説だと思って読んでいたらまともな登場人物は一人もいなかった。誰が犯人でも誰が死んでもどうでもいいやと思ってしまった。
しかし、現代の人間の汚さを描いた部分はいやに心に残った。自分の欲望に正しいことが真面目と考えることは誰にでもあるのかもしれない。最後のセリフ「なんで…俺が…」がこの作品の全てを象徴している。
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『猟死の果て』を改題したもの。読んだはずなのに全く覚えていなかった。こんなに気持ちの悪い本なのによく忘れてたと思う。よっぽど嫌だったのかもしれない。警察にも教師にもマイナスイメージを植え付けてくれる。作者自身元教師で、奥様が今も教師だったと思うのだが、よほど教師生活が辛かったのか。女子高生に恨みがあるのかと勘繰ってしまうほどの悪意を感じる。
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今の西澤保彦の根底がある作品ですね。
古い作品ですが、西澤保彦らしい痛い物語や狂気、そして展開がありよかった。
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2012/2/16
嫌がらせみたいな本。
そのまんまの意味で。
後味悪い本にさえ到達しない。
魅力的な登場人物もおらず、たいしたひねりもなく。
これ西澤保彦やんな?
久しぶりすぎるぐらい久しぶりに読んだけどキャラ変わった?
この本だけ??
さ、気分直しだ。
次行ってみよー
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人が理不尽な理由でいっぱい殺されます。
乱暴にまとめてしまえば それだけの作品。
この一方から見ればいたって理不尽な凶行に ひたすら理由を付けていくところが西澤氏らしいのかもしれない。
……相変わらず登場人物の苗字は読みづらい。
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西澤保彦は好きで著作はほとんど読んでる。
だから「おお、新刊でたか」と喜んで買ったのに……なんだよー、以前出たやつのタイトル代えただけかよー。
ネット書店でも、そういうのはちゃんと目立つように表示してほしいなあ。詐欺に合った気分。
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女子高生と警察関係者が殺されすぎ。
異常者ばかり。
まともな人が少なすぎた…。
西澤保彦さん、初めて読んだのかな?
この話を読んで、ひたすら心がザワザワした。
実際の殺人事件って本当はこうやって、ただひたすら理不尽の繰り返しなんじゃないかなって思った。
推理モノとは違う。
ほぼほぼみんな死んでモヤモヤが残る。
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『猟死の果て』改題。
警察/ミステリー/サスペンス
ミステリーとしては、ミッシングリンクが徐々に明らかになっていく展開が秀逸。
欠点は、あまりにも救いがないこと。登場人物の誰もが狂っていて、感情移入できないこと。
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面白さがよくわからなかった。
名前もたくさん出て誰が誰だかわかりにくかった。謎解きもスッキリ感がなかったし…あまり自分には合わなかったかもしれない。
他の作品は面白かった記憶があるので、違った作風のものなのかな?